カンガルーの小部屋

2026.01.28

カンガルーの本棚 ゆったりまったり

上田健次さんの「中野薬師湯雑記帳」(朝日文庫)を読みました。

大学に合格し、上京してきた主人公には、東京は右も左もわからぬ街

駅で出会った青年に誘われるままに着いたのが、

中野に昔ながらにある銭湯「薬師湯」の一室

下宿代も食事代もいらず、代わりに銭湯の掃除を手伝うのが条件

そこでであった4人の風変わりな若者との暮らしが始まります。

大きな出来事はこれといってなく、一年が流れ、

先輩の下宿人は、薬師湯を卒業していきます。

下町の人情味あふれる作品です。

2025年1月28日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏