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2010.05.11
クリニックだより 盲導犬募金
クリニックの受付に置かせてもらっています「盲導犬協会」の募金箱を届けました。
小雨の農道を、ゆっくりと歩くと鳥の声。
ツバメが忙しくえさを求め、小川にはシロサギの姿もみられます。
盲導犬協会に着くと、ラブラドールの「むさし」がお出迎え。
記念写真をとり、みなさまからお寄せいただいた募金を手渡しました。
後日、明細書が送られてくるとのことですので、掲示させていただきます。
受付窓口で、盲導犬の募金箱を見かけられたら、頭をなでてくださいね。
2010年5月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.10
クリニックだより アレルギー学会2010年春
日本アレルギー学会春季臨床大会にでかけました。
今回は京都での開催です。
乳幼児気管支喘息、アレルギー性結膜炎、小児アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、患者コミュニケーションなどなど、時間が許す限り聴講しました。
いろいろと勉強できたなかで、貴重だったのが「患者コミュニケーションを考える」セッション。
アレルギーを考える母の会代表の、園部まり子さんのお話しからは、大切なことをいくつも教えていただきました。
患者さんが望む診察とは、次のようなことだといわれます。
①目を見て話をして欲しい
②診察毎に、症状を見て欲しい
③治療のポイントは、毎回繰り返し教えて欲しい
④患者教室を開いて欲しい
⑤優しい言葉で分かりやすく説明して欲しい
⑥子どもに向けても優しい言葉をかけて欲しい
当たり前の要望をお聞きしながら、わたしの毎日の外来診察を振り返りました。
悩みをかかえられて診察室に入ってこられる患者さんの願いや期待に、どれくらい応えられているのか、気持ちを受けとめて真っ正面から対応できているのかと思い返すと、恥ずかしいばかりです。
まだまだ修行の道は続きます。
みなさま方、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
2010年5月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.07
クリニックだより おかあさんの会5月6日
5月6日おかあさんの会を開きました。
参加された方は20名。
これまでで最高の人数になり、「きりんの部屋」から急遽「生協会館」に場所を移しました。
0歳児のアレルギーが分かったばかりの子どもさん、3才の減感作療法がうまく進まない子どもさん、6才の入学して3週間がたった子どもさん、10才の自然学校が間近の子どもさん、それぞれのおかあさんが大きな心配をかかえての参加です。
0歳児をお持ちのおかあさんには、皮膚炎と食物アレルギーとの関係、皮膚炎を治すことの大切さ、皮膚の状態でアレルギーの状態を推しはかる危険さについて、お話しさせていただきました。
3歳児をお持ちのおかあさんには、減感作の意味とめざすもの、うまくいかないときの過ごし方についてお話しさせていただきました。
6歳児をお持ちのおかあさんには、入学してからの子どもさんの様子をお聞きしました。
10歳児をお持ちのおかあさんには、自然学校での食事の選択やエピペンの使い方、喘息発作の対応についてお話しさせていただきました。
9時半から14時まで、話し続けましたが、いくら時間があっても足りないくらいでした。
次回のおかあさんの会は、5月20日(木)に開きます。
ご相談ごとがおありのおかあさんのお越しを、お待ちしております。
2010年5月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.04
クリニックだより 急病診療所近況
5月3日夜、神戸市急病診療所に出かけました。
高熱の患者さんと、嘔吐下痢の患者さんとで、超満員。
保育所や幼稚園で、ロタウィルス感染症(嘔吐下痢症)が流行しているようです。
嘔吐下痢の時の手当ては、以前のブログを参考にしてくださいね。
2010年5月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.05.02
クリニックだより へんさ値が高いクリニック
研修医の先生が転勤され、少しさびしくなりました。
1か月の間の研修内容は、内科外来、在宅訪問、ショートステイ、栄養指導、アレルギー外来、食物負荷試験、学校訪問と盛りだくさん。
でも、クリニックの売りは、メニューの多さではありません。
そこここの部署に待ち受けている、先輩のユニークさ。
そう、いたやどクリニックは、とても「変さ値」が高い、クリニックです。
2010年5月2日
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2010.05.01
クリニックだより きりんニュース最新号
5月1日きりんニュース最新号が発行されました。
今回の特集は、食中毒です。
執筆者は、新婚にこにこ顔の薬剤師さん。
クリニックに来られた時には、きりんニュースをお手にとられ、薬剤師さんを探して見てくださいね。
2010年5月1日
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2010.04.30
クリニックだより 三つの輪5月6月号
神戸医療生協機関誌「三つの輪」5月6月号ができました。
今回のカンガルーのポケットは「あなたが大好き」です。
重松清さんの短編小説を題材に、子どもと大人との関係を考えてみました。
クリニックにお越しの際には、「三つの輪」をお手におとりくださいね。
2010年4月30日
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2010.04.30
クリニックだより ウルトラマン事務長
4月30日現在のクリニックの調べでは、大3体,小21体が確認されています。
写真右下のフィギュアは、クリニックのオリジナルレアもので、「ウルトラマン事務長」と言います。
空は飛びません。スペシウム光線も出しません。
でも、クリニックの会計をがっちりと握っています。
仕事のハードさもウルトラ級です。
見学自由ですので、ご興味のある方は事務所にお寄りください。
2010年4月30日
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2010.04.30
クリニックだより こいのぼり泳ぐ
5月の子どもの日を前に、こいのぼりが泳ぎ始めました。
診察室の入り口に、泳いでいます。
少し上の方にあります。
見つけにくいかと思いますので、子どもさんに教えてあげてくださいね。
2010年4月30日
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2010.04.28
クリニックだより 「お花畑で遊ぼう」会場の地図です
5月16日に予定しています「お花畑で遊ぼう2010年」の地図ができあがりました。
直接会場に行かれる方は、ご参照ください。
場所:西区櫨谷松本 産直の店「ひまわり」
なお、雨天の場合の開催判断をご連絡しますので、ご参加を希望される方は、事前予約をお願いいたします。
申込:神戸医療生協本部:078-641-1651
2010年4月28日
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2010.04.27
クリニックだより 小学校訪問 4月27日
4月27日、須磨区の小学校を訪問しました。
クリニックからは、研修医の先生にも同行していただきました。
小学校には、卵白と牛乳、小麦、大豆、エビに強いアレルギーがある子どもさんが通われています。
先生方にお集まりいただき、食物アレルギーの学校での対策について、お話しをさせていただきました。
強い牛乳アレルギーの子どもさんがおられると、まわりの子ども達が飲む牛乳パックの取り扱いが大きな課題となります。
この小学校でも、はじめは大きな袋にそのまま牛乳パックをほおり込む「サンタクロース方式」をとられていました。
大きなバケツに残った牛乳を流し込む、「バケツ方式」も考えられました。
どちらの方法も、牛乳が飛び散ることを防げません。
そこで美術の先生が、牛乳を持ち運ぶ箱を牛乳パックが倒れないように工夫されました。
子ども達は、飲み終わったパックを「倒れない箱」にそっと置くだけです。
あとで、高学年のおにいさん、おねえさんがパックを洗って開きます。
さっそく「倒れない方式」を写真に撮らせていただきました。
いろいろな先生方が、食物アレルギーの子どもを支えようと、自分の持ち場でできることを工夫されている姿に、感動を覚えました。
たのしく、実りのある学校訪問をさせていただき、本当にありがたく思いました。
2010年4月27日
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2010.04.26
クリニックだより 再研修の要あり
事務長さんが、コウノトリの写真を見て、「トキですか?」
その話を聞いた但馬出身の看護師さんが憤慨して、「兵庫県はコウノトリやないの。でも、わたしのところには幸せを運んできいへん。お金も運んできいへんし。」と言われます。
おふた方とも、それは不正解です。
写真はコウノトリですし、コウノトリはお金は運びません。
お金を運ぶのは、現金輸送車です。
おふた方とも、再研修にお回りいただくことにします。
2010年4月26日
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2010.04.25
クリニックだより 鶴の真実
診療所交流会が終わり、兵庫県立コウノトリの郷公園をまわって帰りました。
ゲージの中に、コウノトリが歩いています。
ここで説明を受けたばかりの豆知識を伝授いたします。
花札の20点札、「松に鶴」をご存じかと思います。
でも、松に巣を作るのはコウノトリ。コウノトリは助走なしで飛び立てるので、木の上に巣を作ることができるそうです。
昔のひとは、鶴とコウノトリとを、トリ違えたようです。
そんな説明を聞きながら、大空を見上げますと、放鳥されたコウノトリが十数羽、群れ飛んでいます。
一緒に参加された事務長さんが、「日本にも、たくさんコウノトリがいるんですね」と言われます。
それはそうでしょ。
いくら少子化とはいえ、日本中の赤ちゃんを運ぶためには、かなりの数のコウノトリが必要になる計算ですから。
2010年4月25日
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2010.04.25
クリニックだより 造形の妙
ホテルから交流会の会場に移動する道中、玄武洞を見学しました。
約160万年前に起きた火山のマグマが、冷えて固まる過程で柱状節理が作られます。
自然が作り出す造形の妙に、一同おどろき顔。
但馬まで来た甲斐があったと、交流会が始まる前に、元が取れたような気持ちになりました。
2010年4月25日
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2010.04.25
クリニックだより 診療所交流会に出かけました
4月24日、25日の両日、兵庫民医連(民主医療機関連合会)の診療所交流会に出かけました。
いたやどクリニックは、民医連の一員です。
年に一度、兵庫県にある兄弟分の診療所が集まり、日頃の経験を交換します。
今年の会場は、豊岡市の「ろっぽう診療所」
所長先生は、同い年の小児科の先生です。
在宅医療や健診など、小児科医から大変身。
いまでは、家庭医をめざし、赤ちゃんからご高齢の方までを、診察されています。
おひとりで苦労されているのではないかと、励ましに行ったつもりでしたが、反対にたくさんの元気をいただきました。
地域の方たちに愛されている診療所をまたひとつ、わたしのこころのファイルに綴じることができました。
2010年4月25日
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2010.04.22
クリニックだより 盲導犬デー2010年
今年も国際盲導犬デーin神戸が開かれます。
昨年はじめて参加させていただき、ワンちゃんとの体験歩行をしました。
この体験は、カンガルーのポケット第34号「パピーウオーカーのように」に書かせていただきました。
その時お借りした盲導犬の募金箱には、多くの浄財をお寄せいただき、ありがとうございます。
以下、情報誌に載せられていました「国際盲導犬デーin神戸」の開催要項を転記いたします。
日時 2010年4月29日(祝) 10時~13時
会場 兵庫県盲導犬協会神戸総合訓練センター
神戸市西区押部谷町押部24番地
催し ワンちゃんとの体験歩行(先着30名)たべもの販売(アレルギーには対応していません)・バザー・ワンちゃんとのふれあい広場・合唱団・ライブなど
参加 無料(ペット連れ不可です)
アクセス 神戸電鉄押部谷駅下車
駐車場はありません
問い合わせ兵庫県盲導犬協会神戸総合訓練センター(078-995-3481)
2010年4月22日
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2010.04.22
クリニックだより 西区アレルギーなんでも相談会
西区で、出前アレルギー相談会を行います。
クリニックで開いています、おかあさん教室の西区出前版です。
以下に要項を記します。
お時間がおありのみなさま方の、ご参加をお待ちしております。
2010年4月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
日時 5月27日(木)10時から12時
会場 西区民センター
講師 いたやどクリニック小児科 木村彰宏
主催 神戸アレルギーの会・らいちょう
会費 500円
定員 30名
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2010.04.22
クリニックだより 北区の小学校の先生にお越しいただきました
4月21日夜、北区の小学校の先生に、クリニックまでお越しいただきました。
ゆっくりとお話しさせていただくには、合同の説明会はふさわしくないと思うのですが、予定を組むことができないために、2つの小学校同時のアレルギー説明会となりました。
ひとつの小学校からは校長先生、保健室の先生、担任の先生、もうひとつの小学校からは、教頭先生、保健室の先生、担任の先生のご出席です。
同じ神戸市とはいえ、クリニックのある長田区は海岸沿い、それに対して北区の小学校は、三田市に近いところにあります。
車を使っても小一時間かかる距離です。
遠いところお越しいただき、ありがとうございます。
それぞれの小学校に在籍されている、4名の食物アレルギーを持つ子どもさんの説明をさせていただきました。
ひとりでも多くの食物アレルギーを持つ子どもさんが、安心して学校に通うことができるように、春の説明会はまだまだ続きそうです。
2010年4月22日
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2010.04.21
クリニックだより 患者さん訪問 4月20日号
4月20日、患者さん宅を訪問しました。
17人の職員が、8つのグループに分かれ、いたやどの街に一斉に出かけました。
患者さん宅を訪問させていただきますと、いろいろなことが見えてきます。
患者さんの生活、クリニックのいいところ、頑張らなければならないところ、まだまだこれからだと、気が引き締まる思いがします。
月一度の訪問活動ですが、息長く続けていきたいと思います。
2010年4月21日
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2010.04.21
クリニックだより 小学校訪問 4月20日号
4月20日、中央区の小学校に出かけました。
通われている男の子には、卵と牛乳に強いアレルギーがあります。
臨時に開いていただいた職員勉強会で、食物アレルギーの症状が出たときに、まず見つけることの大切さ、十分に観察できるところへの移動、学校でできる手当て、親御さんや病院への連絡など、時間の流れに沿って説明をさせていただきました。
説明のあと、給食のこと、遠足のおやつのことなど、ご質問をお受けしました。
どの先生も熱心に聞いてくださり、子どもさんが守られているなあと実感しました。
新学期のお忙しい時期にお集まりいただき、ありがとうございました。
2010年4月20日