2010.02.16
カンガルーの本棚 そうだったのか!発達障害
生協さん(コープこうべ)の宅配便で、本が届きました。
とき・のりさ(斗希典裟)さんの「そうだったのか!発達障害」という本です。
本を購入するときは、書店でしばらく立ち読みをし、気に入った本を購入することが多いのですが、今回はカタログの題名にひかれて申し込みました。
ときさんの本は、発達障碍という重い話を、4こまマンガを使いながら、楽しく説明されていきます。
子どもや自分自身、また友だちの子どもが実際に体験した不適応行動の実例をあげられながら、違いを知ることを否定や排除に用いるのではなく、違いを知ることを援助の手がかりとして役立てる気持ちで紹介されています。
お子さんの毎日の行動に大変さを感じられているおかあさんや、子どもとつながりを持とうと思われている多くの方の、楽しめる入門書と思います。
2010年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏