カンガルーの小部屋

 カテゴリー 一覧

  • 2010.10.18

    かんがるうっ子 まがたま

    小さな石片と、ヤスリを手渡されます。

    今日は、子どもの小学校の親子カルチャー

    ヤスリで磨いて、作るのは「まがたま」

    弥生時代のアレです。

    本物よりも、10倍柔らかい石片のため、膝に置いた新聞紙の上には、みるみる石の粉がたまります。

    私の作ったのは、穴がふたつ開いた「ぶたのはな」

    これでは、大王様に献上できそうにもありません。

                           2010年10月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.15

    かんがるうっ子 こだま転がし

    テレビから流れる歌声を聞いていて、「これって、こだま?」って、子どもが尋ねます。

    「輪唱だと、思うけど」と答えます。

    「だったら、こだまって何?」と、聞きますので、

    「こだまってねえ、東京まで走っている特急のこと。スイカの小さいのもこだまっていうよ。大玉転がしの小さい版もあるかな。」と、教えます。

    運動会でビー玉みたいな小さなこだまを、転がしていく競技があると、さぞかし疲れるだろうなって考えて、家族みんなで大笑い。

    子どもの間違いは、家族に笑いを誘います。

                           2010年10月15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.12

    かんがるうっ子 人質っ子

    おつかいを頼まれて、子どもとふたりで、近場のスーパーへ。

    買い物を済ませ、レジを打ってもらう途中で、お財布を忘れたことに気がつきました。

    子どもが「どうすればいいの?」って、聞きます。

    とっさに「あなたは人質」と言い残して、お財布をとりに戻ります。

    急いでスーパーに戻ろうと、クロックスで走り出すと、暗がりでつまづいて、スッテンコロリン。

    お財布を忘れると、子どもを人質にとられるし、転んで痛い思いをしますので、気をつけてくださいね。

                           2010年10月12日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.11

    かんがるうっ子 すなめりちゃん

    ひとはく(人と自然の博物館)に展示されている「すなめり」は、いるかの仲間ですが、くちばしがなく、まあるい顔をしています。

    子どもの顔とそっくりなので、子どものあだ名を「すなめりちゃん」に変えることにしました。

    うちの「すなめりちゃん」は絶滅危惧種だけに、いろいろと変わった行動をします。

    今朝の朝食は、コーンフレークに手作りジャムを混ぜて食べます。

    お茶が熱すぎて、湯飲みを持てないことが分かると、ナイロン袋を渡してくれます。

    ナイロン袋では滑るし、熱いし、せっかくの親切心が役に立たないことが分かると、「ナイロン袋は、熱が伝わらナイロンと思ったのに」

    朝から、まわりをさむ~い状態にする特技を使います。

    うちの「すなめりちゃん」

    大切に育ててあげますから、元気で大きくなってくださいね。

                           2010年10月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.07

    かんがるうっ子 食べても大丈夫?

    おかあさんの風邪が治りません。

    とたんに課題になるのが、3度の食事。

    子どもと、歩いてスーパーに買い物に出かけました。

    食べやすいものをと、夕食はおうどんにすることにしました。

    うどん玉、だし汁、あげ、きざみネギ、かき揚げ天ぷらを、カゴにいれます。

    「おとうさん、だいじょうぶ?。食べられヘンものができても、しらんよ」と心配そう。

    子どもは、出来合いの「鍋焼きうどんセット」を、手にとります。

    そう言えば、わたしが食事を作るのは、10年ぶり。

    子どもの記憶には、ないようです。

    できあがったおうどんを、子どもはすぐには食べません。

    「できばえを警戒をしているのかな」って、見ていますと、単に熱かっただけ。

    少しさめてから、おいしく食べてくれました。

    今回は材料を買いそろえて、お鍋で温めただけのこと。

    これがわたしの限界と思いながら、少しだけ得意になりました。

                           2010年10月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.07

    かんがるうっ子 ブドウ糖

    子どもは風邪気味で、食欲がありません。

    起きるなり「ジュースの残り、飲んでいい?」と、尋ねます。

    「朝は、ブドウ糖が必要だから、いいよ」と、おかあさん。

    「エッ、ブドウ糖は、ブドウに含まれているんと、違うん」

    たしか、ブドウは10個食べてもブドウトウには、ならないはず。

    今朝のデザートは、ちょうど「種ありブドウ」です。

    試しに、ナナちゃんに食べさせることにしました。

    何だろうという顔をして、なめて、転がして、一気にゴクン。

    ナナちゃん、ブドウ糖は、含まれていましたか?

                           2010年10月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.27

    かんがるうっ子 うちの子になって

    「ハッちゃんの目が、かわいくなったね。ナナも、かわいいし」と、わたし。

    「うちにくる子は、みんな、かわいくなるね」と、おかあさん。

    「そしたら、わたしも、かわいい?」って、子ども。

    ハイ、かわいいですよ。

    来たときには、それなりでも、だんだんとかわいくなるのが、我が家の魔法です。

    よかったね、みんな。

                           2010年9月27日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.27

    かんがるうっ子 一夜があけて

    運動会から、一夜が明けて、子どもの顔はパンダ模様。

    「ねえ、おとうさん。なんで、ほっぺたの方が、鼻より焼けてるの」と、おかあさんが尋ねます。

    「それはね、太陽に近いところほど、強く焼けるからだと思うよ」と、科学的に解説します。

    自分で解説しながら、「ということは、鼻より、頬が高いと言うことかな」って、新たな疑問がわいてきました。

    心配になり、子どもの横顔を見つめました。

                           2010年9月27日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.26

    かんがるうっ子 みんな頑張りました

    2年生はフープ、3年生は旗を使って、4年生は棒体操、そして6年生は組体操。

    どの子どもも、真剣に演技をしています。

    その学年にできる、精一杯以上の演技です。

    でも、大勢の子ども達のなかに、どうしても弱々しかったり、テンポがずれる子どもが気になります。

    発達の問題があるのかなと、つい専門家の目でみてしまします。

    「頑張っているね」

    おかあさんの声が聞こえます。

    「そう、がんばってる・ね」

    観察者の目が、おとうさんの温かい目に変わるのを感じます。

                           2010年9月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.09.26

    かんがるうっ子 総合成績は

    帽子の色は、今年は赤、去年は白というように、流動的。

    赤白対抗戦とは言っても、学年も進むと、赤か白かは、あまり大きな問題ではありません。

    それでも、成績ボードの数字は、気になります。

    成績に関係する演技は11種目。

    前半では、赤5点、白1点の赤圧勝。

    お昼をはさんで、白の反撃が始まります。

    6点対6点で迎えた最後の種目は、子どもが出場する対抗リレーです。

    運動が苦手なわたしは、運動会というと、よい思い出はありません。

    走るといつも、最後にゴールですし、おどりは緊張ばかりで楽しめません。

    一番でバトンを受け取った子どもは、そのままの順位で、次に手渡します。

    コーナーを曲がる走りっぷりは、なかなかのもの。

    「わたしに似たから」と言うおかあさんに、反論の余地はありません。

                           2010年9月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.26

    かんがるうっ子 肉食系女子

    騎馬戦は、5、6年生男女が一緒になって闘います。

    馬になる人が3人と、上になる人が1人のひとチーム。

    総当たり戦、一対一、勝ち抜き戦、そして大将戦。

    上になる人を代えながら、戦います。

    どちらかというと、内弁慶の子ども。

    馬の上にのり、気合い十分です。

    戦績は、一勝一敗。

    あなたは、しっかり肉食系女子です。

                           2010年9月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.26

    かんがるうっ子 少しずれてたよ

    プログラムが進むと、エイサーの出番。

    そろいのハッピを身につけ、はちまきをキリリと締めます。

    ひとりでは難しい子どもは、一列に並んで、手助けをします。

    さあ、エイサーの始まりです。

    指笛の音も軽快に、太鼓をうちならし、踊ります。

    同じ衣装なので、子どもの姿をとらえるのは、とても大変です。

    「やったね。じょうずだったよ」と拍手をしますと、「少しずれてたから」と、自己採点は不合格。

    足をほぼ直角までにあげて、バランスをとって、おとうさんは十分に感動しましたよ。

                           2010年9月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.26

    かんがるうっ子 今日はこどもの運動会

    おかあさんは、いつもより早起きして、お弁当作り

    わたしと、子どもは、一緒にナナとハッちゃんの朝のお散歩。

    そう、今日は子どもの運動会です。

    席をとるために、ほかの人に負けないように登校します。

    アウトドア用の椅子とテーブルをセットして、子どもの観覧席のうしろに陣取ります。

    入場門に、退場門。

    ラインも引かれ、始まるのを待つばかりです。

                           2010年9月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.23

    かんがるうっ子 アヒルになったよ

    「おとうさん、見て、見て」

    居酒屋で、子どもが呼びます。

    みると、いつの間にか、アヒルに変身しています。

    「パソコンの、デスクトップの背景に、設定させてね」と頼みましたが、これは却下。

    次は、何に変身するのか、楽しみです。

                           2010年9月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 一気にゴクン

    2リットル入り水筒を、買ってはみたものの、どのように飲むのか心配です。

    子どもに実演してもらいました。

    水筒を大きく持ち上げて、一気にゴクン。

    豪快な飲みっぷり。

    さすが、おかあさん譲りです。

    将来が楽しみなシーンです。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    かんがるうっ子 どちらがこわい

    子どものお友だちが、怖い話をしてくれたそうです。

    「そう、それで、そのおばけと、おかあさんと、どっちがこわい?」って、尋ねます。

    「エーッと、エーッと・・」

    おかあさんの顔が、少し険しくなります。

    「そしたら、おばけと、妖怪と、おかあさんとでは?」と、答えやすいように誘導します。

    「エーッと、エーッと・・」

    数秒たっても、答えあぐねています。

    おかあさんが、「ウーッ」と、うなり声をあげはじめます。

    わたしは、どちらの味方もできずにオロオロ。

    子どもには、おあいそ・社交辞令と言う言葉を、教えることにしました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.20

    かんがるうっ子 リサとガス

    リサとガスパール展に行きました。

    1999年生まれと言いますから、こどもと同い年です。

    原画は、油絵の光沢が美しく、一点一点、楽しく見てまわりました。

    中でも、「リサとガスパール えいがかんにいく」の絵とお話しが気に入りました。

    アイスを食べて、こぼしてしまって、ハンカチの代わりにお口を拭いたのは、なんとおとうさんの帽子です。

    あわてて、トイレできれいに洗い、戻ってくると、おとうさんは何が起きたのかも知らないで、眠っていました。

    陰影の濃い色調で描かれた、リサとガスパールの表情がおもしろく、一押しの作品です。

    原画展を見てまわりながら、リサとガスパールに、兄弟がいることを知りました。

    リサのおうちには、パパ、ママと、おねえさんのビクトリア、妹のリラ。

    ガスパールのおうちには、パパ、ママと、おにいさんのシャルル、妹のルイーズ。

    マフラーの色で区別ができます。

    うちのおねえさんと、ナナ、ハッちゃんも、これからは、マフラーで区別しようかなっ。        

                           2010年9月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.18

    かんがるうっ子 エイサー

    運動会を前に、子どもの頭の中は、演技種目の「エイサー」一色です。

    「では、問題です。3曲のエイサーの曲名は、なんというでしょう?」と聞かれます。

    これは、難問です。

    確か会話の中で、子どもが何やら言っていた記憶があるのですが、覚えるモードで聞いていなかったの、解答できません。

    テストの時、「分からなくても白紙で出してはいけない」と言う教訓が思い出されます。

    「一つ目が、あんたがたどこさ、で、2番目がでかんしょ。そして最後が、河内音頭。」と、空白を埋めます。

    子どもは、「またか」という顔をして、答えます。

    「アサドヤユンタ、ホーネンオンド、トーシンドーイ」

    ネットで調べますと「安里屋ユンタ、豊年音頭、唐船ドーイ」と書くようです。

    こんど質問されたときには、全問正解をめざします。

      2010年9月18日

      いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.16

    かんがるうっ子 ガリレオ

    子どもは、夏の旅行以来、「探偵ガリレオ」に、はまっています。

    文庫本を読んだり、テレビドラマのDVDを見たり、少しの時間を見つけては夢中です。

    一緒にDVDを見たあと、「おとうさんは、どこがおもしろい?」と聞きます。

    「科学的に事件を解決するところかなっ」と答え、「あなたは?」と、返します。

    「主人公ふたりの、微妙な関係かなっ」

    おとなと、子どもと、答えが入れ替わったような会話になりました。

                           2010年9月16日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.13

    かんがるうっ子 2リットル

    9月になっても、猛暑はおさまりません。

    運動会の練習は、まだ涼しい一時間目。

    それでも、持って行かせたお茶は、あっという間になくなります。

    もっと大きな水筒をと、1リットルのタイプを買いましたが、足りません。

    それではと、こんどは2リットル入るタイプを買いました。

    肩から下げる、バケツのように見えます。

    「お湯1000cc、お塩3g、お砂糖40g」それに、酎ハイ用のレモン果汁を加えます。

    できたての熱々は、砂糖の甘さが勝っておいしいものではありません。

    冷蔵庫で冷やすと、お手製のスポーツドリンクの完成です。

    睡眠を十分にとって、熱中症に気をつけましょうね。

                           2010年9月13日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

16/21