カンガルーの小部屋

2025.03.07

カンガルーの本棚 助け助け合い

朝日新聞取材班「8がけ社会」(朝日新書)を読みました。

2024年度出生数の見通しは、68.5万人、前年比5.8%の減少です。

人口減から心配される労働力不足、購買力減、そして高齢化

介護や公共サービスを受けたくても受けられない

そんな時代が、目の前に迫っています。

本書は、その時代に合っても希望を持ち続けることができる

社会の在り方を模索していきます。

若者と高齢者が対立するのではなく、一緒にこの危機を乗り越える仲間なのです。

この言葉が、カギになるのではないかと思いました。

いろいろなことを考えさせられる1冊です。

2025年3月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏