2021.08.30
カンガルーの本棚 大きなめだかに
重松清さんの「めだか、太平洋を往け」(幻冬舎文庫)を読みました。
主人公は、定年を迎えたアンミツ先生
小学校から送りだした卒業生に手紙を送ります。
みんな幸せになってほしいという先生の気持ちとは裏腹に
きびしい現実が待ち受けています。
それでも、子ども達、ひとりではないよ
「大きなめだかになって、太平洋を泳げ」と、先生はエールを送ります。
500ページを超える長編ですが、夏休み最後の日に一気読みしました。
2021年8月30日
いたやどクリニック 木村彰宏