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2025.04.23
聴診器のむこうに 寝ているときも身につけて
5才の男の子は、手首に何かをつけています。
手首から出してもらうと、ビローンと伸びて、ますます不思議ちゃん
四国に遊びに行ったときに、道の駅で見つけたとか、
寝ているときも、ずーっと一緒
ご利益がたくさんあると思いますよ
2025年4月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.22
聴診器のむこうに どちらにしても苦手だなあ
6才の男の子の胸には、トラやひょう、クマに交じって
ダニの絵柄が書かれています」
「これって、ダニだよね」と確認すると、
「タランチュラです」との答え。
ダニも、クモも、どちらの苦手のグループなんですけどね
目をつぶって、診察をしましょうか。
2025年4月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.21
聴診器のむこうに ただいま爆睡中
もうすぐ5才になる男の子は、診察が終わると眠たくて診察台に寝ころびます。
弟くんの診察が終わっても、ずーっとそのまま動きません。
次の患者さんが入られても、その次の患者さんの番になっても
ずーっとそのまま動きません。
「このままでいいですか」と患者さんに断りを入れて、診察を続けます。
長く外来診察をしてきましたが、はじめての出来事です。
「春眠、診察室を覚えず」ですね。
2025年4月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.17
聴診器のむこうに キツネフエフキ
8才の男の子は、はじめて見かけるマスクで診察室に
「どうしたの」と尋ねると、「自分でつくった」
「これは、なんの絵なの」と続けると、「おさかなだよ」
なまえは「キツネフエフキ」というのだそうですが、
ネットで販売すれば、売れるかもね
それにしても、「キツネフエフキ」って、なんだろうな。
2025年4月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.16
聴診器のむこうに 山道倍速
16歳の男の子は、高校の山岳部。
先日も、六甲山かけのぼり大会で、学校新記録のタイムを樹立
県の選抜メンバーに選ばれて、日々トレーニングしているとか
足の速さを練習するのは、良いことです。
その勢いで、大学の門も突破できるといいですね。
2025年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.15
聴診器のむこうに ひらひらリボン
5才の女の子の髪には、腰まで届くまでのひらひらリボン
歩くたびに、大きく揺れて素敵です。
遠くから見ても、すぐにわかるから
迷子にならずにすみますね。
2025年4月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.13
聴診器のむこうに どっちが強いの
6才と9才のご兄弟
6才の弟くんの胸には、ゴリラの絵柄
9才のお兄さんの胸には、恐竜の絵柄
「どちらが強いの」と尋ねると、
「???」
一度兄弟で戦ってみて、先生が判定することにしましょうね。
2025年年4月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.12
聴診器のむこうに 花婿困る
春から大学生になるイケメンの男の子
休みを利用してバイトを始めたというので
仕事を聞くと「ブライダル関係です」
それは、よくありません。
君が結婚式場に入って仕事をすると、花婿さんがかすんでしまいます。
ブライダル関係は、先生のようなアンチイケメンのほうがあってると思いますよ。
2025年4月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.09
聴診器のむこうに チーバ君
春休みを利用して、チーバ君が診察に来られました。
中学を卒業して、群馬県の尾瀬高校自然環境科に進まれました。
地域の人とすぐに仲良くなり、陶芸用の窯を自作。
村の人と陶芸教室を開いて、作り上げた作品は展示会に出品します。
雑誌にも取り上げられて有名人になりました。
チーバ君、体に気を付けて、また診察に来てくださいね。
2025年4月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.31
聴診器のむこうに なに系なのかな
6才の女の子は、帽子から上着、スカートまで、
同じコーデで決めています。
「なに系のコーデなの」と尋ねると
「わからん」と、連れない返事
このままのコーデで1年生の教室に行くと、人気ものになりますよ。
2025年3月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.30
聴診器のむこうに 動物クイズ
寒い日の外来は、来られる子どもにとっても一苦労
思い思いの防寒具を着こんで現れます。
3才の女の子は、白い帽子をかぶって登場します。
はてさて、これは、なんて名の動物さん
ネコちゃんかな、うさぎさんかな それともヒツジさん
寒い日の外来は、不思議がいっぱいです。
2025年3月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.22
聴診器のむこうに 将来の夢は
7才の男の子の夢は、恐竜学者になること
ティラノザウルスに憧れています。
夢を実現するために、いくつかの提案をします。
その1、しっかり食べて、しっかり運動して、身体を鍛えること
その2、おばあちゃん孝行をして、学費の援助をお願いすること
その3、福井にある恐竜博物館にいって、実地体験をすること
大きくなって男の子の夢が、実現するといいですね。
2025年3月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.20
聴診器のむこうに 花束ありがとう
18才の男の子は、この春高校を卒業され、大学に進まれます。
大学生になるとアレルギー外来を受診できないのかと心配され、
お礼にと花束を持ってこられました。
いえいえアレルギー外来に年齢制限はありませんよ。
大学に進まれても、年に何度かお顔を見せに来てくださいね。
お待ちしていますからね。
2025年3月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.08
聴診器のむこうに ネコの恩返し
18才の女の子は、ネコアレルギー
「ネコを飼ってるの?」っと尋ねると、
「床下に住んでいて、近所の人がエサをあげてるねん」
これって、地域ネコですよね
「ネコにやさしくしていたら、自分がおぼれた時に助けに来てくれるよ」
と伝えると
「そんなこと、ないわ」と否定的
いえいえ、おネコさまのパワーを、あなどってはなりませぬぞ
2025年3月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.06
聴診器のむこうに 鹿になめられて
19才の男の子は、神戸の自宅から奈良の大学まで通っています。
途中鶴橋駅で乗り換えるのですが、
寝過ごして、起きたら奈良まで行ってしまったこともあるとか。
もしかして、シカさんになめられて、跳び起きたのかな
前の日は、夜更かしをしないで、早く寝ましょうね
2025年3月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.05
聴診器のむこうに ラッコみたいに
7才の女の子に習い事を尋ねると、スイミングと和太鼓です。
「プールの中で、和太鼓をたたくのかな」
「おなかの上に和太鼓を乗せて泳ぐと、ラッコさんみたいでかわいいよ」
と提案すると、「そんなん、むり」と言われます。
そうかな、先生はインスタ映えすると思うけど。
将来は、オリンピックの競技種目になるかもしれないよ。
2025年3月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.03.03
聴診器のむこうに ふたりのエルサ
4才と2才の姉妹は、おそろいのドレス姿で登場します。
「アナ雪のエルサのドレスで、1着7000円もするんです」と、おかあさん。
お姉さんのお古を、妹さんにお下がりするのではなく、
2着同時に購入とは太っ腹。
おとうさん、体に気を付けて、しっかりと稼いでくださいね。
2025年3月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.28
聴診器のむこうに カステラさん
5才の女の子は、今日がカステラの負荷試験
卵を食べても大丈夫な量を計算して、負荷をします。
30分ほど時間をおいて、マイクで名前をお呼びするときに
「カステラさん」と声をかけます。
女の子が、うれしそうに診察室に入ってくるので、
「これから、カステラさんにお名前をかえてみようか。
苗字は、井村屋さんだね」と伝えます。
「いむらや かすてら」さん。かわいい名前になりましたよ
2025年2月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.27
聴診器のむこうに おかあさんも仲間入り
西宮から診察に来られる鉄道大好きの兄と弟くん
おそろいのトレーナー姿で登場します。
おかあさんのバッグも阪急電車
ファミリアの限定品です。
これで、おかあさんも「てっちゃん」に仲間入り
仲良し親子号 出発進行です。
2025年2月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.26
聴診器のむこうに ほとんど8才
お誕生日まじかの男の子に、
「学校では、ほとんどの子が、8才だよ」と教えてくれます。
「ボクもほとんど、8才だね。髪の毛だけが、まだ7才かな」とお話しすると
不思議な顔をします。
そう、誕生日が近づくにつれて、
だんだん7才から8才に変わっていくものなんです。
もちろん、頭の中もだんだん8才になるから、心配しなくていいからね。
2025年2月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏