カンガルーの小部屋

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  • 2010.12.07

    カンガルーの本棚 野の風

    井戸書店の森店長さんに勧められ、辻内智貴さんの「野の風」を読みました。

    「野の風」、「帰郷」、「花」の、三作品が収められています。

    「野の風」は、父の危篤を機会に、家族の絆を取り戻していく物語。

    「帰郷」は、夫の故郷を尋ねる物語。

    どこかで読んだようで、それでいて、はじめての、しんみりとさせられるお話しです。

                           2010年12月7日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.01

    カンガルーの本棚 さよなら大江戸

    佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控・紫房の十手」を読みました。

    政次・亮吉・彦四郎・しほが大江戸を駆け回る捕物帖。

    幼なじみ四人の、成長のドラマが並行して描かれます。

    秋から始まった、わたしの中での捕物帖ブーム。

    何に引かれるのかと振り返ると、人情と、単純さ。

    人情は、ある面ではルール違反。

    権力の独走とも言えます。

    単純さは、勧善懲悪。

    裁判員制度抜きで、即決刑が決まります。

    閉塞的な今の社会状況への、反発から痛快さを求めるのかも知れません。

    「鎌倉河岸」シリーズは、既刊17冊を読了。

    まだまだ続編が期待されます。

    が、いつまでも大江戸に留まる訳にはいきません。

    今年の101冊目は、今の日本に戻ることにしましょうか。

                           2010年12月1日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.18

    カンガルーの本棚 いまは冬

    重松清さんの、「季節風・冬」を読みました。

    冬を題材に綴る、12の物語です。

    その中でも、わたしは「じゅんちゃんの北斗七星」という小編に、心ひかれました。

    40年も前に会わなくなった、隣家のじゅんちゃん。

    北の空を見上げながら、思い出します。

    みんなとは、すこし違っていたじゅんちゃん。

    となりのおじさんと、おばさんは、小学生になる主人公に、「これからも、じゅんと仲良くしてやってね」と、何度もくり返します。

    その言葉の重さと苦さを、主人公は大人になり、親になってから、少しづつ噛みしめます。

    重松さんは、こう述べられています。

    「ひとの想いを信じていなければ、小説は書けない気がする」             

    ひとの心を想像すること、思いやることを教えてくれる小編集でした。

                           2010年11月18日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.03

    カンガルーの本棚 大江戸捕物帖

    捕物帖に、はまっています。

    9月の末から読み始め、14冊。

    今は佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控シリーズ」(ハルキ文庫)の8冊目です。

    「鎌倉河岸捕物控・街歩き読本」なる一冊を見つけました。

    今に残る大江戸の香を訪ねる、解説書です。

    10月25日の夕方、テレビをつけると、「鉄腕DASH」。

    今回は、江戸名物すごろく対決。

    サイコロをふって、出た目を進み、そこに書かれている大江戸の名物を探す番組です。

    読んだばかりの店の名が、次々に登場します。

    創業300年、350年の老舗ばかり。

    捕物帖の世界に、ますますのめり込んでいく予感がしました。

                           2010年11月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.10.19

    カンガルーの本棚 傷ついたキャンパス

    島誠一郎さんが書かれた、「無言館を訪ねて」(講談社)、「傷ついた画布の物語」(新日本出版社)を読みました。

    先日、信州上田市の戦没画学生美術館「無言館」で、買い求めた2冊です。

    残された一枚の絵が描かれるまでに、ひとりの青年が歩んできた道のり。

    描くことを断ち切られた青春を受けとめる、父や母、妻や子どもたちの慟哭。

    残された絵は、その悲しみを何も語りません。

    ただ、静かに人間の生き方を、問いかけます。

    愛犬を連れたお散歩の途中で、丘の上の「無言館」が、急に目の前に現れそうな気がします。

                           2010年10月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.24

    カンガルーの本棚 今朝の春

    高田郁さんの、みおつくし料理帖新作「今朝の春」(ハルキ文庫)を読みました。

    宝塚出身の高田さんは、リュック姿で、板宿駅前の井戸書店さんにも、気軽に来られるとのことです。

    ブログの管理人さんも、大ファンの作家です。

    「今朝の春」は、4つの短編いずれもが、季節は厳冬。

    西日を浴び歩きながらページをめくる手は、冬の寒さを感じます。

    作品の中で、いくつかの素敵な言葉を見つけました。

    「料理に向かう時、いつも心に陽だまりを抱いていよう・・」

    「勝ちたい一心で精進を重ねるのと、無心に精進を重ねた結果、勝ちを手に入れるのとでは、『精進』の意味が大分と違うように思いますねえ」

    高田さんの次の作品が、楽しみです。

                           2010年9月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.21

    カンガルーの本棚 アメリカ・アメリカ

    池上彰さんの「そうだったのか!アメリカ」(集英社文庫)を、読みました。

    「そうだったのかシリーズ」の4冊目です。

    今回のテーマは、アメリカの今と昔。

    私はアメリカが嫌いです。

    私はアメリカが大好きです。

    そんな相矛盾する言葉から、始まります。

    「銃社会」「差別との戦い」「メディアの大国」「移民の国」「帝国主義国家」

    さまざまな視点から、アメリカの今と昔が、書き進められていきます。

    読み進むうちに、アメリカの若さが見えてきました。

    若さ故のバイタリティー、自由、柔軟さ、そして傲慢さ。

    そんなアメリカが、わたしも大嫌いで、大好きになりました。

                           2010年9月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.20

    カンガルーの本棚 ガリレオ

    子どものマイブーム、東野圭吾さんの「探偵ガリレオ」(文春文庫)を読みました。

    子どもがはじめて手にした、文庫本。

    読み終えたばかりの、本を借りました。

    子どもの前で読んでいると、「おとうさん、どこ読んでるの?」「犯人誰か知ってる?」と気になる様子。

    お願いですから、探偵ものは、犯人を教えないでくださいね。

                           2010年9月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.05

    カンガルーの本棚 すこしずつ

    俵万智さんの「101個目のレモン」(文春文庫)を読みました。

    5月半ばに手元に置き、少しずつ読み進めました。

    あとがきのなかで、俵さんは「すべてをひっくるめた自分自身の三十代が、ここには詰まっているような気がします。」と、書かれています。

    そんなエッセイ集の中で、「絵画あれこれ」というタイトルに集められたエッセイが、わたしは好きです。

    「書きたいものがあるとき、書きたくてしかたがないとき、原稿用紙の白は、無限の可能性をもって歓迎してくれる。けれど、書きたいものが見えないとき、書きたくても書けないとき、その白は、残酷で冷たい鏡となる。」

    12月に発行予定の共同執筆3冊目の「学校生活に必要な食物アレルギーの知識(仮題)」

    この31日にようやく脱稿し、編集者に送付しました。

    ものを書くと言うこと。

    とても魅力的で、苦しいものですね。

                           2010年9月5日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルーの本棚 コミック版

    大倉かおりさん画の「坊ちゃん」(集英社)を読みました。

    子どもが買っておいた夏目漱石原作のコミック版です。

    あらすじは知っているものの、原作を最後まで読み通したことはありません。

    いつも、おもしろさが分かる前に、投げ出していました。

    コミック版は、小一時間ほどで読むことができます。

    原作の入門としては、十分に楽しむことができました。

    これに味を占めて、同じコミック版で「三四郎」「ビルマの竪琴」「二十四の瞳」に挑戦。

    いずれも、まずまずの満足度です。

    もし、そのあと原作にたどり着かなくても、全く知らないよりはいいのかも知れません。

    これからも「コミック版コーナーにも、足を向けようかなっ」という気持ちになりました。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.09.03

    カンガルーの本棚 伝える技術

    池上彰さんの「わかりやすく<伝える>技術」(講談社現代新書)を読みました。

    この夏は、池上さんの本が、マイブームです。

    ほかの方の解説図書と、どこが違うのだろうかと考えていました。

    池上さんは、NHKの出身です。

    「NHKでは、放送では解説するけれど、判断するのは視聴者。視聴者がそれぞれの意見を持ってください、というスタンスで望みます。」と述べておられます。

    なるほど、そういう経験を積まれる中で、培われた文体だったのかと納得しました。

    この著書で、次の箇所に惹かれました。

    「あなたの話を聞いている相手は、自分とは生まれも育ちも違うわけだし、持っている常識が違います。そんな人たちにどういうふうに話をすればいいのか、伝えようとする相手のことを一生懸命考えます。当然のことながら、相手のことがよくわかっていないと、どいう伝え方をしていいかわかりません。そこで、相手はどういう人なのだろう?どういうことを言えばわかってもらえるかな?と考える。これがつまり、相手への『想像力』と言うことなのです。」

    伝えることは、相手を知ること、相手を想像すること。

    その上で、伝え方の工夫をすること。

    伝えることの奥深さを学びました。

                           2010年9月3日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.31

    カンガルーの本棚 銀二貫

    高田郁さんの「銀二貫」を読みました。

    何度となく、大坂の町を焼き尽くす大火。

    天神さんの再建に寄進するために用意された「銀二貫」が、人を救い、人を育てます。

    「情けは人のためならず」という言葉があります。

    お金に込められた人情が、人の世を暮らしやすくするのでしょう。

    読後に、ほんわりとした温かい気持ちになれることうけあいの時代小説です。

                           2010年8月31日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.29

    カンガルーの本棚 露の玉垣

    乙川優三郎さんの「露の玉垣」(新潮文庫)を読みました。

    乙川さんの時代小説は、社会の底辺で苦悩する人々を描くことを常としています。

    「露の玉垣」は、新発田藩という小藩で生まれ死んでいった人々の記録です。

    くり返される水害と、その後に続く貧困は、武家社会にも重くのしかかります。

    家老・溝口半兵衛は、災害と貧困にうごめく新発田藩200年の家臣の記録を書きつづることで、明日への勇気と希望をみいだそうとします。

    島内景二氏は、「露の玉は、はかない。だが、はかないがゆえに、朝日や夕日、そして月光を浴びて輝く美しさには、比類がない。けれども、誰にもその美しさを知られることなく、草深い野で結んでは消えてゆく露の、何と多いことか。」と、解説されます。

    偉人豪傑の歴史の裏に、ひっそりと生き抜いた人々の歴史もまた、今わたしたちが生きていることに、つながっているのですね。

                           2010年8月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.22

    カンガルーの本棚 追伸

    真保裕一さんの「追伸」(文春文庫)を読みました。

    久しぶりのミステリー小説です。

    2組の夫婦の間に交わされる、往復書簡。

    その中で、少しずつ事件の真相が明らかにされていきます。

    しかし、テーマは謎解きではありません。

    作者は登場人物にこう語らせます。

    「僕にも祖父母がおり、幼い時分には可愛がってもらった記憶がありながら、彼らに何ひとつ戦争の話を聞かずにきました。彼らの人生と僕の未来は一切無関係なのだと言いたげに、今日まで厚かましく生きてきたような心苦しさを、今さらながら感じています。

    祖父母や両親は、自分たちの経験してきた苦労を語りたがらず、ひたすら子や孫の未来を信じ、祈り続けるものなのでしょう。我々もつい昔の苦労話など聞きたくないと考えてしまいます。

    でも、そこには必ず懸命にその時代を生き抜いた人々がいて、多くの語られない物語が残されているはずなのです。」

    暑い夏、いい本に出会いました。

                           2010年8月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.20

    カンガルーの本棚 アルマ号

    水野宗徳さんの「さよなら、アルマ」(サンクチュアリ出版)を読みました。

    駅前の「井戸書店」さんで、手に取った一冊です。

    図書館でみつけられた一枚の写真。

    出征兵士が送られるように、幕の前に座る一匹の軍犬。

    日本軍だけでも、10万頭を越える犬が、戦場にかり出されたと言われています。

    愛犬とお散歩に出かけることも、プロ野球の阪神戦の結果が気になることも、大相撲で理事長代理が深々と頭を下げて謝罪することも、みんな平和な時代だから許されるのでしょう。

    そんな、当たり前のことに気づかしてくれる、一冊です。

                           2010年8月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.19

    カンガルーの本棚 日本の戦後史

    池上彰さんの「そうだったのか!」シリーズ、「そうだったのか!日本現代史」(集英社文庫)を読みました。

    「永遠の0」を読んだ直後だけに、戦争で亡くなられた方々の想いを託された戦後の日本社会が、どのような歩みをたどってきたのか、考えさせられながら読み進みました。

    池上さんは「敗戦国・日本」「自衛隊」「安保条約」「高度経済成長」「沖縄」「日本列島改造」「バブル」など、日本戦後史を15の章に分けて、解説されています。

    なかでも、「公害問題」は、わたしがどのような医師になるのかを模索していた青春の一時期のテーマだけに、興味深く読みました。

    池上さんは掻かれています。

    「終身雇用のもとで、自分が働く企業の『犯罪』を告発することができないまま、患者の被害は広がったのです。

    これは何もチッソに限られたことではありませんでした。当時の公害企業の多くで、多かれ少なかれ同じようなことが起きていたのです。企業の社員という立場が、人間らしくあることをいかにむずかしくするものなのか。人間性を失わせる企業とは何なのか。私は考え込んでしまうのです。」(266p)

    戦後史は、過去のものではありません。

    池上さんは、三池闘争の中で生まれた次のような詩を載せられています。

    「やがてくる日に」

    「歴史が正しく書かれる

    やがてくる日に

    私たちは正しい道を進んだといわれよう

    私たちは正しく生きたといわれよう

    私たちの肩は労働でよじれ

    指は貧乏で節くれだっていたが

    そのまなざしは

    まっすぐで美しかったといわれよう

    まっすぐに

    美しい未来をゆるぎなく

    みつけていたといわれよう・・・」

                          2010年8月19日

                          いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

  • 2010.08.15

    カンガルーの本棚 ゼロ

    百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」(偕成社)を読みました。

    文庫本576ページに及ぶ、大作です。

    先の大戦で活躍した、零式戦闘機と搭乗員の物語。

    司法試験に落ち続けている青年が、特攻隊で死んでいった祖父の足跡をたどります。

    祖父が何を願い、何を守ろうとしたのか。

    生き証人に出会う中で、青年のこころの中に、人々のために尽くしたいと弁護士を志した気持ちが、よみがえります。

    父の世代が、何を考えていたのか。

    終戦の日までに、読み終えることができて、良かったと思いました。

                           2010年8月15日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.10

    カンガルーの本棚 青空こころ

    青空こころサンの「障害を持つ子を育てて」(文芸社)を読みました。

    外来をしていますと、長距離の電話がかかってきました。

    「先生、覚えてますか。今度息子のことを本にしたんです。お送りしますから、読んでくださいね。」

    遠くに引っ越された青空サンとは、もう何年もお会いしていません。

    自閉症の息子さんは、もう18才になられ、この春に養護学校を卒業されました。

    障害に気が付いたときのこと。診断を受けたときのこと。自閉症児のおかあさんになる決心が付いたときのこと。

    そして、そのあとの、長い生活のことを、18編の短い文章に綴られています。

    多くの人に助けられることの大切さと、ありがたさ。

    おわりの章で、青空サンはこう書かれています。

    「あなたが障害を持っていなかったら、きっと側で傷ついている障害をもつお母さんの気持ちに気づかなかったでしょう。

    そして、空の青さにも、太陽の輝きにも、虹の美しさにも、道端に咲くたんぽぽにも、笑顔することもなかたでしょう。

    それから、こんなにも人の愛や温もり、そして優しさを強く感じることはできなかったと思います。」

    青空サンにも、その息子さんにも、いつまでもおだやかな青空の日が続きますように。

                           2010年8月11日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.08.10

    カンガルーの本棚 まだまだ知らない現代史

    池上彰さんの「そうだったのか!現代史パート2」(集英社文庫)を読みました。

    今回のテーマは、「イラク」「アフガニスタン」「パレスチナ」「チェチェン」「北朝鮮」「チェルノブイリ」

    さまざまな国の暗黒の現代史が綴られます。

    その中で、「東ティモール」と「ミャンマー」には、かすかな希望の光を見いだすことができました。

    「花の髪飾りの抵抗」と題された最終章には、「アウン・サン・スー・チー」さんのノーベル平和賞の受賞理由が書かれています。

    「ノルウェー・ノーベル賞委員会は、この女性のたゆまない努力に敬意を表するとともに、平和的な手段によって民主化と人権向上と民族和解を勝ちとろうと懸命に戦っている世界中の人たちにとって、彼女の受賞が、励ましとなるように願っている」

    現代史は、この瞬間にも、わたしたちが作り続けていくものです。

    人権を抑圧する過ちをくり返さないよう、歴史に学び続けたいと思います。

                           2010年8月10日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.08.02

    カンガルーの本棚 知らなかった現代史

    池上彰さんの「そうだったのか!現代史」(集英社文庫)を読みました。

    文庫本412ページの大作です。

    「湾岸戦争」「東西冷戦」「スターリン批判」「朝鮮戦争」「キューバ危機」「ベトナム戦争」

    「ベルリンの壁」など、など、現代史のキーワードが並びます。

    池上さんの分かりやすい解説が続きます。

    「歴史を軽視すると、歴史に罰せられるのです。」

    おわりのことばに書かれた、池上さんの思いは、同時代に生きているわたしにも、重く伝わります。

                           2010年8月2日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

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