カンガルーの小部屋

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  • 2025.01.09

    聴診器のむこうに おくちを開けて

    15才の男の子は、診察が終わるとかわいいウシさんをとりだします。

    耳から、コードレスイヤホンを外すと、

    ウシさんのお口を開けて、しまいます。

    体が大きな男の子と、かわいいウシさんの組み合わせにびっくり

    でも、わたしは好きですよ

    2025年1月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.01.03

    かんがるうっ子 お祝いのヘビくん

    おせち料理につきものの、かわいい練り物

    帽子をかぶったヘビくんと、手作りのヘビくん

    手も足も出ないヘビくんに代わって、

    わたしたち人間が、世界で続く戦争に、反対の声をあげましょうね。

    2025年1月3月

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.28

    聴診器のむこうに 神キュービック

    9才の男の子は、四角い何かを両手でクルクル回しています。

    見る間に、色をそろえて完成します。

    「すごいね」と感心すると、

    あっというまに、いろいろな模様に変化させていきます。

    ただただ、びっくりのキュービックでした。

    2024年12月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.27

    聴診器のむこうに ぼくのアンパンマン

    2才まえの男の子に、たまごの入ったパンを負荷します。

    おかあさんから、パンの袋を受け取ると

    男の子は、「アンパンマン、アンパンマン」と、必死に抗議します。

    「大丈夫、1本だけ取って、すぐに返すからね」と話しても、泣き叫び続けます。

    ようやく納得して、アンパンマンパンを取り出して

    半分の負荷を、一口でパクリ

    負荷の待ち時間に様子を見に行くと、

    アンパンマンのぬいぐるみを手に、ご機嫌さん

    バギーからも、アンパンマン一家が顔をのぞかせています。

    お願いして、机の上に並べて、アンパンマンごっこをします。

    アンパンマンいのち

    しっかり食べて、たまごアレルギーを治しましょうね。

    2024年12月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.26

    聴診器のむこうに ぬいぐるみ大好き

    10才の男の子は、ぬいぐるみ集団に囲まれて大満足

    前にお会いした、年季物のライオンちゃんの他にも

    大きいライオンさんや、レッサーパンダも登場します。

    とってもかわいいけれど、聴診器が胸にあたりません。

    みなさん 少しだけ、机の上にお引越ししてもらって、

    診察をしても いいですか

    2024年12月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.25

    聴診器のむこうに わすれんぼうのサンタさん

    クリスマスが過ぎるころ

    9才の女の子に、「サンタさんは、なにをくれたのかな」と

    サンタさんからのプレゼントを教えてもらいます。

    女の子は ひとこと「忘れた」

    わすれんぼうのサンタさんは、女の子にもらったプレゼントを、忘れさせたようですね。

    2024年12月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.24

    聴診器のむこうに 読めるかな

    10才の男の子は、分厚い本を大事に抱えて診察室に

    見せてもらうと、ドラクエの攻略本です。

    気になるのは、そのお値段 2400円

    お値段の分だけ、読みこなせるのかなと、つい心配になります。

    2024年12月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.22

    あたまのよくなるカンガルー 13番目の

    アトピー性皮膚炎の新しい治療薬の講演会に出かけました。

    会場のホテルには、1番乗り

    皮膚の炎症にかかわるIL-13のお話しです。

    新薬の半減期は21日と少し長い目

    質問時間に、肌の状態とIL-13の量により、半減期は変化していくのかと

    少し的はずれな質問をします。

    講師の先生から、ていねいなご回答を受け、講演会終了後にお礼を伝えます。

    アトピー性皮膚炎の治療薬の開発の数だけ、

    どの薬が適しているのか選択するという、医師の責任が大きくなります。

    もっと勉強をしたいという気持ちが強くなりました。

    2024年12月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.13

    聴診器のむこうに 合体生物は苦手です

    3才の男の子は、両手いっぱいに不思議なおもちゃを持って入ってきます。

    「これなあに」と尋ねても、「・・・」

    後ろからおにいちゃんが

    「クマとエイ、バッファーローとシマウマ、イノシシとカバ、ワシとトラの合体」

    と、説明してくれます。

    不思議な生物の正体はわかったけど、夢に出てきそうで好きになれません。

    やっぱり先生は、かわいい系がいいな

    2024年11月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.12

    聴診器のむこうに おはなしウーモ

    5才の男の子は、おじいちゃんに買ってもらったおもちゃに夢中です。

    頭をなでたり、話しかけたり、ご飯をあげるとお話をします。

    待合室でも、まわりのこどもと一緒に大はしゃぎ

    おかあさんが抱っこしてる、いもうとさんの方がかわいいのに、

    今はおもちゃに夢中です。

    すこし寂しい気持ちを、がまんしてるのかな

    2024年12月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.11

    聴診器のむこうに もうすぐ見られなくなるけど

    出会うと幸運が訪れると言われる「ドクターイエロー」

    もうすぐ走らなくなると聞いて、ガッカリしていましたが、

    外来に来られた3才の男の子

    シャツにはあの「ドクターイエロー」が

    今日は、幸運にありつけそうで、仕事の疲れが吹き飛びます。

    2024年12月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.10

    聴診器のむこうに なまえはポチ

    4才の女の子が、ワンちゃんのぬいぐるみを大事そうに抱えて入ってきます。

    「お名前があるの」って尋ねると、

    「ポチ」

    診察室にはいろんなぬいぐるみがいるけれど、

    お名前がついている子はいません。

    大切にして、かわいがってあげてるんですね。

    「これからもよろしく」って、ポチも言ってますよ。

    2024年12月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.06

    聴診器のむこうに おりがみサンタ

    9才の女の子が、おりがみで作ったサンタさんをくれます。

    目立つところで、診察の妨げにならないところはどこかと考えていると、

    思いついたのが、パソコンの側面です。

    クリスマスまであと少し、

    診察に来られたら、おりがみサンタさんを見てくださいね。

    2024年12月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.05

    あたまのよくなるカンガルー 知らないことばかり

    12月5日の夜、新神戸近くで開かれた講演会に参加しました。

    今日のテーマは、皮膚疾患の酒さです。

    酒さとは、顔に赤みやほてりが起きる病気です。

    その原因は一つではなく、さまざまな原因が考えられるといわれています。

    講師の林宏明先生から、多くの症例写真を見せていただき、

    難しい病気だなと思います。

    クリニックで、皮膚科の堀先生に「わからない皮膚炎にであったら教えくださいね」と

    あらためてお願いしました。

    2024年12月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.04

    聴診器のむこうに 英語でこんにちは

    4才の女の子が持ってきた絵本は、からくり絵本

    お断りして開いてみると、絵が動きます。

    カバさんは、大きく口を開け、

    ネコちゃんは、おめめをパッチリ開きます。

    絵本の言葉は、なんと英語で書かれています。

    おとうさんが、毎晩読んで聞かせているとか

    「すごいですね」といったあとが、続きません。

    2024年12月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2024.12.03

    聴診器のむこうに ボク泣かないから

    6才の男の子が、高木先生にインフルワクチンの注射を受けた後、

    アレルギーの診察にまわってきました。

    「痛いって、泣いたでしょ」と尋ねると、

    「ボク、泣かなかったよ。痛くないって心の中で言ってたから」と教えてくれます。

    次の日に、わたしにインフルワクチンを打つ順番が回ってきました。

    痛くない、痛くないって唱えながら、高木先生に注射をお願いすると、

    ほんとうに痛くありません。

    6才の男の子に、大感謝です。

    2024年12月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.02

    あたまのよくなるカンガルー 冬晴れの京都で

    12月1日 朝早くの新幹線に乗り、冬晴れの京都へ

    会場前には、京都タワーが美しい姿を見せてくれます。

    今日の講演は、円形脱毛症と、アトピー性皮膚炎の全身療法

    終わっての懇親会では、講師の谷﨑英昭先生とお話しします。

    全身療法の開始と、治療のやめ方

    先生ご自身のお話しもお聞きしながら、奥深い時間を過ごします。

    その後、小児科の出席者が集まって情報交換

    大切な時間が、流れていきます。

    2024年12月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.30

    あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港

    11月30日 HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。

    4人の先生からのケースレポート

    HAEには大きく1型、2型、3型と3つのタイプがあると言われていますが、

    一番診断が難しいのが3型のタイプ

    発作出現時の注射薬と、予防的な注射薬

    その使い分けも簡単ではありません。

    講演会のあとで、小児科の先生とお話をして、あたまの整理を図ります。

    2024年11月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.29

    あたまのよくなるカンガルー なつかしい先生と

    11月28日 皮膚科・小児科合同のアトピー性皮膚炎カンファレンスに出かけました。

    講師は京都大学皮膚科、中島沙恵子先生です。

    アトピー性皮膚炎のガイドラインの説明から始まり、

    先生がご専門とされている、

    皮膚細菌叢のご研究、なかでも黄色ブドウ球菌のお話しへと話題は進みます。

    会場には久しぶりにお会いする小児科の先生のお顔があり、

    中島先生には、皮膚真菌について質問をします。

    10時近くまで続く会は、明日の診療を考えると負担に感じますが、

    あたまはすっきり、明るいままです。

    2024年11月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.25

    あたまのよくなるカンガルー 咳診断の奥深さ

    11月24日 広島で開かれた呼吸器の講演会に出かけました。

    「気道感染症」「よく出会う咳の診断」「喘息治療」

    子どもと成人の違いはあるものの、正確な診断とそれに基づく治療の基本を学びます。

    長引く咳は、子どもでは、気管支喘息、気管支副鼻腔症候群を疑うことが多いのですが

    成人では、胃食道逆流症候群や、咳受容体過敏症候群

    それに、肺結核や肺気管支悪性腫瘍も忘れてはなりません。

    ひとつのテーマに絞り、ゆっくりとお話をお聞きしたいと思いました。

    2024年11月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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