カンガルーの小部屋

2011.05.18

7+8= 深夜の大捜査線

かいぎがおわって、おそくなってから、おとうさんが、かえってきました。  

おさんぽは、11じまえの、しゅっぱつです。

そらには、まんまるな、おつきさま。

こういうよるは、ボクのおはなが、「やせい」にもどります。

こうえんの、かなあみのむこうから、「ようぎしゃ」のにおいがします。

あたりは、とおくに、こうえんのあかりがみえるだけ。

ボクは、かなあみにとびついて、おとうさんに、おしえます。

おとうさんは、あしをとめて、カメラのあかりで、たんさく。

どうやら、「ようぎしゃ」のすがたを、かくにんしたようです。

かなあみの、むこうがわは、きゅうな「しゃめん」。

ボクは、とおまわりをして、しゃめんをかけあがります。

きのえだに、ひそんでいる、「ようぎしゃ」を、かくほ。

23じ09ふん。

「ようぎしゃ」かくほです。

「393こめ」のボールさんは、きいろい、おかお。

まんげつのよるに、であったのが、「ふうん」と、おもってくださいね。

ところで、うしろをあるく、おとうさん。

かたで、いきをしていますが、どうしたのですか。

これでは、あいぼうに、してあげませんよ。

                      2011年5月18日

                      いたやどクリニック小児科 木村 彰宏