伊吹有喜さんの「なでし子物語天の花」(ポプラ文庫)を読みました。
高校を卒業する前に、耀子は誰にも告げず家をでます。
車窓を見つめるうちに、ともに過ごした少女時代の思い出がよみがえります。
誰にも愛されない、だれも頼ることができない耀子
不安の中で物語は進んでいきます。
大河小説の2巻目も、つらくなる思いがする1冊です。
2022年8月26日
いたやどクリニック 木村彰宏