カンガルーの小部屋

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  • 2011.10.20

    かんがるうっ子 かにギョウザ

    子どもは、修学旅行で、生八つ橋を作る体験。

    出来上がりを見た、係のおねえさんに、「これ、ギョウザ?」と、聞かれます。

    子どもの答えは「・・・」

    帰宅後、生八つ橋を見せて、尋ねます。

    「おかあさん、これ、なにに見える?」

    即答で、「ギョウザ」

    わたしが帰るのを待ちかねたように、尋ねます。

    「おとうさん、これ、なにに見える?」

    わたしの答えは、「カニかなっ」

    本当は、扇の形を作りたかったようなのですが・・

    「ギョウザって、言われるより、カニって、言われる方がよかったわ」

    やったー。これで、子どもポイント1点獲得です。

    2011年10月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2011.10.19

    かんがるうっ子 いってらっしゃい

    今日から子どもは、修学旅行。

    見送りに、学校まで出かけます。

    出発式が終わり、さあ、出発だ~。

    「いってらっしゃ~い」

    体育館の2階から、元気な声が聞こえます。

    東大寺の大仏さまに、きちんと、ごあいさつをするのですよ。

    奈良公園の鹿さんに、ガブリとされないように、気をつけるのですよ。

    たくさんの心配事をよそに、バスは出発します。

    2011年10月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2011.10.03

    かんがるうっ子 おやじっ子ツー

    東京から帰ってきた私を捕まえて、子どもが質問します。

    「東京の運動会では、リレーは、無いねんてねえ」

    「どうして?」と尋ねると、

    「徒競争(東京走:とうきょうそう)だから」

    それって質問じゃなくって、ダジャレでしょ。

    2011年10月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.10.02

    かんがるうっ子 土台っ子

    6年生と言えば、組み体操。

    体重が重くなった子どもは、尋ねるまでもなく「土台っ子」

    背中に友だちを乗せて、歯をくいしばります。

    全員で作った3段ピラミッド。

    とても上手にできました。

    入学した時のガリガリの体が、6年たってしっかりとしてきました。

    それだけで、大満足の一日です。

    2011年10月2日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.10.02

    かんがるうっ子 晴れてよかったね

    週間天気予報では、金曜と土曜は雨マーク。

    運動会の実施があやぶまれます。

    早起きして、子どもと学校まで下見に出かけます。

    正門には、実施のお知らせで一安心。

    まだ6時半を回ったばかりの時間なのに、校庭では先生方が準備に大忙しです。

    帰り道、ハッちゃんとナナちゃんを走らせて「赤勝て、白勝て」と盛り上がります。

    さあ、小学生最後の運動会。

    楽しく過ごせますように。

    2011年10月2日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.09.17

    かんがるうっ子 おやじっ子

    子どもと、回転寿司に行きました。

    あじを食べては、「いい、あじやね」

    いくらを食べては、「これ、いくら」

    はまちを食べては、「ハウマッチ」

    ひらめを食べては、「いいこと、ひらめいた」

    寒いギャグを連発しながら、お寿司を10皿と、おうどんと、ジュースと、デザートと。

    今夜は、小太りの「おやじっ子」に変身です。

    2011年9月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2011.08.31

    かんがるうっ子 皆勤賞

    夏休みのラジオ体操も、今朝でおしまい。

    出席カードを見せて、ごほうびをもらいます。

    今年のかんがるうっ子は、皆勤賞。

    ノートに、クリアファイルに、蛍光ペン。

    「わたしも、皆勤賞なのに」と、ナナちゃんががっかりしています。

    おうちで、ナナちゃんと記念写真。

    「やめて、ナナの毛がつくやんか」と、おねえちゃんはご立腹。

    夏休みも、あと一日になりました。

    2011年8月31日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.29

    かんがるうっ子 わしのを貸そうか

    祖父宅へ出かける時に、子どもは、ウォークマンと、サングラス姿。

    「耳が悪いんか。わしの余っている補聴器を貸そうか」と祖父に言われて、子どもは赤面します。

    サングラスを見て、「あっ、目も悪いんか」

    大丈夫ですよ、耳も目も何ともありません。

    悪くなったのは、口だけですからね。

    口の悪さは、おじいちゃん、おとうさん譲りです。

    お医者様も、どうしようもないと、さじを投げていますよ。

    2011年8月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.28

    かんがるうっ子 かにかまレタス

    雨上がりの公園は、蚊たちの台所。

    虫よけスプレーを忘れた子どもが、今朝のごはんネタです。

    ラジオ体操の間にも、蚊が群がります。

    「かにかまレタス」

    子どもは、わけの分からないことを言って、わたしを見ます。

    「えっ、かにかまレタス」と聞き返しますと、

    「じゃなくって、蚊にかまれた」

    音楽に合わせて手を振りながら、蚊をたたき、飛び上がりながら、蚊を追い払います。

    ラジオ体操第3の誕生の瞬間です。

    2011年8月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.22

    かんがるうっ子 ハッちゃんゆずりの

    近くのCOOPさんで開かれている、ミニ縁日。

    子どもは、スーパーボールすくいに挑戦します。

    20個をすくって、4つのボールをもらいます。

    さすが、ハッちゃんのおねえさん。

    ボール集めは、上手です。

    2011年8月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.08.21

    かんがるうっ子 あたらしいお仲間さん

    夏休み、天橋立に出かけました。

    お寺に通じる山道で、子どもがクワガタを見つけます。

    袋に入れて、神戸まで運びます。

    カゴを探して枯れ木を入れて、寝床を作ります。

    名前はないけど、今日からは新しいお仲間さん。

    今夜の食事は、ジャムですよ。

    2011年8月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.07.22

    かんがるうっ子 いってらっしゃい

    小学校は、夏休みに。

    お休みに入る前の、会話です、

    ランドセルの背中姿も、1年を切りました。

    それでも、登校時の心配は続きます。

    「車に気をつけてね」

    「わかった」

    「ネコがいても、追いかけたら、あかんよ」

    「なんでやねん」

    「電信柱に、おしっこしたら、あかんよ」

    「・・・」

    「わたしは、ハッちゃんじゃないからね」という、つぶやきが、聞こえそうです。

    2011年7月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.19

    かんがるうっ子 父の日に

    父の日に、子どもから、カードをもらいました。

    ワンちゃんの形をした、カードです。

    中に、メッセージが書いてあります。

    「いっしょに、片づけ、がんばろうね!」

    一番苦手なところをつかれたので、うれしいような、困ったような、不思議な気持ちになりました。

    2011年6月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.06.12

    かんがるうっ子 今までで一番の恥ずかしさ

    子どもの学校での授業が決まってから、準備がはじまります。

    ラミネートの機械を買いに行き、パソコンで調べた資料を整理します。

    カードを、首からぶら下げる組みひもを探し、シールも購入。

    ここまでは、家族の協力体制も万全です。

    ある日、おとうさんが、病院から、アフロヘアを借りてきました。

    とたんに、子どもの表情が、けわしくなります。

    お休みの日に、百均のお店で、大きなネクタイと、変装メガネを購入します。

    子どもの表情が、伏し目がちになります。

    いよいよ授業の当日。

    クラスのみんなに分からないように、完全変装姿で、多目的室で待機します。

    「あっ、外人がいる。」

    子ども達の反応は、上々です。

    遅れて入ってきた子どもの顔は、見る見る真っ赤に。

    近寄ってくると、わたしの背中に、きつい張り手をします。

    「今までで、一番恥ずかしかったわ」

    そういいながらも、帰り道に、手をつないでくれたので、安心です。

    今日は、みんな疲れました。

    はやく眠ることにしましょうね。

                          2011年6月12日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

  • 2011.06.08

    かんがるうっ子 マスクをして

    子どもは、風邪気味。

    今日も、マスクをして、登校です。

    「一日中、ちゃんと、マスクしときよ」と、おかあさんからの指示。

    「ピアニカを吹くときは、はずしてもええんやろ?」と、子どもの疑問。

    「給食のときも、はずしてもええよ」と、わたしの追加。

    子どもが困らないように、細部まで指示をし、きめ細やかな、送り出しをします。

                          2011年6月8日              

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.05.31

    かんがるうっ子 ぞうさんに

    「おとうさん、みてみて」

    車の中で、子どもが、声をかけます。

    見ると、「ぞうさん」に変身。

    タオルで長いお鼻を作り、頭を上下に振り動かします。

    なかなかの作なので、繰り返し写真を撮ります。

    一発芸の血筋は、おとうさんゆずりなのですね。

                          2011年5月31日 

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.05.30

    かんがるうっ子 台風いっか

    台風一過、神戸に発令されていた「大雨警報」も解除されました。

    子どもは、急いで登校の準備。

    「台風一過って、知ってる?」と、おかあさんが尋ねます。

    「それって、台風のおとうさんと、おかあさんと、おねえさんと、いもうとが、手をつないで、やってくることやろ?」と、子ども。

    なるほど、台風一家ですよね。

    さしずめ、我が家は、「じょうだん一家」です。

    遅れないように、学校に、いってらっしゃい。

                         2011年5月30日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏  

  • 2011.05.21

    かんがるうっ子 よこしまな服

    通販のカタログを見ながら、子どもが、おかあさんの服を選びます。

    指さす服は、どれも、ボーダー柄。

    おかあさんが、「ボーダー柄の服は、肥って見えるんですけども」と、言います。

    子どもは「だって、おかあさんは、『よこしまな』イメージがするから」と、答えます。

    よこしまな、おかあさん。

    「邪まな(よこしまな)」という言葉を、辞書で調べるようという指示が、おかあさんから出されたことは、言うまでもありません。

                          2011年5月21日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.05.20

    かんがるうっ子 校舎恐怖症

    今日は、子どもの合同遠足。

    一年生とペアになり、動物園に出かけます。

    お弁当を作ってもらって、出かける前に、いくつかの注意をしました。

    「一年生の子が、怪我をしないように、注意してあげてね」

    「ライオンさんに、『お手』って、したら、ダメよ」

    「ゾウさんのお鼻に、ぶら下がったら、ダメよ」

    「キリンさんの首に、登ったら、ダメよ」

    あきれ顔で聞いていた子どもが、ここまできて反論しました。

    「大丈夫、わたし、『こうしゃきょうふしょう』だから。」

    エッ、それも言うなら、高所恐怖症でしょう。

    校舎恐怖症なら、学校へ、行けなくなりますよ

                          2011年5月20日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.05.10

    かんがるうっ子 くらべっこ

    「朝ごはんをドライフーズにしたら?」という話題のあと、子どもが尋ねます。

    「おとうさん。病院と、家と、どっちがきついと思う?」

    なんという、微妙な質問なのでしょう。

    そこで、正直に答えました。

    「中華料理と、お好み焼きと、どちらが食べたい?。あなたと、ナナちゃんと、どちらがかわいいと思う?」

    そこへ、おかあさんが助け舟。

    「ナナちゃんは、『起きなさい』って言えば、すぐに起きるし。『お散歩よ』って言えば、すぐにお散歩に行く準備をするし。」

    おかあさんの助言は、ふたつから、ひとつを選ぶときに、いいヒントになります。

    たとえ話のひきあいにだされた子どもは、「自爆したわっ」と、早々に登校の準備をします。

    人生では、いろいろな場面で、「究極の選択」を迫られることがあるでしょう。

    家庭での、小さな会話が、案外良い勉強になるのかも知れませんね。

                          2011年5月10日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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