カンガルーの小部屋

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  • 2014.05.03

    聴診器のむこうに 365分の1の奇跡

    春2014.04.25  (17)

    診察を行う時は、名前と生年月日を確認します。

    姉妹のお誕生日をみると、じぇじぇじぇ

    なんと 同じ日付です。

    「お誕生日ケーキは 一つですか」と尋ねると、

    答えはYES

    「上の子の3才のお誕生日プレゼントが、下の子だったんです」

    おかあさんの言葉に、妹さんは、恥ずかしそう。

    姉妹のお誕生日会が、50回も 100回も重ねられますように

    そして、50年も、100年も 平和な世の中が続きますように。

                    2014年5月3日

                    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 2014.05.01

    聴診器のむこうに ボクの大好きなもの

    2才の女の子の手には、ほっぺた△の「アンパンマン」

    5才の男の子の手には、身体が青い「くまもん」

    外来のボランティアさんの力作です。

    みんな、折り紙が大好きです。

    次は、どんな折り紙キャラクターが登場するのか、とても楽しみです。

    2014年5月1日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (106) 春2014.04.27  (108)

  • 2014.04.29

    聴診器のむこうに 朝からならんで

    5才の男の子の腕には、大きな時計。

    関東地方でブレイクしている時計です。

    予約販売で、なかなか手に入らないとか。

    おかあさんは、3000円を片手に、

    開店前からお店に並ばれたそうです。

    わが子のためなら、眠さも なんのその。

    母の愛は、プライスレスです。

    2014年4月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.25  (4) 春2014.04.25  (3)

  • 2014.04.29

    聴診器のむこうに 手作り売れ筋

    「おすそわけ です」

    おかあさんが、小さな袋を出されます。

    中には、かわいいクッキーが入っています。

    しかも、原材料表示付き

    米粉、きび砂糖、ショートニング、きな粉、豆乳、片栗粉、塩

    アレルギーを起こしやすい食材は、使われていません。

    さっそく、袋から取り出して、気になるお味を確かめます。

    「う~ん、おいしいです」

    看護師さんにも大好評、

    商品化も、夢ではありません。

    2014年4月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (71)

  • 2014.04.24

    聴診器のむこうに 夢は新幹線

    男の子の夢は、新幹線に乗る事。

    おかあさんにおねだりしますが、かないません。

    ここで、状況を打開するのが、わたしの役割。

    「わかった!先生が 新幹線に乗せてあげようか」

    小さな紙に絵を描いて、椅子の上に置いて、

    その上に、男の子を坐らせます。

    「やったね、新幹線に乗ったよ」

    これには おかあさんも 大喜び。

    「飛行機にも 載せてあげられるわ」

    「ロケットも 大丈夫」と、のりのりです。

    男の子は、もうひとつ うれしそうでは なかったのですが・・

    2014年4月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.18  (27)

     

  • 2014.04.22

    聴診器のむこうに キラキラさん

    「先生、参観日でね、今日のキラキラさんに 選ばれたんですよ」

    おかあさんの言葉に、7才の男の子は、恥ずかしそうです。

    学校では、その日 一番輝いていた子どもを、表彰する制度があるそうです。

    男の子は、自分の荷物を置く場所を、

    他の人が ぶつからない所にと、工夫していました。

    隣の子どもが見ていて、「キラキラさん」に、

    推薦してくれました。

    それは、素晴らしいことですね。

    でも、男の子は 最後まで 恥ずかしそうです。

    2014年4月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.18  (26)

  • 2014.04.20

    聴診器のむこうに 不思議なバッグ

    診察を終えた11才の男の子は、赤いバッグを持って出発です。

    「なにが 入ってるの?」って、尋ねると、

    「サッカー用品、一式です、ボールも入ってます」

    思わず、ビーチボールのように

    口で膨らませて使うサッカーボールを想像します。

    正解は、バッグの大きなスペースと、小さなスペースとの間に

    まあるい連絡通路が 開いています。

    これで、大きなボールも、すっかり収まります。

    「最近のバッグは、すごいでしょ」

    おかあさんのフォローに、納得です。

    2014年4月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.03.23  (34) 春2014.03.23  (33)

     

  • 2014.04.17

    聴診器のむこうに 鉄道づくし

    3才の男の子の背中には、新幹線のリュックサック。

    サンタさんにもらった、「サクラしんかんせん」です。

    「もっと あるんです」と おかあさんに促されて見ると、

    くつも、新幹線です。

    さらに、さらに、靴下は、サンダーバード

    鉄道づくしのスタイルで、電車も乗れるし、

    病院通いは、大好きです。

    2014年4月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (67) 春2014.04.27  (68) 春2014.04.27  (69)

  • 2014.03.25

    聴診器のむこうに 鼻水シュワッチ

    花粉症が、真っ盛り。

    スギに、ヒノキに、ドンドンふりかけ状態です。

    登場したのは、5才の男の子。

    胸には、しっかりウルトラ軍団。

    目には、特製ゴーグルと、

    顔全体を覆う、メタリックマスク。

    「鼻水シュワッチ」とならないよう、

    完全武装のモデルです。

    3分間は、涙も 鼻水も さよならです。

    2014年3月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.03.24  (24)

  • 2014.03.15

    7+8= 水たまりを通り抜け

    いちにちじゅう あめのひは、

    おそとに だしてもらえなくって たいくつです。

    あめあがりの こうえんは みずたまり。

    ボクの いくてを さえぎります。

    でも、むこうに、ちゃいろくて まあるいものが みえてます。

    ここで ひるまないのが ボクの しんじょうです。

    みずたまりを とおりぬけ、ボールをゲット。

    「615こめ」は、「みずたまりボール」って、なづけます。

    2014年3月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.03.14  (41) 春2014.03.14  (43)

  • 2014.03.09

    聴診器のむこうに 夢はイタリアへ

    クリニックの、「夢あつめ」。

    2月いっぱいで、200名を超える方からの 夢 をいただきました。

    今日、登場するのは、8才の男の子。

    夢は、イタリア、セリアAのサッカーチームでの活躍です。

    日本語に 英語に、イタリア語、

    夢の実現は、語学から。

    さあ、今日から、サッカーの練習と語学の学習です。

    2014年3月9日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2014.02.18  (10) 冬2014.02.18  (11)

  • 2014.03.06

    聴診器のむこうに 頭から

    7才の男の子は、「いいものを見せたげる」

    袋から取り出したのは、1m以上もある大蛇です。

    サンタさんに、いただいたとか

    これには、看護師さんもビックリ。

    「ねえ、ねえ、頭から ガブリしてみせくれる」という、

    わたしのリクエストに答えて、

    頭ガブリの写真を撮らせてくれます。

    ワイルドだぜ~。

    これなら、どんな時代が来ても、大丈夫ですね。

    2014年3月6日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2014.02.21  (17) 冬2014.02.21  (21) 冬2014.02.21  (20)

  • 2014.02.25

    聴診器のむこうに さびしがりやの4才

    男の子は、明日が4才のお誕生日。

    「ねえねえ、何才になるの?」と、たずねると、

    指を立てながら 「3才」

    うしろから おかあさんが、

    「3才じゃなくって、お誕生日が来たら、何才になるの?」と、フォローします。

    男の子は「5才」と、答えます。

    3才の次は、5才。

    それでは 4才が寂しがりますよ。

    でも、お誕生日のお祝いのシールをたくさんあげましょうね。

    2014年2月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2014.02.11  (16)

  • 2014.02.10

    聴診器のむこうに 夢を集めてます

    いたやどクリニックの60周年記念に、夢を集めています。

    8才と7才の兄弟の夢を見せてもらいます。

    お姉さんは、「おかあさんのような看護師さんになりたいです」

    弟くんは、「日本一の恐竜博物館を作りたいです」

    グンと背伸びして、跳びあがって、それでもなかなか届かないのが夢。

    踏み台を持ってきて、誰かに肩車してもらって、それでもあと少しなのが夢。

    でも、しっかり食べて、ゆっくり寝ると、背が伸びて

    今は無理な夢でも、きっと手が届くようになりますからね。

    みなさんの夢を、大募集中です。

    2014年2月10日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2014.02.09  (22)

  • 2014.01.22

    聴診器のむこうに 2才のライダー

    診察室に入って来られた2才の男の子の腰には、

    仮面ライダーの変身ベルト。

    いろいろと、操作手順を教えてくれます。

    男の子が熱中するキャラクターは、年齢とともに変化します。

    始めは、あんぱんまん

    次に、トーマス。

    そして、仮面ライダーか、戦隊もの。

    最後は、ポケモンが、標準コースです。

    それにしても、2才でライダーファンとは、驚きです。

    もしかしたら、「ギネスもの」かも知れませんね。

    2014年1月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2014.01.17  (10) 冬2014.01.17  (9)

  • 2013.12.27

    聴診器のむこうに 大好きアンパンマン

    女の子の背中には、顔よりも大きなアンパンマン

    困ったことがあっても、大丈夫。

    アンパンマンが、すぐに助けに来てくれます。

    でも、予防接種をするときは、

    「アンパ~ンチ」を、頼まないでくださいね。

    2013年12月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2013.12.09  (26) 冬2013.12.09  (27)

  • 2013.12.20

    聴診器のむこうに サンタさんといっしょに

    春に小学校に入る 男の子の背中には、サンタさん。

    おかあさんの手作りの ひと工夫です。

    登園のときには、サンタ帽。

    アメリカや、ヨーロッパの都市では、

    クリスマス前になると、サンタさんの衣装を着て街を歩く、

    パフォーマンスが流行っているそうですが、

    男の子は、神戸での さきがけのようですね。

    2013年12月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2013.12.17  (3) 冬2013.12.17  (4) 冬2013.12.17  (5)

  • 2013.12.11

    聴診器のむこうに 究極の3択

    6才と、2才の男の子の手には、緑と赤のまあるいおもちゃ。

    仮面ライダー・ガイムの、変身グッズです。

    「何に変身するの?」って、お兄ちゃんに尋ねますと、

    「何にも、変身でけへん」と、夢のない答え。

    そこで、新たな設問です。

    「お金持ちだけど、顔はぶさいくで、頭もよくない人と、

    イケメンだけど、お金がなくって、頭もよくない人と、

    頭は良いけど、お金がなくって、顔はぶさいくな人と、

    さあ、誰に変身したいですか」

    男の子は、論理的な課題に悩む様子もなく、「頭がよい人」

    まじめだけど、一生苦労する選択ですね。

    クリスマスも近いことですし、

    サンタさんに「頭のよくなる変身グッズ」を、お願いしましょうね。

    2013年12月11日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2013.12.10  (4) 冬2013.12.10  (5)

  • 2013.12.05

    聴診器のむこうに 親ガメ子ガメ

    弟さんの診察をしている間、

    うしろで、くすくす声。

    5才と、6才のお兄さんが、おとうさんの背中に子ガメ状態です。

    「わあ すごいね、重いでしょ」と、言いますと、

    「背中に乗っけると、大丈夫です」

    さすが、親ガメおとうさん。

    一家を支える、すぐれ者です。

    2013年12月5日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    冬2013.12.02  (48)

     

  • 2013.11.21

    聴診器のむこうに 究極のクエスチョン

    8才の男の子に、質問します。

    「ねえねえ、お金と、愛情と、どっちが大切と思う?」と、

    究極のクエスチョン。

    後ろで、看護師さんが「まあ、そんな質問をして」という、顔をします。

    男の子は、ためらいもみせずに、

    「おかね」

    なんという、堅実な子どもなんでしょう。

    愛情は、一時的な気の迷い。

    おかねは、裏切りません。

    人生の奥義を、8才で習得するとは、なかなかに「優れもの」です。

    2013年11月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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