カンガルーの小部屋

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  • 2012.02.21

    7+8= マスクのダンス

    わたしの、いまのブームは、「マスクダンス」

    おかあさんが、お顔や、しっぽに、マスクをかぶせます。

    わたしは、マスクを取ろうと、引っ張ります。

    ゴムは伸びるけど、マスクはあともどり。

    マスクをおいかけて、

    くるり、クルクル。

    マスクのダンス。

    おうちの中でも、しっかり運動。

    女の子は、ダイエットしなくっちゃ。

    2012年2月21日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.20

    聴診器のむこうに 夢は箱根駅伝

    7才の男の子は、おとうさんと一緒に、朝のランニング。

    将来の夢は、東洋大に入ること。

    そして、箱根駅伝にでること。

    予勢をかって、プロ野球の選手になること。

    心肺機能を高めておけば、どんな夢もかないますからね。

    2012年2月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.18

    聴診器のむこうに すごいの発見

    「あっ、すごいの発見」

    座った男の子の足元を見て、思わず声が出てしまいます。

    「えっ、どうしたんですか」と、おかあさんが驚かれます。

    わたしの目は、男の子の足元にくぎづけ。

    「写真、撮らせてね」と、カメラを取りだすと、おかあさんは、身体の異常じゃない事に気づかれて、安心されます。

    人騒がせな、ワンちゃん靴。

    でも、なかなかの、すぐれものですね。

    2012年2月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.08

    聴診器のむこうに 体重は自分で

    大きくなると、体重は、自分で測って申告します。

    6才の男の子の体重は、「191キロ」

    それって、小数点が抜けてるでしょ。

    4才の男の子の体重は、「6度1分」

    それって、体温でしょ。

    体重は、自分で。

    病院で、お勉強しましょうね。

    2012年2月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.03

    聴診器のむこうに 節分あれこれ⑤

    診察室に入ってきた5才の男の子。

    「あっ、ちょっと待って」と、何かを取りに出ていきます。

    手に持ってきたのは、鬼のお面。

    頭にかぶって、ガオー。

    「写真を撮らせてね」とお願いすると、ポーズを決めて「ガオー」

    今夜は、あなたが主役です。

    2012年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.03

    聴診器のむこうに 節分あれこれ④

    「幼稚園では、なにするの」と、わたし。

    「まめまき」って、6才の男の子。

    「おには、そと。ふくは、うち。だね」と、わたし。

    「おにって、どこにいるん?」と、男の子からの、先制の質問。

    「おにはね、世間には、いっぱい、いるからね」

    「年金泥棒おにや、原発おにや・・」と、説明します。

    渡る世間は、おにばかり。

    たのしい説明が、思いつかない、わたしでした。

    2012年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.03

    聴診器のむこうに 節分あれこれ③

    「保育園で、なにするの」と、わたし。

    「おにまき」って、5才の男の子。

    お願いですから、「おに」は、まかないでくださいね。

    おには、十分間に合ってますからね。

    2012年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.03

    聴診器のむこうに 節分あれこれ②

    「節分は、なにするの」と、尋ねます。

    「豆まき。おには、そと、ふくは、うち」って、8才の男の子。

    「ふくって、なに」と、追加の質問。

    「ふくって、神様」と、男の子。

    8才になると、さすがに答えも進化します。

    「神様って、貧乏神のこと?」と、変化球をなげますと、

    さすがに答えは「・・・」

    ふくとは、宝くじが当たる事です。

    それに、おとうさんのお給料が上がる事です。

    しっかり豆を投げて、「ふく」を呼び込みましょうね。

    2012年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.02.03

    聴診器のむこうに 節分あれこれ①

    「今日は、幼稚園でなにするの」と、わたし。

    「まめまき」って、6才の男の子。

    「おには、そと。ふくは、うち。って言うけど、ふくって何?」と、わたし。

    「・・・」男の子は、正解にたどりつけません。

    「ふくは、おにの反対だよ」と、スペシャルヒントを出します。

    「にわ、か」と、男の子。

    それも言うなら、「にお」でしょ。

    小学校に入ったら、ひらがなのお勉強が始まりますからね。

    しっかりと、お勉強してくださいね。

    2012年2月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2012.01.31

    聴診器のむこうに 亀吉

    「ハムスターは、どうしたの」

    「里子に、出しました」と、おかあさん。

    11才の男の子には、アレルギーがあるので、毛がでるペットは飼えません。

    「代わりに、カメを飼ったんです」って、言われるので、

    「名前は、何」って、尋ねます。

    「亀吉」と、男の子。

    なんと、古風な名前なんでしょう。

    「お手、する?」

    「しません」

    「しっぽは、振る?」

    「ふりません」

    と、短いやりとりが、続きます。

    「かわいがってあげてね、きっと、竜宮城からの、招待状がくるからね」と、

    大切な助言も忘れない、わたしでした。

    2012年1月31日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2012.01.28

    聴診器のむこうに およぎとワニと

    10才の男の子が、ひさしぶりの診察に来られました。

    おとうさんの転勤で、一緒にタイに行くそうです。

    「むこうでの生活で、なにか注意することはありますか」と、おかあさん。

    食べ物アレルギーは、全て大丈夫になったし、喘息も落ち着いています。

    そうそう、大切な助言を忘れていました。

    「タイといえば、洪水に気をつけてね。泳ぎを練習すること。ワニを避けて泳げるようになることが、大事ですね」

    タイ、およぎ、ワニ。

    今年のセンター試験にも出たそうですよ。

    2012年1月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2012.01.01

    散歩のたのしみ にぎやかな声

    新しい年を迎え、いつもより少し遅い時間のお散歩。

    公園からは、ちいさな子どもの笑い声が聞こえます。

    前を歩く家族は、おじいちゃんとおばあちゃん、それにお孫さんのようです。

    手をつないだり、はなしたり。

    いつもは静かな住宅街が、数日だけ若返ります。

    ことし一年、どの年代のひとにも、平和で暮らしやすい年でありますように。

    2012年1月1日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2011.12.29

    聴診器のむこうに サンタさんは被災地に

    4年生と、5年生の兄弟に「サンタさん」のプレゼントを尋ねても、顔を見合すばかりです。

    「今年は、サンタさんは、被災地の方が忙しくって、来なかったんです」

    おかあさんが、フォローされます。

    高齢者向けの肺炎球菌ワクチンも、被災地優先で品薄です。

    サンタさんの家庭訪問も、被災地優先のルールは、仕方ないですよね。

    2011年12月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.27

    聴診器のむこうに いろんな鳴き声

    2才の女の子の足元には、ねこの絵柄の靴下が。

    よく見ると、いぬにもみえるし・・

    「これって、ねこ?いぬ?」って、尋ねます。

    「くまです」と、はっきりとした口調の女の子。

    靴下のはき方で、耳の様子が変わるので、いろんな動物の鳴き声が聞こえそうです。

    2011年12月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.25

    聴診器のむこうに 勉強のあとで

    小学生の男の子の願い事は、野球盤。

    学童保育で遊んで、気に行ったそうです。

    「お勉強のあとに、野球盤?。それとも、野球盤のあとに、お勉強?」と、質問します。

    「お勉強のあとに、野球盤」と、ファイナルアンサー。

    模範回答ですよ、それは。

    サンタさんは、きっと願い事を、きいてくれますからね。

    2011年12月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.22

    聴診器のむこうに サンタさんのしわけ

    サンタさんへの、お願いごとを聞きました。

    2才の男の子の、リクエストは「変身グッズ」。

    1才前の女の子も、リクエストは「変身グッズ」

    4人兄弟のおにいさんが、兄弟みんなのリクエストを、取りまとめているようすです。

    おにいさんは、なかなかの知恵者です。

    さて、サンタさんの「しわけ」は、どのようにでるのでしょうか。

    2011年12月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.18

    聴診器のむこうに ねむい目で

    おかあさんのリュックから、ねむい目がのぞきます。

    もしかして、あなたは「ツタージャ」さん。

    「ブログねたに使うので、写真撮ってもいいですか」とお願いします。

    おかあさんから、「どうぞ、どうぞ」と、快いお返事。

    2才の男の子は、なにがおきたのかと不思議です。

    2011年12月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

  • 2011.12.13

    聴診器のむこうに ガンバライダー

    5才の男の子の手には、ガンバライダー

    ファイルブックの中にはぎっしりと、カードが詰まっています。

    「ガンバライト」のカードです。

    「ガンバライト」のゲームをする人のことを、「ガンバライダー」と呼ぶそうです。

    男の子は、お風呂の中で、戦いのナレーションをします。

    「○○選手、登場です」

    残念ながらわたしは、「ガンバライト」では、ありません。

    「ガンバラナイゾー」ですので、よろしくね。

    2011年12月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.13

    聴診器のむこうに かわいい3枚

    「先生、どれでも3枚選んで、あげるよ」

    9才の男の子が、自家製のカードをひろげます。

    50枚を超える手作りカードは、どれも個性的。

    わたしは、「サンンドドラゴン」と「モコギリー」と「キノ太くん」を、選びます。

    つよそう系よりも、かわいい系。

    診察を忘れて、遊んでしまいそうになります。

    2011年12月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2011.12.09

    聴診器のむこうに 頑張れアヒルちゃん

    6が月の赤ちゃんの足元には、2匹のアヒルちゃん。

    足の甲よりも大きくて、十二分な存在感。

    ご機嫌な時には、足を大きく曲げて、くわえて遊びます。

    見てよし、触ってよし、食べてよし。

    アヒルちゃん、頑張ってますよね。

    2011年12月9日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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