カンガルーの小部屋

 カテゴリー 一覧

  • 2025.05.06

    聴診器のむこうに タイガースの沼

    阪神タイガースの沼に、どっぷりとハマっているお嬢さん

    診察のたびに、新しくゲットしたグッズを見せてくれます。

    今日は、サインボールと、色紙のセット。

    サイン会で黒のサインペンしかなくて困っているときに、

    金色サインペンをとりだして舞台に上がり、お礼にもらったなどなど

    ゲットした経緯をていねいに説明してくれるのですが、

    結論として、とても幸運なことが次々と起こったという事実は伝わりました。

    これからも、ラッキーガールが続くといいですね。

    2025年5月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.05.06

    聴診器のむこうに とーちゃん大好き

    5才の男の子が、みどりいろのソードを持って登場します。

    「かっこよくきめてね」とお願いすると、ポーズをとってくれます。

    「ところでその剣、どうしたの」と尋ねると

    「とーちゃんが、UFOキャッチャーでとってくれた」

    男の子にとっておとうさんは、一番のヒーローです。

    2025年5月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.30

    聴診器のむこうに かめへんし

    10才と7才の兄弟が、カメを飼いはじめました。

    名前は「かめし」

    おかあさんいわく、「文句言わへんし、わがまま言わへんし

    一番しっかりしてる」とのことです。

    えさは、カメ用のエサとチュール

    やっぱり硬いエサは、「かめへんし」と

    無理なようですね

    2025年4月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

     

  • 2025.04.29

    聴診器のむこうに アンパンの中身は

    7才の男の子が、わたしに質問をします。

    「アンパンマンの中身は、こしあん、それとも つぶあん」

    これは本質的な質問です。

    先生が好きなのは、つぶあんの方だけど

    おくさんの好きなのは、こしあんの方

    どちらを買うかで、いつももめるので

    アンパンマンが助けに来てくれても、まずは中身のあんこを確認しなくてはね。

    2025年4月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2025.04.27

    聴診器のむこうに 迷子にならないね

    6才の男の子は、わたしが大好きな「きいろ電気ネズミ」の服を着て登場します。

    「お客様に迷子のご案内をします。

    きいろ電気ネズミの服を着た、6才くらいの男の子さんをお預かりしています」

    どこで迷子になっても、すぐに見つかりそうですね。

    2025年4月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.26

    聴診器のむこうに かわおいクッキー

    大学生の男の子のおかあさんから、プレゼントをいただきました。

    開けてみると、かわいいネコちゃんのクッキーが入っています。

    男の子が小さい時、アレルギーで食べるものが見つからず、

    やっと手に入れても、まあるい茶色のあまりおいしくないクッキー

    それならばと、3Dプリンターでキャラクターの型をつくり

    米粉、片栗粉で、卵、牛乳、小麦抜きのクッキーを作られました。

    ネコ好きの看護師さんとワケワケして食べると、これがおいしいおいしい

    「かわおいクッキー」が、売れるといいですね

    2025年4月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.25

    聴診器のむこうに 世界の電車博

    青年が、カバンを大切に抱えて登場します。

    取り出したのは、電車のハンカチ

    デパートで開かれた英国フェアで手に入れたそうです。

    描かれた電車を、一両一両ていねいに説明してくれます。

    ゆっくりしたいけど、後ろが使えていますので、

    さあ、出発進行。

    2025年4月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.23

    聴診器のむこうに 寝ているときも身につけて

    5才の男の子は、手首に何かをつけています。

    手首から出してもらうと、ビローンと伸びて、ますます不思議ちゃん

    四国に遊びに行ったときに、道の駅で見つけたとか、

    寝ているときも、ずーっと一緒

    ご利益がたくさんあると思いますよ

    2025年4月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.22

    聴診器のむこうに どちらにしても苦手だなあ

    6才の男の子の胸には、トラやひょう、クマに交じって

    ダニの絵柄が書かれています」

    「これって、ダニだよね」と確認すると、

    「タランチュラです」との答え。

    ダニも、クモも、どちらの苦手のグループなんですけどね

    目をつぶって、診察をしましょうか。

    2025年4月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.21

    聴診器のむこうに ただいま爆睡中

    もうすぐ5才になる男の子は、診察が終わると眠たくて診察台に寝ころびます。

    弟くんの診察が終わっても、ずーっとそのまま動きません。

    次の患者さんが入られても、その次の患者さんの番になっても

    ずーっとそのまま動きません。

    「このままでいいですか」と患者さんに断りを入れて、診察を続けます。

    長く外来診察をしてきましたが、はじめての出来事です。

    「春眠、診察室を覚えず」ですね。

    2025年4月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.17

    聴診器のむこうに キツネフエフキ

    8才の男の子は、はじめて見かけるマスクで診察室に

    「どうしたの」と尋ねると、「自分でつくった」

    「これは、なんの絵なの」と続けると、「おさかなだよ」

    なまえは「キツネフエフキ」というのだそうですが、

    ネットで販売すれば、売れるかもね

    それにしても、「キツネフエフキ」って、なんだろうな。

    2025年4月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.16

    聴診器のむこうに 山道倍速

    16歳の男の子は、高校の山岳部。

    先日も、六甲山かけのぼり大会で、学校新記録のタイムを樹立

    県の選抜メンバーに選ばれて、日々トレーニングしているとか

    足の速さを練習するのは、良いことです。

    その勢いで、大学の門も突破できるといいですね。

    2025年4月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.15

    聴診器のむこうに ひらひらリボン

    5才の女の子の髪には、腰まで届くまでのひらひらリボン

    歩くたびに、大きく揺れて素敵です。

    遠くから見ても、すぐにわかるから

    迷子にならずにすみますね。

    2025年4月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.13

    聴診器のむこうに どっちが強いの

    6才と9才のご兄弟

    6才の弟くんの胸には、ゴリラの絵柄

    9才のお兄さんの胸には、恐竜の絵柄

    「どちらが強いの」と尋ねると、

    「???」

    一度兄弟で戦ってみて、先生が判定することにしましょうね。

    2025年年4月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.12

    聴診器のむこうに 花婿困る

    春から大学生になるイケメンの男の子

    休みを利用してバイトを始めたというので

    仕事を聞くと「ブライダル関係です」

    それは、よくありません。

    君が結婚式場に入って仕事をすると、花婿さんがかすんでしまいます。

    ブライダル関係は、先生のようなアンチイケメンのほうがあってると思いますよ。

    2025年4月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.04.09

    聴診器のむこうに チーバ君

    春休みを利用して、チーバ君が診察に来られました。

    中学を卒業して、群馬県の尾瀬高校自然環境科に進まれました。

    地域の人とすぐに仲良くなり、陶芸用の窯を自作。

    村の人と陶芸教室を開いて、作り上げた作品は展示会に出品します。

    雑誌にも取り上げられて有名人になりました。

    チーバ君、体に気を付けて、また診察に来てくださいね。

    2025年4月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.03.31

    聴診器のむこうに なに系なのかな

    6才の女の子は、帽子から上着、スカートまで、

    同じコーデで決めています。

    「なに系のコーデなの」と尋ねると

    「わからん」と、連れない返事

    このままのコーデで1年生の教室に行くと、人気ものになりますよ。

    2025年3月31日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.03.30

    聴診器のむこうに 動物クイズ

    寒い日の外来は、来られる子どもにとっても一苦労

    思い思いの防寒具を着こんで現れます。

    3才の女の子は、白い帽子をかぶって登場します。

    はてさて、これは、なんて名の動物さん

    ネコちゃんかな、うさぎさんかな それともヒツジさん

    寒い日の外来は、不思議がいっぱいです。

    2025年3月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.03.22

    聴診器のむこうに 将来の夢は

    7才の男の子の夢は、恐竜学者になること

    ティラノザウルスに憧れています。

    夢を実現するために、いくつかの提案をします。

    その1、しっかり食べて、しっかり運動して、身体を鍛えること

    その2、おばあちゃん孝行をして、学費の援助をお願いすること

    その3、福井にある恐竜博物館にいって、実地体験をすること

    大きくなって男の子の夢が、実現するといいですね。

    2025年3月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2025.03.20

    聴診器のむこうに 花束ありがとう

    18才の男の子は、この春高校を卒業され、大学に進まれます。

    大学生になるとアレルギー外来を受診できないのかと心配され、

    お礼にと花束を持ってこられました。

    いえいえアレルギー外来に年齢制限はありませんよ。

    大学に進まれても、年に何度かお顔を見せに来てくださいね。

    お待ちしていますからね。

    2025年3月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

1/72