カンガルーの小部屋

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  • 2010.07.01

    カンガルーの輪舞曲 幼稚園と中学校との懇談会

    6月29日午後から、食物アレルギーの子どもの懇談会をしました。

    1ばん目は、須磨区の幼稚園。

    通われている男の子は、牛乳でアナフィラキシーを繰り返します。

    幼稚園からは、養護の先生と担任の先生が来られました。

    急な症状が起きたときの対応の仕方、連絡方法。

    お弁当を食べるときや、遠足のときに注意することなどを、話し合いました。

    夕方からは、須磨区の中学校。

    学年主任の先生が来られました。

    通われている男の子は、牛乳と小麦にアナフィラキシーがあります。

    宿泊訓練の打ち合わせをしました。

    元気に過ごされて、帰ってこられるといいですね。

                           2010年7月1日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.26

    カンガルーの輪舞曲 発達学習会

    6月26日(土)午後、発達勉強会を開きました。

    強い雨にもかかわらず、6名の先生方にお集まりいただきと3時間を越える学習会をしました。

    今回のテーマは、広汎性発達障碍(自閉症)の方が持つ、感覚系のアンバランスについて。

    周りに人にはなかなか理解ができないために、「わがままな人だ」と評価されることが多いのですが、本人達はしんどさの中に苦しんでいます。

    繰り返せばなれていく人と、繰り返すほどに苦痛が増していく人の違いは、理解を広めようにも今ひとつ雲をつかむようなところがあります。

    次回は、7月31日(土)の開催です。

                           2010年6月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.06.24

    カンガルーの輪舞曲 子どもの育ち講演会

    6月24日(木)、神戸市総合教育センターで、特別支援教育「保護者研修のつどい」に出かけました。

    テーマは、「子どもの育ちと親の役割:ほどよしの子育て」です。

    梅雨のあい間の絶好の洗濯日和にもかかわらず、300名近いおかあさん、おとうさんにお集まりいただきました。

    発達相談外来の中で幾人もの子どもさん、親御さんに出会いました。

    「熱心だけれど、追いつめてしまう 子育て」が、思春期の難しさにつながるような気がします。

    子育てには、決まりや勝ち負けや、ゴールはありません。

    みんなが、仲良く暮らせますように。

    肩の力を抜いて、「頑張りすぎない子育て」をめざしましょう。

    そんなお話しをさせていただきました。

    講演の準備には、時間も気力も、体力も必要ですが、よい体験をさせていただいたと喜んでいます。

    お世話をされた先生方、そしてご参加いただきましたみなさま、ご苦労様でした。

                           2010年6月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.06.22

    カンガルーの輪舞曲 喘息の勉強会

    6月22日朝、神戸医療生協学園都市支部主催で、「子どもの気管支喘息」についての勉強会をしました。

    20名の組合員さんが参加されました。

    スライドでの説明のあと、質問もたくさん出され、12時過ぎまで活発な会となりました。

    子どもの喘息治療でも、吸入ステロイド治療が標準的な治療法となってきました。

    しかし、いつまで続けるのか、どのように止めていくのかなど、解決できていない問題が多くのこされています。

    いたやどクリニック小児科では、6才以上になると呼吸機能検査に基づく指導を行っています。

    わたし的には、いい方法だと自画自賛しているのですが、普及となるとまだまだだなっと実感しています。

    次回は、食物アレルギーについての学習を考えています。

    10月26日(火)10時から、学園都市ユニティーでの開催を考えています。

    続報をお待ちくださいね。

                           2010年6月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.06.13

    カンガルーの輪舞曲 ぴいちゃんねっと

    6月12日、「ぴいちゃんねっと」の講演会に出かけました。

    「ぴいちゃんねっと」は、NPOアレルギーネットワーク京都の愛称です。

    アレルギー連続講座2回目のテーマは、「教育現場での食物アレルギー対策」です。

    1330にはじまり、1630までの長時間の勉強会となりました。

    途中で、エピペンのメーカーさん(マイラン製薬さん)にエピペンの実習をしていただきました。

    厚目にたたんだタオルにむけて、実際のエピペンをうつデモをしました。

    バシッという音とともに、針が飛び出します。

    参加されたみなさんは、エピペンという言葉はご存じですが、実際にうつ場面ははじめての方ばかりです。

    今回の勉強会で、いちばんインパクトが強かったのではないかと思いました。

    京都には食物アレルギーの分野で有名な先生方が大勢おられます。

    神戸からわたしのようなものが出かけていき、お話しをさせていただいてもよいのかと思いながら、準備をしました。

    その地域を変えていく力は、そこにお住まいのおかあさん方、学校の先生方、そしてお医者さんの輪です。

    「ぴいちゃんねっと」が、京都にお住まいの食物アレルギーを持つ子ども達の安心と住み心地の良さを、大きく拡げて行かれる要となられることを予感しながら、阪急電車にのりました。

    お世話役のみなさま、ご苦労様でした。

                           2010年6月13日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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