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2018.04.04
カンガルーの輪舞曲 まだまだ元気です
4月3日、食物アレルギーの講演会に参加しました。
午前は、9時から11時半まで
須磨区の高校の先生24名と、
午後は、17時から19時半まで、
アレルギーがある子どもを迎える 11の学校の先生86名と
食物アレルギーの疑問点、エピペンの実習
異変が起きた時に、病院につなぐまでのロールプレイング実習
盛りだくさんの内容でしたが
熱心にお聞きいただける先生方を前に、どんどん元気が湧いてきます。
自分へのご褒美は、お昼寝とポケモンGO
カンガルーは、まだまだ元気です。
ご準備いただきましたみなさま、ありがとうございました。
2018年4月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2018.02.19
カンガルーの輪舞曲 むずかしい課題
2月18日、第3回兵庫食物アレルギー研修会に参加しました。
神戸女子短期大学の西川先生のお世話の元、大学の主催、兵庫小児アレルギー研究会が共催です。
豊中市の佐守先生と、神戸女子短大の本田先生のご講演のあと、
参加者に書いていただいた質問をもとに、パネルディスカッションを司会します。
神戸市の林先生、尼崎の山本先生、大阪の笹井先生、アトピッ子の赤城さんにも
加わっていただき、質問に答えていきます。
自由討論では、「食物アレルギーのリスクを過大評価しすぎているのではないか」という
質問があり、「症状が起きた後の心理的な影響ははかり知れない」とお答えしました。
研修会が終わって、講師控室でもホットな論議。
三宮の居酒屋さんに場所を移しても、話し合いは終わりません。
小規模保育所で働かれていく栄養士さん、看護師さん、保育士さんの悩みに、
もっと答えていく研修会を開いていく必要性を強く感じました。
2018年2月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2018.02.07
カンガルーの輪舞曲 ようこそ遠い国から
2月5日、第2回食物アレルギー・アジア会議シンポジウムに出席しました。
日本のメンバーに加えて、
オーストラリア、香港、タイ、インド、フランスの5か国の市民団体の方が出席されます。
南の国からのお客さんは、自国と東京の温度差に驚かれます。
各国の学校でのアレルギー対策や、食物アレルギーの現状の報告のなかで、
オーストラリアのティーンエイジャー向けのWEBアンケートと、
指導プロジェクトに感銘を受けました。
わたしの役割りは「日本の負荷試験の現状」の報告
40分余り、短いお話をします。
乳幼児期には湿疹をコントロールして、可能な限り食べるのを遅らせない指導
アナフィラキシーがあっても、少しずつ食べ慣らしをしていく指導など、
日本では、標準的になりつつある指導法が、
アジアの国ではそうではないことに驚きます。
懇親会では、アレルギー表示の委員会の座長も務められた丸井英二先生に、
こころゆくまで質問をさせていただきました。
夜遅くまで、論議は終わることなく続きます。
2018年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2018.02.04
カンガルーの輪舞曲 保育士さんよろしくお願いします
2月2日、西宮市の保育研修会に出かけました
会場は、150名ちかくの保育士さん、調理士さんで超満員
食物アナフィラキシーの説明
エピペンの実習
ロールプレイング
給食提供時の注意点など、
2時間余りの研修会は あっという間に時間が過ぎていきます。
最後に設けていた質問時間はカット
生のお声をお聞きする機会を失してしまいました。
何をお伝えし、何を省くのか
研修の精度を高める課題が残りました。
ご参加いただいたみなさま お疲れさまでした。
2018年2月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.12.03
カンガルーの輪舞曲 わかってもらえたかな
12月2日、女子短大の学生講義に出かけました。
テーマは、「食物アレルギー論」
栄養士さんの学校なので、アレルギーを起こしやすい食材の特徴を中心に
90分話します。
わたしには食物アレルギーはないと思っていた学生さんも、
もしかして、わたしも食物アレルギーと変わります。
卒後してから、食物アレルギーがある子どもとのかかわりは避けては通れません。
基本をしっかりと身につけて、子ども達の応援団になってくださいね。
2017年12月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.11.06
カンガルーの輪舞曲 熱心な先生方と
11月5日、全国学童保育研究集会にでかけました。
52回目となる今回は、地元神戸での開催です。
4000名を超える参加者に、まずはびっくりしました。
わたしの受け持ちは、22分科会「子どものからだと生活」の講師役
食物アレルギーがある子ども、発達的グレーゾーンの子ども、夜更かしの子ども
3題話を中心に、講義と質問と討論と、分科会を進めます。
9時半に開始し、終了は16時
6時間近く立ち姿での講演は 少し体にこたえます。
それでも熱心な指導員の先生方からの質問に、
時のたつのも忘れます。
外来に来られている子どもがお世話になっている学童保育
先生方のこれからのご活躍に期待しながら、帰路につきました。
2017年11月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.10.14
カンガルーの輪舞曲 朝早くても
10月12日、栄養士の先生、養護の先生向けの研修会に出かけました。
奈良8時半の待ち合わせに間に合わせようと
PCで調べて 6時前に家を出ます。
難波駅からは 近鉄アーバンライナーに乗り、気分は上々
午前の講義は12時過ぎまで お口の動きはフル回転
お弁当にありついた時には、こんなにおいしいものなかと感動ものでした。
午後からは 経験交流とディスカッション
食物アレルギーの診断のしかた
本人にしか分からない軽い症状
学校の先生と保護者の方が信頼を深めていくためになどなど
時間を忘れて話し合います。
時計を見ると16時過ぎ
さあ、神戸に帰って、研究会に出席です。
2017年10月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.10.08
カンガルーの輪舞曲 むずかしいテーマで
10月7日 垂水の母親大会分科会に出かけました。
参加希望される方から、事前にいただいた質問は
学校に行きたくないと言われたはったつときの対処の仕方
子ども同士のいたずら、からかいは どこまで許せるのか
わがままとのつきあいかた
発達障害と家族のかかわりかた
習い事や塾について
スマホ・ゲームが与える影響について などなど
どれも それひとつで1時間以上は話し合えるテーマです。
発達障害と、発達特性と、発達の多様性という言葉のありかた
定型発達と、多様な発達との間の連続性
あっという間に2時間が過ぎていきます
もう少しテーマを絞り込み、ゆっくりとお話した方が良かったのかと反省です。
2017年10月8日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.10.01
カンガルーの輪舞曲 生半可な知識で
9月30日 アトピッ子さんの第5回事例検討会に出席しました。
カンガルーに与えられたミッションは、「アレルギーと免疫のおはなし」
2時間の時間をいただいて 解説します。
「食べならしの原理」「自己・非自己の識別のシステム」など
高校生物学の説明をします。
好意的に受け止めていただいたものの 自己評価は60点
懇親会では 補足のいいわけを展開
いい経験をさせていただきたと きれいごとにはできない講義に
なりました。
反省 猛省です
2017年10月1日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.09.15
カンガルーの輪舞曲 生まれてから大人になるまで
9月14日、「神戸らいちょうの会」の勉強会に出かけました。
生まれてすぐに、皮膚からのアレルギー感作がはじまり
食物アレルギーを治していく食べならし
制限を残しながらの社会参加
短い時間でしたが、食物アレルギーの研究の到達点と課題をお話しました。
その後は、お昼まで質疑応答
年に一度の勉強会は、ぶじ終えることができました。
2017年9月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.08.31
カンガルーの輪舞曲 いろいろな方と
8月30日午後、アトピッ子地球の子さん主催の学習会に出かけました、
会の名前は、「食物アレルギーをめぐる企業の努力、患者の現状」
アトピッ子の赤城さんが「誤食実態」を報告され
アレルギー表示、食物アレルゲン検査、ネスレのアレルゲン管理と続きます。
わたしの役割は、アレルギーと免疫のおはなし
最後まで修正を重ねましたが、難しかったかもしれません。
会のあとの懇親会では、いろいろな会社の方と名刺を交換し、
ホテル、旅行会社、外食店の現状と課題をお聞きしました。
食物アレルギーがある子ども達が社会参加をするときに
いろいろな方のお助けが必要です。
子どもを守る取り組みを、大きくひろげていこうと思いました。
2017年8月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.08.30
カンガルーの輪舞曲 はらぺこグッスリ
8月29日 午前、午後 2つのアレルギー研修会に出かけました。
午前は 東灘区の小学校
説明のあと、学年対抗のアナフィラキシー・ロールプレイング大会
子ども役、友だち役の演技がひかります。
12時半を回り、次の会場の芦屋市役所に移動します。
お昼は何とかなるさと、気楽に構えていると
喫茶店以外見つからず 会場に到着
少し休憩のつもりで、市役所のロビーに腰かけると
そのまま寝入ってしまいます。
目が覚めると 研修会開始の12分前
あわてて会場に移動して、セッティングし、スタートします。
はらぺこグッスリ
でも、一服できたので、午後からの研修会も全開です。
2017年8月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.08.25
カンガルーの輪舞曲 おげんきですか
8月24日 明石市の小学校の研修会にでかけました。
校長先生と名刺を交換すると、もしかしてと思います。
研修会がはじまるまでのお話で、
わたしが診察していたお嬢さんの、おとうさんだったことがわかります。
今は結婚もされ、子どもさんもおられるとか
お嬢さんはアレルギーが強いために、入学時に学校訪問をした記憶がよみがえります。
今から、20年以上前のこと、
この学校を皮切りに、いろんな学校を訪問させていただくことになりました。
食物アレルギー関心を持ち始めて30年以上が経ちました
元気に大人になられて、活躍されていることをお聞きすると、
とてもうれしく思います。
もうしばらく 頑張ってみようという気持ちになりました。
2017年8月25日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.08.23
カンガルーの輪舞曲 名演技の連続
8月22日 神戸市内の小学校の夏季研修会に出かけました。
この小学校での研修会は、3年目になるので
アナフィラキシーの講義は1時間におさめ
残りの1時間を、アナフィラキシーが起きた時のロールプレイングにあてます。
学年ごとに分かれて 4つのシナリオを演じていただき、
お互いに評価しあいます。
連携がうまく取れなかった点、子どもから目が離れる場面、
主治医との連絡など、次々と疑問が生まれ、
それにこたえる形でコメントをします。
楽しみながらも 深い理解を得ることができた研修会になりました。
ご準備いただいた 養護の先生に感謝いたします。
これからも、よろしくお願いいたします。
2017年8月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.08.02
カンガルーの輪舞曲 真夏の研修会
8月1日、神戸市の保育所真夏の研修会に出かけました。
毎年8月の声を聞くと、区役所の会議室を借りての研修会
今年で 3年目です。
エピペンの実習、症状が出た時のRPなど
昼下がりの一番眠い時間の研修会でしたが、
参加された方は熱心にメモをとられ、
アレルギーに対する関心の高さを感じました。
また来年、お会いできればと思います。
2017年8月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.07.26
カンガルーの輪舞曲 サンショウウオさんこんにちは
7月25日、小学校の先生向けのアナフィラキシー研修会に出かけました。
小学校は神戸市の東の端に位置し、もう少し足を延ばせば芦屋市です。
クリニックから阪神電車に乗り、降りる駅を間違わないかと緊張します。
思いのほか早くついたために、近くのCOOPさんのベンチで涼みながら一休み
小学校は900人を超える大規模校
校内を少しうろうろすると、水槽の中に不思議な生き物
サンショウウオの赤ちゃんです。
講義に続いてのロールプレイングでは、
先生方の熱演に、会場は爆笑の渦に包まれ、印象深い研修会になりました。
いざという時には、力をあわせて子どもを守る
これからもよろしくお願いいたします。
2017年7月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.07.17
カンガルーの輪舞曲 食物アレルギーといっしょ
7月16日、「子どもの心」研修会に出かけました。
前期に続いて、今年2回目の会場は、新宿副都心
よく似た名前の会場が3つありますと、事前に注意書きがあったのですが、
きっちりと違う会場にむかい、お急ぎで会場探し。
一日目の収穫は、神尾陽子先生の、
「発達障害:早期対応の効果と早期アセスメントの視点」
発達障害という言葉を、食物アレルギーに変えると次の行動が見えてきます。
「症状の改善は、QOL向上に必ずしもつながらない」
「食物アレルギーの子どもと家族をライフステージを通して地域全体で支えていく必要がある」
二日目の収穫は、古庄純一先生の
「教育虐待・教育ネグレクト」
食物負荷試験も、治療の名のもとに
虐待もどきのようなことを指導してしまっていないかと、反省しきりで須。
神戸に帰って、発達障害がある子どもと、食物アレルギーがある子どもを、同じ視点から支えていく必要性を感じました。
2017年7月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.07.12
カンガルーの輪舞曲 真夏の研修会
7月11日、神戸市の学童保育の指導員さんと、
アナフィラキシーの勉強会を行いました。
指導さんむけの夏の研修会は、今年で3回目
ロールプレイングの行動も、講演後の質問もレベルが高く
アナフィラキシーへの理解が、着実に広がってきているように思いました。
2017年7月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.06.15
カンガルーの輪舞曲 ありがたい言葉
6月13日、須磨区・垂水区合同の保育研修会に出かけました。
会場の区役所は、スマタンがお出迎え、
研修会は、アナフィラキシーの講義とエピペン実習
それに、ロールプレイングは欠かせません。
終わって男性の保育士さんが近づかれて、お礼の言葉を言われます。
「うちの子は高校生なんですが、昔診てもらっていて、
今は卵かけごはんも食べられるようになりました」
食べていこうとお伝えし、15年の時を経て、元気な高校生に
このお話を聞かせていただいて、講演疲れも吹き飛びます。
2017年6月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.06.09
カンガルーの輪舞曲 雨が上がりに
6月8日 神戸市内の高校まで、アレルギーの研修に出かけました。
アナフィラキシーの基礎知識と救急対応
エピペン実習と、ロールプレイング
リクエストいただいていた2時間きっかりの説明になりました。
中学校や高校へと、食物アナフィラキシーがある子どもの生活の場が広がってきています。
ひとりでも多くの先生方に、アナフィラキシーのことをお分かりいただいて、
みんなの力で 子どもを守っていきたいと思います。
今日の研修をはじまりに、これからもよろしくお願いいたします。
2017年6月9日
いたやどクリニック 木村彰宏