カンガルーの小部屋

2013.02.23

聴診器のむこうに 最高のバレンタイン

2月14日から、1週間がたちました。

外来を訪れる中学生以上の男子に、今年の成果を質問します。

「冗談でしょ、ゼロです」

殆どの男の子の答えは、ゼロ。

夕方の外来に来られた中学2年生の男の子は、

ちいさな声で、「ひとつです」

耳元に顔をよせて、「ほんめい?」って、重ね聞きします。

男の子は、恥ずかしそうに「ほんめい です」

やったね、よかったね、さいこうだあ。

「食べずに、ずーっと飾っておきなさいよ」と、助言します。

「問題は、ホワイトデイだよ。女の子は、何をあげてもいいもんじゃないんだから、

よ~く、相手の好みをリサーチして、お返しを考えなくっちゃね」

アレルギーの相談以外にも、忙しい毎日です。

2013年2月23日

いたやどクリニック小児科 木村 彰宏