カンガルーの小部屋

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  • 2019.12.24

    聴診器のむこうに 魔法のふく

     冬2019.12.04  (25) 冬2019.12.04  (26) 冬2019.12.04  (24)

    6才の男の子は、採血をしても泣かないで頑張ります。

    採血が終わって、服の胸の模様の色が変わることに気づきます。

    はじめは、黄色いマーク

    ふりむくと 赤いマークに

    手でなでると、次々に色変わります。

    魔法のふくは、男の子の頑張りを 応援していたんですね

        2019年12月24日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.23

    聴診器のむこうに 人生は

    冬2019.12.20  (5)

    6才の男の子は、春から1年生

    「小学校で、いっぱい楽しいことがあるといいね。

    でも、楽しいことだけじゃなくって、つらいこともあるかもね、

    少し難しいかもしれないけど、人生もおなじだからね」と伝えると

    男の子は、「うん、ボク 人生は良く知ってるよ」と、答えます。

    診察の合間に、深い会話が続きます。

       2019年12月23日

       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.19

    聴診器のむこうに サンタさんが乗ってくるのは

    冬2019.12.18  (2)

    4才の女の子に、たずねます。

    「もうすぐクリスマスだけど、サンタさんが乗ってくるソリは

    だれがひっぱってるのかな?」

    女の子は、首をかしげて、しばし沈黙

    そこで、ヒントをあげることにします。

    「ト が、つく名前だよ」

    それでも女の子は「???」

    そこで 最終ヒント

    「トウモロコシかな、トマトかな、誰がひっぱってくるのかな」

    負荷試験が終わり、最後の診察の時に

    女の子は「トナカイさん」と、正解を持って来てくれます。

    ことしのクリスマスは、トナカイさんにも

    「ごくろうさま」って、お礼を言ってあげてくださいね

        2019年12月19日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.18

    聴診器のむこうに 宿題をしてきたよ

    冬2019.12.16  (8)

    10月19日のブログに登場した5年生の男の子

    「エビでタイを釣る」ことわざ調べの宿題を確認します。

    「小さなもので、大きなものが得られる ってことでしょ」と

    みごと正解です。

    食物アレルギーの治療をしながら、

    お勉強もできる。

    クリニックのサービスは、日々進歩しています。

       2019年12月18日

       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.10

    聴診器のむこうに 魔法のふく

    冬2019.12.04  (25) 冬2019.12.04  (24) 冬2019.12.04  (26)

    6才の男の子は、採血をしても泣かないで頑張ります。

    採血が終わって、服の胸の模様の色が変わることに気づきます。

    はじめは、黄色いマーク

    ふりむくと 赤いマークに

    手でなでると、次々に色変わります。

    不思議な服は、男の子の頑張りを 応援しています

        2019年12月10日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.09

    聴診器のむこうに だいすきもの

    秋2019.11.25  (25) 秋2019.11.25  (24)

    4才の男の子の手には もしかして なまけものさん

    おかあさんに 尋ねると

    「この子が 好きなんで 買いました」

    でも、なかなか売っているお店が 探せなかったそうです。

    手足が長くて、生きてるよう

    先生も だいすきものに なりました。

           2019年12月9日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.12.06

    聴診器のむこうに もらっていいものと

    秋2019.11.22  (14) 秋2019.11.22  (13)

    1年生の男の子が、お人形を見せてくれます。

    親戚の集まりで、おじさんがくれた中国のおみやげです

    「みんなが いらないって言ったので、

    この子がもらったんです」と、おかあさんが解説してくれます。

    そこで一言、訓示をします

    「もらってあげて よかったね。

    他の人の好意を受けるのは いいことだよね

    でもね、病気は あげるといわれても もらわないようにしようね」

    小さい子にも、衛生教育をするとは、

    われながら、プロだと思いました。エヘン

       2019年12月6日

       いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.12.02

    聴診器のむこうに 帽子のなかは

    秋2019.11.08  (33) 秋2019.11.08  (35)

    4才の女の子が、赤白帽をかぶって 診察室に入ってきます。

    でも、少し変ですよね

    帽子のうしろが、妙にとんがっています。

    おかあさんにお願いして、帽子のなかを確かめると、

    おだんごスタイルの髪の毛が現れます。

    これでひとつ、なぜ帽子がとんがっているのかという

    謎が解けました。

    なにでも、不思議だと思ったことは、確かめてみるものですよね。

        2019年12月2日

        いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.10.28

    聴診器のむこうに いいにおいがする

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    9才の男の子は、ものしりです。

    ハロウィンの大きなカボチャは、

    本家スコットランドではカブだったとか

    アメリカに渡り、収穫が多かったカボチャのランタンに

    変身したと教えてくれます

    そこで、わたしの方からうんちくをひとつ

    ハロウィンで仮装をするのは

    おばけが子どもをさらいに来るときに

    おばけを驚かせて、退散させるため

    もうひとつ、大切なことを教えてあげます

    「おばけがね、好きな子どもがいるんよ」

    「おかあさんの言うことをきかない子や、お手伝いをしない子は

    おばけが好きな においがするらしいよ」

    話しをきいていた男の子の顔が、だんだんと真剣な表情に変わります。

    うしろのおかあさんの顔は、どんどんうれしそうな顔になります。

    これって、ハロウィン効果というのでしょね。

      2019年10月28日

      いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.10.25

    聴診器のむこうに 空気の圧で

    秋2019.10.04  (13) 秋2019.10.04  (12)

    4年生の男の子の ほほとあごには 青いあざ

    これは 事件です

    転んでできた、自損事故なのか、

    いじめがからむ、傷害事件なのか

    調査が必要な状況です。

    まずは、おかあさんからの聞き取り調査

    「学校の空気圧の実験で、手作りポンプで

    自分の顔に陰圧をかけて あざになったんです」

    おかあさんの説明で、真相が明らかになります。

    学校の先生にも「すごいね」と言われたそうですが、

    いい学習をしましたね

       2019年10月25日

       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.10.23

    聴診器のむこうに リスか人間かの選択

    秋2019.10.09  (26)

    2年生の男の子は、クルミの負荷の総仕上げ

    まるまる一粒に挑戦します。

    「これを食べると、リスさんのおとなになるか、

    人間のおとなになるか 選ぶことができるからね」と教えます

    男の子は考えて、「人間がいい」というけれど

    「リスはね、テストはないし、森で遊んでるだけで楽しいよ」と

    なおも無料情報を提供します。

    それでも男の子は「人間がいい」

    それなら仕方がありません。

    くるみの他にもいろんなものを食べて、

    りっぱな人間のおとなになりましょうね

        2019年10月23日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.10.21

    聴診器のむこうに どんぐり帽子

    2歳の男の子の頭には、どんぐり帽子

    診察室を あちこちと歩き回ります。

    落ち着かなくて、かわいくて

    思わず コロコロして、

    お池におちないかと、心配になりました。

         2019年10月21

         いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2019.10.09  (21) 秋2019.10.09  (22)

  • 2019.10.20

    聴診器のむこうに しっぽが生えて

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    5才の女の子は、保育園の運動会の帰り道。

    「どんなことを したのかな」と、尋ねると

    「しっぽとり~」

    「すごいね、保育園では しっぽが生えるんだ」と驚くと

    「洗濯バサミで、つけるの、

    いつもは、保育園の袋の中にはいってるんだ」と、教えてくれます。

    それでも 本物のしっぽが生えないか 気になりますよね

          2019年10月20日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.10.19

    聴診器のむこうに えびたいって

    5年生の男の子の、今日の課題はハーゲンダッツを食べること

    それも、自分のおこずかいで買ってくるように、指示しています。

    約束通り、おこずかいから買ってきたアイスクリームを

    半分は、男の子が食べて 半分は、おかあさんに食べてもらうように伝えます。

    男の子は、なんでおかあさんにと、不満そう

    そこで、「エビでタイを釣るって、ことわざがあるでしょ」と教えます。

    「これ、エビとちゃうし、アイスやし」と、

    男の子は納得できない顔で、おかあさんにプレゼントします。

    納得できないことでも、先人の教えに従った方がいい時があるのですよ

       2019年10月19日

       いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2019.10.07  (21) 秋2019.10.07  (20)

     

  • 2019.10.18

    聴診器のむこうに おしゃれなヘアー

    秋2019.10.11  (25)

    4才の男の子は、前髪をたてた おしゃれなヘアスタイル

    わたしが あこがれている 髪形です

    「ワックスを使って、立たせてるのですか」と、尋ねると

    「寝ぐせなんです」と、おかあさん

    それは ナチュラルな髪形ですね。

    安くて、素早くて、素敵なスタイルです

       2019年10月18日

       いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2019.10.16

    聴診器のむこうに トリックオアキャンディー

    秋2019.10.07  (19) 秋2019.10.07  (13)

    2年生の女の子の手には、オレンジ色のカボチャ

    もしかして、ハロウィンのお菓子かな

    期待通り、「先生も おひとつどうぞ」

    さっそくカボチャに手を入れて、キャンディーをゲットします。

    毎日、カボチャに出合えると、うれしいのですが

       2019年10月16日

       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.10.15

    聴診器のむこうに ねこトラ

    秋2019.09.27  (23) 秋2019.09.27  (24)

    3才の男の子のシャツは 動物の図柄

    ネコちゃんかと思えば ネコですし

    白いトラかと思えば、トラですし

    はっきりとするまでは、うかつに声もかけられません。

    答えが出ないまま、診察時間が過ぎていきます。

    こんな時はどうすればよいのか、また一から研修をはじめます。

        2019年10月15日

             いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

  • 2019.09.17

    聴診器のむこうに あおむしくん

    秋2019.09.14  (17) 秋2019.09.14  (21) 秋2019.09.14  (23) 秋2019.09.14  (22)

    1年生の男の子の手に あおむしくん

    「はらぺこあおむしくん」を折り紙で作りました。

    「どこで覚えたの」って尋ねると

    「としょかんの先生に、おしえてもらった」

    おうちに帰って、アイパットで調べて 作ったそうです。

    ながあく伸ばして あおむしくん

    みじかく縮めて だんごむし

    なんども何度も 伸ばしたり、縮めたりして遊びます。

    楽しいひと時に出合えることも、外来のたのしみです。

       2019年9月17日

       いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.09.15

    聴診器のむこうに おまわりさんに

    秋2019.09.13  (9)

    6才の男の子は、笑うと前歯がありません。

    「どこかに落としたって、おまわりさんに 届けたかな」って、

    教えてあげると

    もっと かわいく笑います。

    笑顔は 最高のコミュニケーションツールです。

    これからも このキャラで いきましょうね

        2019年9月15日

        いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2019.09.14

    聴診器のむこうに レア生物

    3年生の男の子の手には レアな図鑑

    タイトルは 「深海生物」

    男の子の一押しは、「ラブカ」

    サメの仲間だそうです。

    わたしのお気に入りは 「センベイダコ」

    表紙の絵にもなっている かわいさです

    これは これはと 次々と教えてくれるので

    診察は、先に進みそうにもありません。

        2019年9月14日

        いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2019.09.11  (18) 秋2019.09.11  (19)

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