-
2011.09.12
クリニックだより 今月の急病診療所
9月11日朝、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
診察した患者さんの多くは、発熱の方。
喉も赤くなく、胸の音も悪くなく、熱以外に大きな症状や所見は見当たりません。
「ねびえでしょうね?」
古典的な病名を出して、休み明けにかかりつけ医を受診されるようにお伝えしました。
朝夕はしのぎやすくなったものの、日中はまだまだ残暑が厳しい毎日です。
体調管理が、難しいのかもしれません。
そういえば、わたしも先ほどから、寒気を感じます。
ご用心、ご用心。
1週間は、始まったばかりです。
2011年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.08.28
クリニックだより 新装栄養士さん
「先生、今日から、この格好で指導しようと思います」
朝一番の外来に、栄養士さんの元気な声が響きます。
振り向くと、セサミストリートのエプロン姿。
よく、似会っていますよ。
8月7日に開かれた一日お仕事体験の準備、雨で中止になったけど「いたやど盆踊り」の準備と大活躍の栄養士さん。
体に気をつけて、これからもよろしくお願いしますね。
2011年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.08
クリニックだより 七夕の願い
7日は、一日、あめ模様。
空を見上げることもなく、七夕の夜を忘れていました。
帰り道、駅前のコンビニに飾られている「たなばたかざり」をみて、七夕を知りました。
6日前は、東北に向かうバスの中。
サービスエリアに置かれていた、「たんざく」に、願いを書きました。
「原子力に頼らない社会が、実現しますように」
クリニックでは、いま、「脱原発クリニック宣言」を準備しています。
来年のたなばたには、大勢の方に、「脱原発」の願い事をお書きいただけるよう、学習を積み重ねようと思います。
2011年7月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.06
クリニックだより 超キンチョウしました
7月5日午後、業界誌の方が、インタビューに来られました。
子どもの気管支喘息についての、インタビューです。
バックナンバーに登場された先生は、そうそうたる顔ぶれ。
5日が近付くにつれて、緊張が高まります。
インタビューの合間に、職員みんなで写真を撮りました。
さあてと、どんな写真、どんな記事に仕上がるのか、いまからとても気になります。
2011年7月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.06
クリニックだより クロちゃん
7月4日から、内科に安川先生が、副院長として赴任されました。
あいさつの後の、質問コーナーでは、ご家庭の事情が暴露されます。
家族は、ネコちゃん10人に、震災関連で引き取られたワンちゃん1人。
ワンちゃんの名前は、クロと言います。
先生ともども、よろしくお願いいたしますね。
2011年7月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより おつかれさま
7月3日朝、神戸協同病院に到着です。
現地での支援の時間より、往復の車中の時間が長いとうい2泊3日でしたが、みんな大きくて、深い想いをおみやげに、バスを降りました。
これから、何年も、何年も続く、支援のひとこま。
参加された学生さんの想いが、ひとまわりも、ふたまわりも大勢の学生さんの心に、拡がっていきますように。
最後にバスを降りられた、外科の石川先生。
お疲れさまでした。
明日からは、病院での仕事が始まります。
はやく、お医者さんの姿に、戻ってくださいね。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより にぎやかな山下駅
常磐線の山下駅は、線路が曲がり、架線も切れています。
線路には、夏草が生い茂り、改札口にも、寂しさが漂います。
やがて、大勢のボランティアが集まります。
ホームも、線路も、ひさびさに、にぎやかな山下駅が、戻ってきました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより 海岸線へ
泥出し作業を終えた後、数百メーター離れた海岸線へ出かけました。
途中のおうちは、1階部分は廃墟のまま。
捨てられた車も、何台も見かけます。
海岸線には近づけなかったものの、松林は、一方向になぎ倒されています。
電信柱も、途中から折れ曲がり、津波の強さが想像できました。
テレビで報道されている映像とは違い、360度、ぐるりと被災地です。
長い、長い支援が、必要だと思いました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより おうちの片づけ
午後からは、被災されたおうちの、片づけのお手伝い
1階部分が天井近くまで、津波に呑み込まれ、床板をはがし、床下に溜まった泥水だし。
1階の壁板もはがし、リフォームに備えます。
粉塵が立ち込めて、ゴーグル、マスクの完全武装。
メガネが曇り、息苦しくて、作業の合間に、何度も水分補給。
週末ごとに来る、民医連のボランティアに、残りの作業を託しました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより アイドル犬くろちゃん
仮設住宅に、お別れするときが来ました。
最後に、愛犬の自慢話。
もう一度、仮設住宅に引き返し、黒しば君に会いました。
名前は「くろ」ちゃん。
3才です。
人なつっこくって、私の顔をペロペロ。
神戸の味が、しましたか?
仮設アイドル犬、「くろ」ちゃん。
また、遊びにきますからね。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより 区長さんの頑張り
お昼の時間に、地元の区長さんと名刺の交換。
援助物資の振り分けに、奔走されているお話を、お聞きしました。
合戦原の仮設住宅は、120世帯を超えるとか。
大津波でおうちを流された、いろいろな地区の方が入居されています。
少しでも住みよい住宅にしようと、青年のようながんばりです。
お体も、こころの面も、無理をなさらないようにと、願いました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより 子どもの笑顔
協同病院の石川先生が準備された、おもちゃの「あてもん」。
アンパンマン、スーパーボール、風船ガム、などなど。
くじを引いて、選びます。
なかなか、いいものが当たらずに、世話役の、学生さんは困り顔。
子ども達は、なんども並びなおして、チャレンジをします。
やっと、1等があたると、笑顔、えがお。
スタッフにも、ほっとした空気が流れます。
最後は、フラフープと、風船に挑戦。
子ども達と、楽しい時間を過ごすことができました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.07.03
クリニックだより 東北へ
7月1日、夕刻より、宮城県亘理郡山元町に出かけました。
医学生さん10名と、一緒です。
バス中一泊し、7月2日朝、合戦原仮設住宅に到着。
殺虫剤をおみやげに、一軒一軒、学生さんと訪問。
いろいろなお話を、お聞きしました。
90歳のおばあさんは、「体中、悪いところだらけだ」と、話されます。
それでも、90年分の、いいお顔をされています。
今年、医学部に入られた学生さんと、世代を繋ぐ、かたい握手。
いつまでも、お元気でと、あつい握手をしました。
2011年7月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.29
クリニックだより 休診のお知らせ
7月1日(金)の午後診察を、休診とさせていただきます。
急な診察変更で、ご迷惑をおかけいたしますが、
よろしくお願いいたします。
なお、7月1日の午前は、通常通り診察をしております。
2011年6月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.25
クリニックだより 暑いは禁句
クリニックでは、「あついねえ」は、禁句です。
一言「あついねえ」と言うものなら、ペナルティーの100円が震災復興支援募金に。
そこで、不思議な日本語が流行ります。
「雨が降ると、蒸しさむいねえ」
「毎日、さむくて、やりきれないねえ」
「外は、焼けつくように、さむいねえ」
「さむくて、あせもができそうです」
「さむくて、とけそうになるよねえ」
言葉を変えると、なんとなく涼しく思えるから、不思議です。
これで、いくらかでも、節電につながるとよいのですが・・・
2011年6月25日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.21
クリニックだより 震災復興支援行動
毎月第3火曜日の4時から、クリニックの職員が、いたやど商店街の街頭に立ちます。
東日本大震災の復興支援の募金活動と、原子力発電所に頼らない社会を目指す署名行動です。
みなさまから託していただいた募金で、被災地の方が望まれている物品を購入し、直接現地に出かけて手渡します。
マイクを持つ姿は、被災地に2度支援に行かれた総師長さん。
訴えの言葉に、思わず力が入ります。
クリニックでは、これからも募金活動、原子力発電所に頼らない社会を目指す署名活動を続けて行きます。
みなさまのご協力を、お待ちしています。
2011年6月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.12
クリニックだより 手伝ってくれてありがとう
6月12日、学校公開デーで、保健の授業をお手伝いさせていただきました。
子ども達は、インターネットで、病気の予防について調べます。
選ばれた4つのグループが、工夫をこらして発表します。
子ども達の発表を受けて、わたしの出番です。
「一番はじめに、子どもの心をつかむことが、大切だとおもうよ」という、総師長さんの優しい助言を実行します。
アフロヘアーに、黒ぶち眼鏡。
黒ひげをつけ、白衣の姿で登場です。
今日のテーマは、「おなかの中の、善玉菌、悪玉菌」
子ども達に、前に出てきていただき、お手伝いをお願いします。
善玉菌グループと、悪玉菌グループとに分かれて、病気のおこり易さ、それぞれの菌が好きな食べ物のカードを、分けてもってもらいます。
おとなの方への講演は、今までたくさんさせていただきました。
学生さんへの講義も、慣れました。
でも、子ども達への授業は、初めての経験です。
時間にして、20分あまり。
いつもより、ずいぶんと短い講義でしたが、じゅうぶんに疲れました。
お手伝いしてくれた、子ども達。
ありがとう。
授業の機会を与えてくださった、先生方。
ありがとうございます。
「アフロヘアの白衣姿のヘンなおじさん」のことが、頭の隅に少しでも残れば、幸せです。
自分のウンチに、少しでも関心が向いて、元気に暮らすお役にたてたら、もっと幸せです。
2011年6月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.06
聴診器のむこうに 大阪の勝利
6月5日の朝、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
発熱、嘔吐、など、30名を超える子どもを診察します。
おたふくかぜ、急性胃腸炎、プール熱、いろいろな病気が見つかります。
熱で来られた中学3年生の女の子の住所を見ると、富山県。
修学旅行の途中で体調を崩されたようです。
昨日は京都、今日は神戸、そして明日は大阪の三都物語。
「これからどうする?。今日の神戸見物に出かけるか、今日はお休みして、明日の大阪にかけるか、どうする?」と、問いかけます。
「明日の、USJにします。」と、女の子。
ムムム、大阪の勝利です。
熱が下がらずに、思惑がはずれた時のために、シールと、わたしの名刺をお渡しました。
神戸でヘンな先生に出会ったと、修学旅行の作文で困った時の話のネタにしてくださいね。
2011年6月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.06.05
クリニックだより 月下美人
2011年6月4日、神戸医療生協の理事会がありました。
会に引き続き、今季限りで退任される理事さんへの、感謝の会が開かれました。
神戸医療生協の理念は、「健康の輪」「助け合いの輪」「世直しの輪」
この「三つの輪」を実現すべく、経営や組合員さん運動の先頭に立たれているが、理事のみなさんです。
ボランティアといえば聞こえがよいのですが、なかなか辛いこともあります。
先輩の理事さんの御苦労話を聞きながら、健康に留意され、退任後も、いつまでも神戸医療生協を見守ってくださるよう、お願いをいたしました。
駅への道すがら、中華飯店の店先で、店主さんが植木鉢を覗き込んでおられます。
みると、サボテンが見事な花をつけています。
お聞きしますと、毎年この時期に、一晩だけの花を咲かせるそうです。
お願いをして、写真に撮らせていただきました。
任期を終えられる理事さんの感謝の会と、一年に一度しか見ることができないサボテンの花。
また、いつでもお会いできるようで、お会いできない寂しさ。
いろいろな思いを胸に、帰路につきました。
2011年6月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
-
2011.05.31
クリニックだより だだコンテスト
2011年5月31日、「これが民医連・医療生協だ!コンテスト2011」が開かれました。
略して「だだコンテスト2011」
30名の職員の前で、8つの発表が続きます。
①健診プロジェクトチームの尿ピロリ検診への取り組みと中間報告(高松さん)
②生協強化月間「ワン!コイン増資大運動」から得たもの(茶木さん)
③他事業所から受け入れてもらえない利用者さんへのかかわり(瀬川さん)
④外来における認知症患者さんへのかかわり(中村さん)
⑤気になる利用者さん訪問に取り組んで(大亀さん)
⑥ショートステイ文集づくりへのこだわり(北条さん)
⑦みつける・感じる・そして伝える民医連職員育成(日比さん)
⑧う歯予防ペースト剤によるアナフィラキシーの一例(きむら)
どの発表からも、民医連加盟院所としての心意気が伝わりました。
最後は、みんなで15点満点で評価の採点。
賞品のお菓子を、仲良く分け合いました。
2011年5月31日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏