カンガルーの小部屋

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  • 2024.07.20

    あたまのよくなるカンガルー 痛いのはイヤ

    7月19日、帯状疱疹ワクチンの講演会に出かけました。

    子どもの水痘ワクチンが、定期接種になったことを機会に

    増えつつある帯状疱疹

    細胞性免疫をつけるためには、高齢者には生ワクチンは不向きとのこと

    自己免疫疾患との兼ね合いでお聞きした講演は、

    知らないことの連続です。

    まわりの先生は、内科と整形の先生ばかりで、少し恥ずかしく、

    それでも満足度100%の講演会でした。

    2024年7月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.06.23

    あたまのよくなるカンガルー かゆみのむこうに

    6月23日 かゆみの講演会に出かけました。

    講師は、三重病院の藤沢隆夫先生です。

    かゆみが与える患者さんへの負担

    そして、かゆみのカギになるIL-31への治療薬の話へと進みます。

    かゆみは、皮膚に付着した虫や異物を、かゆみとして認識し、

    搔くことで排除を試みる生体防御反応ですが、

    そのカギとなるIL-31受容体をブロックすることで、

    新たな問題が起きないかとの懸念を質問します。

    まだまだ勉強が必要ですね

    (後日、喘息との関係の論文を見つけました)

    2024年6月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.06.12

    あたまのよくなるカンガルー 実感を持てるかが

    6月11日ハーバーランドで開かれた「RSワクチン」の講演会に出かけました。

    講師は、北野病院の丸毛聡先生です。

    RSウイルス感染の特徴から始まり、

    先生の病院でのご経験に話が進む頃より、お話しに熱がこもり始めます。

    統計的な説明では納得できるものの、

    簡易な検査手段がなく、目の前の成人の患者さんがRSウイルス感染症なのかどうかが

    鑑別がつかない現状では、医師も患者さんもRSウイルス感染の怖さの実感が持てないでいます。

    知識と、実感とのギャップをどう埋めていけばよいのか、

    迷いながらの講演会でした。

    2024年6月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.04.21

    あたまのよくなるカンガルー 続いて小児科学会

    4月21日 お休みの日

    朝から、夕方まで 127回日本小児科学会にWEB参加しました。

    耐性菌対策

    臨床系研究の倫理と適応規制

    5才時健診

    教育現場での小児科医の役割

    イヤホンを耳に、画面を見つめ、記録をとり、

    あたまは充実、目と耳はお疲れさまでした。

    2024年4月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.04.20

    あたまのよくなるカンガルー 春の小児科学会

    4月20日 127回日本小児科学会に参加しました。

    福岡の会場に現地参加した高木先生の留守番をしながら、

    外来診療の後、WEB参加します。

    腎臓の機能と構造

    医療統計の基礎知識

    2つの講義を聴講し、テストに挑戦して終了します。

    アレルギーの講演と少し離れた演題は、新鮮で充実した時間を過ごしました。

    2024年4月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.04.18

    あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港

    4月17日 RSウイルスワクチンの講演会にでかけました。

    会場のホテルに着くと、夕暮れの港に海王丸が泊まっています。

    暮れていく港に帆をおろし、美しい船体をみせてくれます。

    講演会の開始までの時間、急いで岸壁まで降り、写真に収めます。

    講師は、東邦大学の松瀬厚人先生。

    RSウイルスの基礎知識、感染経路や、感染後の予後について

    RS研究の第一人者ならではのお話をおうかがいします。

    ご講演が終わるとすぐに先生のもとに駆け寄り、追加質問をします。

    海王丸と、すばらしいご講演と

    最高の夜になりました。
    2024年4月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.04.14

    あたまのよくなるカンガルー 深い話に

    4月13日、ADHDの講義を聴講するために、三宮に出かけます。

    BOOK OFFで8冊の小説を買い込んで、会場は一番乗り。

    今日の講師は、田中究先生です。

    親の困りごとと、子どもの困りごと

    親や、学校の先生からの一方的な情報収集だけでなく、

    子どもの声を聴いて考える大切さを強調されます。

    とても深いお話しに、納得、大納得

    いい講演会に参加することができました。

    2024年4月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.19

    あたまのよくなるカンガルー 一番に知りたいことが

    2月18日 アトピー性皮膚炎治療薬の講演会に出かけました。

    テーマは「疾病負荷」と「掻痒のメカニズム」そして「思春期アトピー」

    どのお話しも、今一番知りたいことばかり。

    文献名を手早く控え、お話しの進め方に耳づつみを打ち、

    あっという間の2時間が過ぎました。

    会場を出ると、ホテルのロビーにはおひなさま飾りが

    もうすぐ3月なんですね。

    2024年2月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.16

    あたまのよくなるカンガルー きれいなお庭で

    2月15日アトピー性皮膚炎の勉強会に出かけました。

    会場の庭は、色とりどりの電飾で飾られています。

    おふたりの先生による、アトピー性皮膚炎のお話は、

    あたらしいことと、確認することと

    懐かしお顔に合うこともでき、

    楽しいひと時を過ごしました。

    2024年2月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.03

    あたまのよくなるカンガルー 眠りの意味

    2月3日、小児科の兵庫地方会に出かけました。

    今日の目玉は、「小児の睡眠と神経発達」です。

    講師は、大阪大学の谷池雅子先生。

    3歳までの睡眠の質が、思春期の情緒障害やうつに関係すると言われます。

    発達障害との関連

    そして、良い睡眠を得るコツ

    子どもの潜在能力が最大限に開花するようにと力説されます。

    会場の兵庫医大平成記念会館を出て、阪神電車を待つと、

    やってきたのは、須磨スペイン村のラッピングカー

    外来診療の後でお聞きした、講演会の疲れが吹っ飛ぶ、わくわく感いっぱいの電車です。

    2024年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.01

    あたまのよくなるカンガルー 今日は肺炎の授業です

    2月1日 「肺炎診療ガイドライン」の講演会に出かけました。

    講師の先生は、関西医大の宮下修行先生です。

    まず呼吸器感染症の発生場所別の肺炎分類

    市中での発生、医療養護施設での発生、院内発生、人工呼吸器関連発生

    つぎに肺炎の菌種別の分類、

    肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、マイコプラズマ、レジオネラ

    そして、抗菌薬の適切な使用選択

    肺炎り患後に、ADLが低下し、寝たきりにならないようにと

    最後に、今年はマイコプラズマが流行するかもしれないと締めくくられ

    講演会は終了しました。

    ホテルのロビーの写真を撮り、パンパンの頭で帰路につきました。

    2024年2月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.01.30

    あたまのよくなるカンガルー 難しい病気

    1月27日、医学生との模擬面接を終えた足で京都まで

    HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。

    近畿、中部、東海から集まられた先生とともに、講義を聴講します。

    目安となる的確な検査が乏しく、診断が困難なために

    日本では診断を受け、治療が開始されるまで平均15年を要すると言われます。

    症状が出ているときだけでなく、症状が出ていないときも

    その人に重くのしかかる疾患。

    その重みを受け止めて、外来診療を続けようと思いました。

    2024年1月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.21

    あたまのよくなるカンガルー 何が流行っているの

    12月21日仕事帰りに、「肺炎治療」の講演会に出かけました。

    講師は、倉敷中央病院呼吸器内科の石田直先生です。

    コロナ禍の始まる前と、その真っ只中、そして今と

    時期を分けて、外来や入院治療を要する肺炎の講義を受けます。

    どの菌種は、どの抗生剤が有効なのか、

    肺炎治療の講義を受ける機会はあまりないので新鮮です。

    次の流行に備えて、準備を急ぎます。

    2023年12月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.16

    あたまのよくなるカンガルー わくわくドキドキ

    12月15日 皮膚科の先生方の勉強会に混ぜていただきました。

    講師は、神奈川県立こども医療センター小児皮膚科の馬場直子先生です

    小児科として知っておかなければならない皮膚疾患

    神経線維腫、扁平母斑、結節性硬化腫、スタージウェーバー症候群などなど

    アトピー性皮膚炎と鑑別しなければならない皮膚疾患

    腺病性苔癬、ビオチン欠乏症、ネザートン症候群、高IgE症候群、疥癬などなど

    病気の名前は知っていても、小児科ではあまり経験しない病気を

    経過ごとの写真で講義されます。

    午前診療、避難訓練、午後診療と休み時間がなく、

    ギリギリに飛び込んだ講演会。

    わくわくドキドキの時間を過ごすことができ、

    無理をしてでも勉強してよかったと思いました。

    2023年12月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.13

    あたまのよくなるカンガルー 原点に返って

    12月12日 慢性咳嗽の講演会を聴講しました。

    講師は、兵庫医大耳鼻咽喉科の都築建三先生

    慢性副鼻腔炎、嗅覚障害など、

    内科や、小児科、呼吸器内科の先生方からお聞きするお話しとは

    異なる視点からの講義です。

    慢性咳嗽というひとつの症状への、角度を変えてのお話しに、

    学生時代に戻った気持ちがしました。

    2023年12月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.09.08

    あたまのよくなるカンガルー 掛け持ちはつらいよ

    9月7日 発達外来の後、参加したい講演会が3つ重なります。

    ひとつは、てんかんと発達障害

    もう一つは、喘息の吸入療法

    考えた末、一つ目は移動中にスマホで聴講します。

    喘息講演の会場に入り、開始1分前までイヤホンを付けて聴講し

    喘息は東北大学呼吸器内科の玉田勉先生が講師役。

    会が終わって、20分ほど玉田先生を独占して質問をします。

    最後は、お願いしてカメラでツーショット。

    忙しいけれど充実した一日になりました。

    2023年9月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.08.03

    あたまのよくなるカンガルー ひさびさにお会いして

    8月1日夜、アトピー性皮膚炎の講演会に参加しました。

    講師は千葉の井上祐三郎先生です。

    テーマは、「思春期のアトピー性皮膚炎患者との向き合い方」

    抑うつや内向的な性格形成など、病気からくる心理面のお話をお聞きします。

    対人関係のストレス、そしてかゆみからくる睡眠障害

    アトピー性皮膚炎は、皮膚の病気だけでなく

    心理面からの支えも重要だと痛感しました。

    2023年8月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    R3

  • 2023.07.30

    あたまのよくなるカンガルー 車酔いにもまけないで

    7月29日、大阪で開かれた喘息の講演会を聞きに出かけました。

    お題は、好酸球性炎症と、重症喘息外来の2題です。

    増えるとよくないと言われる好酸球

    以前から、その性質には数種類あると言われているのですが、

    脂質代謝を指標に、その性質を分ける研究成果をお聞きします。

    深く理解するにはこれからですが、

    新しい世界にワクワクです。

    2023年7月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.29  (6)

  • 2023.07.16

    あたまのよくなるカンガルー コロナころな

    7月15日、「新型コロナ感染症」の講演を視聴しました。

    外来が終わり、急いで帰宅し、14時からの開始に滑り込みます。

    1つ目の演題は、「小児の新型コロナ感染症」県立こども病院笠井正志先生のお話し。

    2つ目の演題は、「ワクチンとウイルス変異」神戸大学の森庸子先生のお話しです

    2演題ともとても興味深く、新型コロナ感染症を違った角度から理解することができました。

    確認テストも合格し、満足度アップの週末です。

    2023年7月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    unnamed1

  • 2023.07.11

    あたまのよくなるカンガルー こどもかいぎってなあに

    7月9日は、「25回子どもの心研修会」の二日目です。

    睡眠外来、養育不調、こどもかいぎ、ASDの4つの演題を聴講します。

    豪田トモ映画監督のおはなしは「こどもかいぎ」

    輪になって自由な雰囲気の中で、子どもどうしが話しあいます。

    自分が発言しても、しなくても尊重され、

    お友だちの話を聴いて、考える。

    映像を見ながら、子どもが持つコミュニケーションの力に驚きます。

    何冊かの読書候補が、また見つかりましたよ。

    2023年7月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    R9

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