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2010.07.06
かんがるうっ子 忘れていたトレーニング
自然学校の前には、ひぐまに襲われたときのために、トレーニングを積みました。
そうです、「いち、あと、に、おし、さん、にげろ」のあれです。
自然学校では、何事もなかったものですから、安心していましたら、アウトドアのお店で
大きなクマに遭遇しました。
トレーニングのことは、すっかりと忘れていましたので、危機管理を見直すつもりで写真をパチリ。
警備員さんが、不思議そうに見ていました。
2010年7月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.21
かんがるうっ子 夏至のおまじない
今日、6月21日は夏至。
一年で一等、日が長い一日です。
朝起きると子どもが、「今日はお風呂にはいる日?。かぼちゃの」
あれっ、確かかぼちゃを食べるのは冬至の日の風習ですし、冬至にお風呂に入れるのはユズのはず。
でも、お風呂に大きなかぼちゃがポカポカと浮いている姿を想像すると、愉快になります。
かぼちゃを枕にして、のんびりとお風呂につかりましょうか。
2010年6月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.20
かんがるうっ子 最後のおいこみ
子どもは、おきるなり勉強机のまわりを、辞書やミニバッグをつかってガードを固めます。
はさみやのりを使って、作業の開始です。
「少しだけ見してあげる」と、紙で作ったナナやハッちゃんのパーツを、チラリと見せてくれます。
父の日の当日。
構想4週間。手作業2週間の成果が明らかになりました。
ノート大のカードの表紙はカンガルー。
おなかには、無料肩たたき券が入っています。
開けると、カピバラさんと、アルパカさんと、ナナと、ハッちゃんが総出演。
宝物がまたひとつ、増えました。
2010年6月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.14
かんがあるっ子 赤と白
子どもの学校公開dayの3時限目は、道徳の時間です。
配られたプリントには、次のように書かれています。
「5年生のA子さんは、みんなから信頼されている図書係です。図書館を閉める時間が来たときに、B君が本を一日だけ借りたいと頼みます。B君は学校代表で理科の研究発表の調べものをしていました。でも、どうしても時間が足りないので、図書館の本を借りたいと言うのです。しかし、その本は貸し出し禁止のシールが貼ってあります。A子さんは、貸すべきか、貸さないでおくべきか悩みました」
「貸そうと思うひと」は、白の帽子を、「貸さないでおこうと思うひと」は、赤の帽子をかぶり、教室の席を移動します。
クラスの結果は、白1、赤3に分かれ、ディベートがはじまります。
先生と子どもが、A子さんとB君の役割を演じてみせ、討論がさらに白熱します。
わたしの子どもの帽子の色ですか。
それは、ひみつです。
でも、わたしの子どもらしい考えだなと、うれしくなりました。
2010年6月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.14
かんがあるっ子 スウィーミー
今日は子どもの学校公開day。
一番に出かけ、体育館の展示を見ます。
今年は、学年ごとにひとつの大きな作品に挑戦です。
「お花の道」「スウィーミー」「ガリバー旅行記」「やまたのおろち」「自然学校だより」そして「カモとり権兵衛」
楽しく作られた作品は、わたしを子どもの世界に誘います。
2010年6月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.06.10
かんがあるっ子 父の日近し
お休みの日にお散歩から帰りますと、道路の向こう側にある幼稚園が騒がしく、賑わっています。
いつもは見かけないおとうさんの姿も目につきます。
そうか、今日は父親参観の日。
子どもは、最近「こっち、見んといてよ」と言います。
仕事をしていると「お昼寝してきてもいいよ。」と、わたしをリビングから遠ざけようとします。
それでも心配なのか、机に下敷きを立てて、わたしからの目隠しをつくり、何やら作業をしています。
父の日まであと10日。
うれしいような、のぞきたいような、少し気になる毎日です。
2010年6月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.30
かんがあるうっ子 マグニチュード4.5
「今日、すごく自信があるねん」
朝起きてすぐに、子どもが言います。
「何の自信?」と聞き返しますと、「お習字」
「それで、マグニチュードなんぼくらい?」と聞きますと、「4.5くらいかなっ」
大自信でなくって、安心しました。
それにしても目覚めの頭で、おとうさんの寒いギャグに、よくついて来れましたね。
あなたのギャグ・マグニチュードに乾杯!
2010年5月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.26
かんがるうっ子 こじか
夕食の時に、子どもが「今日、耳鼻科健診あってん」と言います。
おかあさんが、「みみくそ大丈夫やった?」と聞きますと、「ううん、大丈夫。目をみてもろたから。」と答えます。
それって耳鼻科健診じゃなくって、眼科検診があったのでしょ。
心配になって、「じゃ、おとうさんは何科?」と聞きますと、「うーん、こじか。」
確かに小児科は、「こじか」と読めないこともありません。
あなたは、ものを知らない割には、冗談が通じる子どもですね。
おとうさんは、そういうところも割と好きですよ。
2010年5月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.25
クリニックだより おかあさんの会 5月20日号
5月20日朝、定例の「おかあさんの会」を開きました。
今回は、14人のおかあさんのご参加です。
作った物を食べてくれない、いつも同じものしか食べない子どもさんの話題が出ました。
そこで、おかあさん一人ひとりに苦手な食べ物をひとつと、その理由をあげていただくことにしました。
○たけのこ :におい
○グリーンピース:そとはツルリ、うちはグチュ
○バナナ :感触がきらい
○クリーム :胃がもたれる
○半熟卵 :におい
○おさしみ :苦手
○甘いもの :太るから
○フライもの :胸やけ
○チーズ :くさい、口の中にいつまでも残る感じ
○いくら :気持ち悪い
○きずし :無理
ひとりひとりの好みや苦手な物は、これだけ多岐にわたるものなのかと感心しました。
おかあさんの会では、アレルギーだけではなく、いろいろな問題につて話し合います。
次のおかあさんの会は、6月3日(木)930から開きます。
お待ちしております。
2010年5月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.22
かんがるうっ子 くるくる回して
お風呂に入っていますと、おかあさんが「ブログねたを教えたげよか」と声をかけます。
子どもが給食袋をくるくる回しながら、「これって、円周率やろ」といいます。
それって、遠心力?
くるくる回していますと、そのうちにパーッと飛んでいきますよ。
2010年5月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.21
かんがるうっ子 今夜はエビのカラ
帰宅すると、子どもがカリカリといい音を立てながら、何かを食べています。
見るとエビのカラ。
夕食メニューのエビチリで残ったエビのカラを電子レンジでチ~ン。
香ばしくて、おつまみとしては最高に仕上がっています。
お皿一杯のエビのカラを、子どもとわたしとナナが争って食べます。
そう言えば子どもが小さいときに、エビフライの身は親が食べ、子どもはエビのしっぽばかりを好んで食べていたのを思い出します。
「明日は、エビフライにしてね.。」と、子どもが言います。
大きくなっても、あなたはエビのカラ派なのですね。
2010年5月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.20
かんがるうっ子 かみなりさまに
子どもの登校班メンバーは、学校の早朝係りがあるので、いつもより10分早く集合です。
「今日は、かみなりが鳴るかもしれないよ。」と言いますと、「キャー、わたし苦手」と、頭をかかえるしぐさをします。
1年生の女の子に「おへそ取られないように気をつけよね。」と言いますと、おねえさんが「それは、いいつたえやから」と、怖がらさないようにフォローします。
1年生さんは「あんなっ、いいこと考えた。パジャマの上をこうして、ズボンの中にかくして・・」と実演して見せます。
「とられるときも、スーっといたくないようにしてもらうし・・」と、おしゃべりは盛り上がります。
これでは、せっかく10分早く集まった意味がありません。
遅れにように、急いでいってらっしゃい。
2010年5月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.19
かんがるうっ子 よく見つけたね
お花畑で遊んだ夕刻、「飛行機雲!」と、子どもが教えてくれます。
暮れかかる西の空に、四筋の線が描かれます。
帰りに立ち寄ったスパゲッティ屋さんの前で、今度は「あれ、なあに」と空を見上げます。
生まれたばかりの1日月の上に、お星様。
どこかの国の旗のような風景です。
翌日の新聞を見ますと、金星と月との天体ショーとのことでした。
よく見つけましたね。
あなたはポケモンも大好きだけど、美しいものを見つける力も育っているのですね。
2010年5月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.18
かんがるうっ子 心配だったことは
子どもが自然学校から帰ってきて、1週間がたちました。
登校する時に「自然学校、楽しかったなあ。」と、つぶやきます。
「おとうさんは、みんなと仲良くできたか、心配してたんよ。」と言いますと、「わたしも、心配やってん。」と答えます。
「なにがっ?」と気になって尋ねますと、「食べ過ぎることと・・、寝ぐせと・・、寝ぞうと・・」
それから長い解説に入ります。
「寝ぐせは、起きたらパイナップル頭やったけど、なおして・・」
「寝ぞうは、隣の子を蹴飛ばしそうになったけど、お布団とお布団の間にすき間があったから、畳みを蹴飛ばして・・」
「食べ過ぎは、ちらし寿司がでたけど、おかわりをして、それからハンバーグとお・・」と、献立名が長々と続きます。
おとうさんは、ひぐまと、ハチと、お友だちとの関係を心配していましたが、子どもの心配事は他のところにあったようです。
今日は夕方から、自然学校に出かける5人の食物アレルギーの子どもさんと、学校との合同説明会を開く予定です。
アレルギーだけでなく、子どもがつぶやいた心配事も、しっかりとお伝えしようと思います。
2010年5月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.18
かんがるうっ子 今朝は、まつぼっくり頭
起きると子どもの頭は、大爆発。
今朝は、まつぼっくり頭になっています。
自然学校に出かける前の日にカットしましたから、1週間しかたっていません。
もう、原型を留めないほどに伸びています。
髪質はおとうさんに似て、太ごわタイプ。
これから髪の悩みは、続きそうです。
2010年5月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.17
かんがるうっ子 草笛をふきながら
「お花畑で遊ぼう」の日、会場近くの駐車場前には、虹の旗を振る怪しげな人物が立っています。
今年入職した新人君です。
車で来られる方を誘導しようと、わたしもピンクの上着を着てご一緒しますと、通りがかるバスやトラック、自家用車の窓からは、一応に不審げな顔がのぞきます。
これはかなわないと、早々にお花畑に移ります。
待っている間に、草笛を教えていただきました。
足元の「スズメノテッポウ」を引き抜いて、穂だけを抜き取り、残った葉と茎とを二つ折りにします。
空気が漏れないように口をすぼめて、息加減をうまく調節して、草笛を鳴らします。
失敗を重ねながら、ようやくか弱く「ピー」という音が鳴るとうれしくて、何度も挑戦します。
子どももすっかり草笛にはまってしまい、あとから来たお友だちに教えては得意そう。
「草笛が、いちばん楽しかった」と、寝るまで繰り返していました。
おとうさんも、あまり器用でないあなたが草笛に成功するなんて、2010年のベストテンに入る快挙だと思います。
次の企画も、一緒に出かけましょうね。
2010年5月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.12
かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子④
「泣かなかった?」って聞きますと、「少し泣きそうになった」
「どうしたの?」と聞きますと、「友だち同士がケンカして・・」
スタンツの練習中に、男の子と女の子が言い争いになって、女の子が泣いてしまったそうです。
ひとりの子は、女の子をなぐさめて、もうひとりの子は、先生を呼びにいって・・
そして子どもは、「考える人みたいに、頭を抱え込んで、どうしたらいいか考えたけど、泣きそうになって・・」
悩みなさい。
答えは、その先にあるものですよ。
2010年5月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.12
かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子③
自然学校での子ども係りは、レクリエーション係。
行き帰りのバスの中でのレクリエーションが担当です。
準備していたビンゴゲーム。
行きのバスは、動物の名前。
帰りのバスは、寿司ネタの名前。
9つのますに、自由に単語を書き込みます。
寿司ネタの名前には、ハンバーグに、ミートボールも登場。
それって、回転寿司やさんのお子さまメニューでしょ。
みんな、楽しんで大成功。
ホッとした様子で報告してくれました。
2010年5月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.11
かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子②
自然学校に備えての、トレーニングの成果が気になります。
「ヒグマは、でた?」と聞きますと、「ううん」
「ハチは?」と尋ねますと、「ううん」
「だったら、魚づかみは?」とつづけますと、「ニジマスを3匹つかんでん。」
「ひとり一匹づつやけど、友だちふたりいっぺんに助っ人を頼まれて、3匹つかまえてん。」
「あの、ヌルヌル感がたまらんわ。」と、話は止まりません。
ヒグマにハチに魚づかみ。
事前準備は、1勝2敗におわりました。
でも、得意そうに魚づかみの様子を話す子どもを見ていますと、連休中の準備もムダではなかったと、少しうれしくなりました。
2010年5月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.11
かんがるうっ子 おかえり かんがるうっ子①
子どもが自然学校から帰ってきました。
おかあさんが学校まで迎えに行くことになりました。
「子どもの第一声はなんだろう」がクイズに。
「たのしかった」「つかれた」「おなかがすいた」「のどがかわいた」「ナナ、ハッチ元気?」・・
わたしは「おなかすいた」に一票。
おかあさんは「水戸黄門、とってくれた?」を予想にあげました。
体育館での引き渡し式の後、おかあさんと対面すると「葉書見た?水戸黄門撮ってくれた?」が、子どもの第一声。
さすがおかあさん、子どもの気持ちはお見通しです。
次に、「おなかすいた」
帰っておにぎりを4つ作ってもらい、水戸黄門を見ながらいただきました。
2010年5月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏