カンガルーの小部屋

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  • 2014.06.23

    聴診器のむこうに こまちづくし

    夏2014.06.18  (3) 夏2014.06.18  (4) 夏2014.06.18  (5)

    3才の男の子は、みてみてモード。

    秋田新幹線「こまち」のTシャツをほめると

    足先をブランブランさせて、アピールします。

    赤と白のくつは、秋田新幹線「こまち」

    今度は、くつを脱ぎだします。

    現れたのは、赤と白のくつした「こまち」です。

    「朝から 先生に見せようと 

    自分でコーディネート してたんです」と、おかあさん。

    ありがとう

    先生も いっぱい 楽しめましたよ。

               2014年6月23日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.04

    聴診器のむこうに 芸術はバクハツだあ

    春2014.05.26  (90) 春2014.05.26  (91) 春2014.05.26  (92)

    3才前の男の子は、小麦粘土を触る負荷テスト。

    幼稚園で遊ぶ時、小麦粘土でかぶれないかのテストです。

    持って来られた粘土を前に、

    「なんでも、好きな物を作ってごらん」と、

    誘いかけても、手は動きません。

    白い粘土を手に持って、「ゆきだるま つくろお」って、

    雰囲気作りしますが、

    手は動きません。

    30分後、様子を見に行くと、いろいろな造形品

    「黄色いのは、ありくいです。青いのは、タケノコです」と、

    おかあさんの説明が入ります。

    そうそう、待っていたのはこれです。

    芸術に、決まった形はありません。

    もっと、もっと、バクハツしましょうね。

               2014年6月4日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.30

    聴診器のむこうに クマの診療所は大忙し

    yjimage[9]

    5月になり45日の自然学校に行かれる5年生が相談に来られます。

    山の中で、食物アナフィラキシーや喘息発作がおきると大変です。

    いろいろな準備を伝えて、最後は喘息の吸入薬を

    しっかりと使うようにダメだしします。

    「もし、自然学校で喘息の発作がでたら、

    お医者さんは近くには いないからね」

    「クマの診療所ならあるけど、

    治療の後の診察料は、なんだと思う?」

    「もちろん、お代は、お魚一匹。

    なければ おしりガブリだからね」

    男の子は、わたしの話を真剣な顔で聞き取り、うなづきます。

    「だから、吸入のお薬、しっかりとしておこうね」

    これでもう大丈夫、

    男の子を怖がらせないで、今日も指導を終了します。

             2014年5月30日

             いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.29

    聴診器のむこうに まいあさ登山

    春2014.05.17  (83) yjimage[5]

    9才の女の子の日課は、まいあさ登山

    近くの裏山に、登ってから学校に出かけます。

    「からだをしっかりと動かすと、あたまも良くなるんだよ」

    と、わたしが伝えますと、

    すかさず「ボケ防止にも なるのかな」とは、看護師さん。

    視線が、心もち わたしのほうを向いているのは、

    気にしすぎなのかなっ

               2014年5月29日

                  いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

     

     

  • 2014.05.26

    聴診器のむこうに 京の銘菓

    春2014.05.17  (86) 春2014.05.17  (84)

    京都から診察に来られたおかあさんは、

    手作りの「ポンデリング」を持参されます。

    妹さんは普通の「ポンデリング」の負荷試験、

    お姉さんは、アレルギーが強くて、普通タイプは難しく、

    そこで、おかあさんの「手づくりポンデ」の登場です。

    ホワイトソルガムと米粉、それにメープルシロップで作ります。

    わたしには、あんこが入った「手づくり和菓子」風

    お昼に、ありがたくいただくことにしましょう。

                2014年5月26日

                   いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.23

    聴診器のむこうに 初めてのチョコの味

    春2014.05.02  (85) 春2014.05.02  (83)

    5才の男の子は、はじめてチョコに挑戦します。

    なるべくシンプルなものと、

    カカオ成分72%、86%、95%から、選択します。

    はじめに95%のものを、半粒くちに入れ、

    「お味はどうですか」って、聞くまでもなく

    テーブルにうつぶせになり、見開いた眼が 全てを語ります。

    はじめてのチョコの味は、ほろ苦い味がしました。

                2014年5月23日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.22

    聴診器のむこうに おかわり王子

    春2014.04.17  (34)

    今年、入学した男の子は、給食が大好き。

    今日は、カレーライスを、9回おかわり。

    月、火、水、木の4日で25回おかわりと、記録街道をばく進中。

    小児科的には、新しい環境への良い適応なので OKなのですが、

    栄養学的には、メタボが心配です。

    「おかわり王子さん」に、どんな一言をかけると良いのか、

    春の迷いが また一つ増えました。

                 2014年5月22日

                    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

       

     

  • 2014.05.19

    聴診器のむこうに リュックでガオ~

    春2014.04.01  (37) 春2014.04.01  (38)

    もうすぐ2才の男の子は、リュックでガオ~

    椅子に上って、リュックでガオ~

    「赤ちゃんゴジラ」の誕生です。

    さっそく、写真に記録して、後世に伝えましょう。

               2014年5月19日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.15

    聴診器のむこうに ゴジラへの目覚め

    春2014.05.12  (46)

    9才の男の子の手には、おいしそうな本

    「先生も、お好きかと思いまして」と、おかあさん。

    はい、ゴジラものは大好き、大好物です。

    4才の頃から、映画館で全シリーズを見ましたよ。

    男の子は、TVの特集のあと、すっかりゴジラにはまったとか。

    ゴジラへの目覚めは、人生の楽しみを変えてくれます。

    今日から、男の子と先生とは、「ゴジラ友だち」です。

                2014年5月15日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

     

  • 2014.05.13

    聴診器のむこうに カエルinかえる

    春2014.05.12  (44) 春2014.05.12  (45)

    5才の男の子のシャツには、あかガエル

    口には、気になるジッパーが・・

    男の子と一緒に、中をのぞくと、みどりのかえる

    みどりのかえるに ジッパーがあったら どうしよう

    次は、なに色kaeruかな?

    不思議な空間に、入り込んでいると

    「いい加減に、診察に戻ってください」っていう、

    看護師さんの声が、聞こえそうになりました。

               2014年5月13日

                  いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

  • 2014.05.06

    聴診器のむこうに このバス座席つき

    春2014.04.27  (121) 春2014.04.27  (118) 春2014.04.27  (119)

    6才の男の子の手には、バスのおもちゃ

    厚紙を切って作りました。

    ハンドルも、出入り口も、座席もついています。

    「毎日、何かひとつ作ってるんです」と、おかあさん。

    日本の技術の伝承は、君の手にゆだねる事にしましょう。

                    2014年5月6日

                    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.03

    聴診器のむこうに 365分の1の奇跡

    春2014.04.25  (17)

    診察を行う時は、名前と生年月日を確認します。

    姉妹のお誕生日をみると、じぇじぇじぇ

    なんと 同じ日付です。

    「お誕生日ケーキは 一つですか」と尋ねると、

    答えはYES

    「上の子の3才のお誕生日プレゼントが、下の子だったんです」

    おかあさんの言葉に、妹さんは、恥ずかしそう。

    姉妹のお誕生日会が、50回も 100回も重ねられますように

    そして、50年も、100年も 平和な世の中が続きますように。

                    2014年5月3日

                    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

  • 2014.05.01

    聴診器のむこうに ボクの大好きなもの

    2才の女の子の手には、ほっぺた△の「アンパンマン」

    5才の男の子の手には、身体が青い「くまもん」

    外来のボランティアさんの力作です。

    みんな、折り紙が大好きです。

    次は、どんな折り紙キャラクターが登場するのか、とても楽しみです。

    2014年5月1日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (106) 春2014.04.27  (108)

  • 2014.04.29

    聴診器のむこうに 朝からならんで

    5才の男の子の腕には、大きな時計。

    関東地方でブレイクしている時計です。

    予約販売で、なかなか手に入らないとか。

    おかあさんは、3000円を片手に、

    開店前からお店に並ばれたそうです。

    わが子のためなら、眠さも なんのその。

    母の愛は、プライスレスです。

    2014年4月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.25  (4) 春2014.04.25  (3)

  • 2014.04.29

    聴診器のむこうに 手作り売れ筋

    「おすそわけ です」

    おかあさんが、小さな袋を出されます。

    中には、かわいいクッキーが入っています。

    しかも、原材料表示付き

    米粉、きび砂糖、ショートニング、きな粉、豆乳、片栗粉、塩

    アレルギーを起こしやすい食材は、使われていません。

    さっそく、袋から取り出して、気になるお味を確かめます。

    「う~ん、おいしいです」

    看護師さんにも大好評、

    商品化も、夢ではありません。

    2014年4月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (71)

  • 2014.04.24

    聴診器のむこうに 夢は新幹線

    男の子の夢は、新幹線に乗る事。

    おかあさんにおねだりしますが、かないません。

    ここで、状況を打開するのが、わたしの役割。

    「わかった!先生が 新幹線に乗せてあげようか」

    小さな紙に絵を描いて、椅子の上に置いて、

    その上に、男の子を坐らせます。

    「やったね、新幹線に乗ったよ」

    これには おかあさんも 大喜び。

    「飛行機にも 載せてあげられるわ」

    「ロケットも 大丈夫」と、のりのりです。

    男の子は、もうひとつ うれしそうでは なかったのですが・・

    2014年4月24日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.18  (27)

     

  • 2014.04.22

    聴診器のむこうに キラキラさん

    「先生、参観日でね、今日のキラキラさんに 選ばれたんですよ」

    おかあさんの言葉に、7才の男の子は、恥ずかしそうです。

    学校では、その日 一番輝いていた子どもを、表彰する制度があるそうです。

    男の子は、自分の荷物を置く場所を、

    他の人が ぶつからない所にと、工夫していました。

    隣の子どもが見ていて、「キラキラさん」に、

    推薦してくれました。

    それは、素晴らしいことですね。

    でも、男の子は 最後まで 恥ずかしそうです。

    2014年4月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.18  (26)

  • 2014.04.20

    聴診器のむこうに 不思議なバッグ

    診察を終えた11才の男の子は、赤いバッグを持って出発です。

    「なにが 入ってるの?」って、尋ねると、

    「サッカー用品、一式です、ボールも入ってます」

    思わず、ビーチボールのように

    口で膨らませて使うサッカーボールを想像します。

    正解は、バッグの大きなスペースと、小さなスペースとの間に

    まあるい連絡通路が 開いています。

    これで、大きなボールも、すっかり収まります。

    「最近のバッグは、すごいでしょ」

    おかあさんのフォローに、納得です。

    2014年4月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.03.23  (34) 春2014.03.23  (33)

     

  • 2014.04.17

    聴診器のむこうに 鉄道づくし

    3才の男の子の背中には、新幹線のリュックサック。

    サンタさんにもらった、「サクラしんかんせん」です。

    「もっと あるんです」と おかあさんに促されて見ると、

    くつも、新幹線です。

    さらに、さらに、靴下は、サンダーバード

    鉄道づくしのスタイルで、電車も乗れるし、

    病院通いは、大好きです。

    2014年4月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.04.27  (67) 春2014.04.27  (68) 春2014.04.27  (69)

  • 2014.03.25

    聴診器のむこうに 鼻水シュワッチ

    花粉症が、真っ盛り。

    スギに、ヒノキに、ドンドンふりかけ状態です。

    登場したのは、5才の男の子。

    胸には、しっかりウルトラ軍団。

    目には、特製ゴーグルと、

    顔全体を覆う、メタリックマスク。

    「鼻水シュワッチ」とならないよう、

    完全武装のモデルです。

    3分間は、涙も 鼻水も さよならです。

    2014年3月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    春2014.03.24  (24)

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