-
2018.03.12
聴診器のむこうに ネコづくし
8才の男の子のマイブームは、ネコの絵を描くこと
それも、墨絵です。
描いた作品には、自分で名前を付けて完成です。
近々、個展も開くとか。
将来が楽しみな、ネコづくしの男の子です。
2018年3月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.03.10
聴診器のむこうに 知らなかったよ
中学三年生の男の子は、うれしそうな顔で診察室に入ってきます。
いいことがあったのかなって 待っていると
「美術科にごうかくしたんです」と、うれしい知らせ
公立の高校で、美術科がある所といえば・・・
ちいさい時から、クリニックに通ってこられていたのですが
美術の才があるとは、知らなかったです。
「すごいね~、よかったね」と、お祝いしたものの
次のことばが見つかりません。
いまからサインを もらっておこうかなっ
2018年3月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.03.06
聴診器のむこうに かぶってゴマちゃん
8才の男の子は、おにいちゃんの診察中は することがなくって退屈です。
なにやら ゴソゴソしていると見ていると、
おもちゃ箱から、ぬいぐるみを取り出して
ゴマちゃんかぶりです。
お茶目な2年生さん
次は、どんなパフォーマンスを見せてくれますか
2018年3月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.03.02
聴診器のむこうに インスタ映え
1才の男の子の おとうさんのお仕事先は
神戸で有名なチョコレート屋さん
「今年のバレンタインの売り上げは どうでしたか」と尋ねると
「チョコレートを贈る習慣も 少し変わってきましたから」
それでも、おとなりの おかあさんは
「今年は インスタ映えのする商品が ヒットしたので・・」と
うれしそうな答え
そうか インスタ映えですか
わたしも、服と髪形を整えて、インスタ映えする診察を心がけましょう
2018年3月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.02.24
聴診器のむこうに 陸王のくつ
14才の女の子のたのしみは 走ること
「陸王のテレビ、見てたかな」と尋ねると
「家族みんなで 見てました」
「陸王のくつがあれば、はいてみたいなあ」
学生の時には 陸上をされていたおかあさんも、
「応援が楽しいです」
「応援、出来てうれしいです」
区対抗の駅伝大会では、今年は補欠にまわられました
いまは、冬のオリンピックの話題ばかりだけれど、
来年は、新聞に名前が出るといいですね。
2018年2月24日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.02.18
聴診器のむこうに 人のうらおもて
3才の男の子がやってきます。
気になるのは、服のガラ模様
「アンパンマンだ」と思って近寄ると、
アンパンマンの着ぐるみを着たバイキンマン
まんまと だまされました。
いい人だと思って近づくと、実は悪い人
人の裏表を学ぶ機会になりました。
2018年2月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.01.31
聴診器のむこうに 安全に配慮して
「この間の学校のイベントで、アレルギー表示したんです」
持ってこられた写真をみると、
模擬店の机に、7大アレルギーの表示
小学校には 食物アレルギーがある子どもが通われています。
学校訪問をして、先生方の研修会のお手伝いをしたことがあるのですが
そのあとは、おかあさんと先生方の取り組みです。
アレルギーの表示をすることで、いろいろな学びがあります。
食物アレルギーのこと、
食物アレルギーがあるお友だちの気持ち
アレルギー表示の見かたなど、
イベントでの表示は、いきた教育だなあと思います
医療生協のイベントでも、アレルギー表示ができるようと思います。
2018年1月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2018.01.29
聴診器のむこうに インフル真っただ中
1月28日 休日急病診療所にでかけました。
診療所に着くと、駐車場に入りきれない車で大混雑
急いで診察しても、待ち時間はどんどん長くなっていきます。
60名近くを診察して、インフルエンンザA型12名、B型24名
インフルエンザ真っただ中です。
2018年1月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.28
聴診器のむこうに おかあさんとの契約
9才の男の子に提案します
「お正月が近いので、お手伝いを30分したら、10円もらえる契約をしてみない」
そばで聞かれていたおかあさんが、言われます。
「15分宿題をしたら、15分ゲームをしていいことにしてるんです」
これは失礼しました。
先行する契約があるのを知らずに、横やりを入れるような真似をしてしまいました。
おかあさんとの契約は、順守するようにと
男の子に申し添えたのは、言うまでもありません。
2017年12月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.27
聴診器のむこうに 雪国から
今年は寒い日があっても、庭の水道栓が凍ることはありません。
「まだ そう寒くなくてよかったですね」と
3才と8才のご兄弟のおかあさんにお話すると、
「うちの近くでは、雪が積もっていますよ」
住所を見ると、兵庫県の北部です。
真っ先に心配したのが サンタさんのこと
トナカイさんは、しもやけにならないかな
次の心配事は、ご兄弟の帰り道
診察が終わったら、気をつけてお帰りくださいね。
2017年12月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.26
聴診器のむこうに 10年ぶりのお客さま
年末の外来には、日ごろお会いできないお客さまが来られます。
25日には、10年ぶりのお客さま
東京の大学に進まれて、大手自動車メーカーに就職され、
海外出張を命じられたのを機会に、
10年ぶりのアレルギーの相談です。
自動車メーカーも様変わり、ハイブリット、Eパワー、電気自動車
家電の一つになりそうです。
アレルギーのことは、おまかせいただいて、
めざせ 未来の社長さん
2017年12月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.24
聴診器のむこうに 白浜から来ました
5才の男の子は、毛並みのいいシロクマさんと診察室に
「アドベンチャー・ワールドから来ました」と、おかあさん
どうりで、クレーンゲームのシロクマさんとは、気品が違います。
「目のまわりと、からだを黒く塗ったら、パンダさんになるよね」と助言すると
「うちには、パンダは たくさんいますので」と言われます。
シャンシャン・ブームの真っただ中
もう少しは 正統派の真っ白クマで、頑張りましょうか
2017年12月24日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.23
聴診器のむこうに 4才のコンビ誕生
4才の男の子が、クリスマスの帽子をかぶって登場します。
「幼稚園で つくった!」と、ほこらしげ
さっそく 並んで ツーショット
幼稚園帽の男の子と、サンタ帽のわたしと
4歳児コンビの誕生です。
2017年12月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.23
聴診器のむこうに 遅れてもいいですか
「24日は 忙しいので、今年はパスしていいですか?」
サンタ帽をかぶった不審な人が 外来診察をしながら
9才の男の子にお願いします。
「だったら、24日は無理なので、お正月すぎに届けてもいいですか?」
男の子の答えは、いずれのお願いにも NO
クリスマスのプレゼントを 期日内に届けられるかどうかの心配で、
今日もサンタさんは 悩みます。
2017年12月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.22
聴診器のむこうに あこがれのショートケーキ
5才の男の子が、ショートケーキに挑戦します。
卵は食べられるのですが、立ちはだかるのが ケーキの壁
大好きな いちごのケーキを持って来てもらい、少しだけ食べてみます。
うれしそうに 食べ始めたので
あとで「また食べたいですかと」尋ねると、
「おいしくなかったです。」
あこがれと現実とのギャップに悩むのは、青春の特徴です。
一足お先に、おにいさんになりましたね。
2017年12月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.21
聴診器のむこうに お手の練習
すっかりとおなじみさんになった メーメーさん
5才の女の子と一緒に診察室に入ってきます。
年の瀬に、忙しいけれど お手の練習をしてみます。
右手を上げて、次は左手を、
年が明ければ1年生。
教室でもいい子にできますか メーメーさん
2017年12月21日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.19
聴診器のむこうに いろいろな目
クリスマスを間近に、サンタ帽をかぶっての外来診察
診察室に入って来られるおかあさん、おとうさんは
「わー、すごい」と、一応に感嘆の目
子ども達は、無言で 一応に怪しげなものを見つめる目
背後からは、看護師さんの 苦笑の目
あい反する目に見つめられながら、
今日も頑張って診察を続けます。
2017年12月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.17
聴診器のむこうに パジャマがおまけ
1年生の男の子は、カンガルーブログの常連さん
今日も、いろんな宝物を見せてくれます。
はじめは、ていねいに書かれた 仮面ライダーのなんとかタイプ
次は おなじみのフルボトル
これは ユニクロのパジャマを買うとついてきたとか
最後は メダルのコレクション
わたし的には、投じられた資金の方が気になります。
「いまから、ダイエーに行くのが コースです」と、おかあさん
ごくろうさま、おかあさん、
そして、資金提供源の おとうさん
もっと ごくろうさまです。
2017年12月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.12
聴診器のむこうに おつきあいしてくれてありがとう
3年生の男の子が、黄色い袋をかぶって入ってきます。
「ミニオン みたい」と名づけると、うれしそう。
今度はジャンパーを引き上げて、頭まで隠します。
「かおなし みたい」と名づけると、うれしそう
「そのままでいてね」と リクエストして、
素早くミッキーを被せます。
「そのまま、両手をあげてね」と お願いすると、
まま かわいい。
診察の合間に お付き合いしていただき、ありがとうでした。
2017年12月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
-
2017.12.08
聴診器のむこうに ミニオンが待ってるよ
1年生の男の子に、クリスマスプレゼントに何をお願いするのか尋ねます。
「ミニオンのピース」と、元気な声がかえります。
「いい子にしていないとね、ミニオンピースを
1ピースしか 持ってきてくれないかもよ」と、
少し意地悪発言をしてみます。
1年のクリスマスに、1ピース
1000ピースあるとして、1000回クリスマスを迎えなければ
完成にこぎつけません。
全ては、今日からクリスマスまで 善い行いをするかどうかにかかっています。
先生も完成ミニオンを見たいので、
クリスマスまで、良い子にしていてくださいね。
2017年12月8日
いたやどクリニック 木村彰宏