2016.10.16
聴診器のむこうに 乗り換え先はウルトラマン
電車が大好きな男の子
おとうさんは、工場で本物の新幹線を作られています。
その縁なのか、いつも新幹線のリュックを背負って外来に来てくれます。
でも、今日は 新幹線のリュックではなく、
ウルトラマンの本を、大事そうに抱えています。
「おとうさんが子どもの頃の本を、実家からもらってきたんです」
と、おかあさん。
歴史を感じさせる黄色くなったページを開いて質問すると、
「これ、ウルトラマン、これ ウルトラマンタロー」と、全問正解。
新幹線から、ウルトラマンへの乗り換えは完璧です。
おとうさん自身の子どものときのウルトラマンへの情熱は
しっかりと、息子さんに引き継がれていました。
2016年10月16日
いたやどクリニック 木村彰宏