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2023.10.27
聴診器のむこうに 食べないでね
7歳の男の子は、学校で作ったお面をかぶって診察室に
もしかして、ハロウィン用のお面かな
お願いだから、先生にかみつかないでね
楽しいけど、ちょっぴり怖いハロウィン
何事もなく過ぎ去りますように
2023年10月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.25
聴診器のむこうに おそろネズミ
12才の男の子は、「これみて」と言わんばかりに背中を見せます。
どこかで見たような、違うような
「これ、ミッキーだよ」と教えてくれるのですが、
どうみても、かわいいミッキーには見えません。
もしかして、ハロウィンバージョンなのかな
眼をそらして 早々に診察に戻ります。
2023年10月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.19
聴診器のむこうに 食べたらダメだよ
6才の男の子が、「これあげる」と、胸のポケットから取り出します。
みると、小さなひまわりの種
いつ、まいたらよいのかわからないので、
診察机に置いているカンガルーのぬいぐるみに 食べさせることにします。
「食べさせちゃ、だめだよ」と、男の子
それでは、春まで、大切に保管しておきますからね。
2023年10月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.14
聴診器の向こうに 吐くのは今だ
15才の男の子は、修学旅行から帰ってきたばかり
「なにか特別なことはなかったですか」と確認すると、
船に引っ張ってもらう、大きなボートに乗っていたときに、
両隣の子どもが海に落ちたとか。
「さては あなた、隣の子に何かしましたね。吐くのは今だよ、楽になれるよ」
と詰め寄ると、
「いえいえ、そんなことはしてませんよ」と必死の防御態勢に
みんな無事に帰ってきたから、いい思い出ということにしておきましょうか
2023年10月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.07
聴診器のむこうに 解決しないゾロリ
9才の男の子が、待合室で熱心に本を読んでいます。
覗いてみると、なぞなぞの本
ためしに解いてみると、一題も解けません。
本の表をみせてもらうと、「怪傑ゾロリのなぞなぞの本」
これじゃ、いつまでたっても「解決しないゾロリの本」ですね。
2023年10月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.02
聴診器のむこうに お元気にされていますか
診察室を出ると、懐かしい顔にお会いします。
長い間、お昼ご飯のお世話になっていた定食屋さん「あじくら」のマスターです。
1年前にお店を閉じられて、今は悠々自適の毎日を過ごされています。
お元気なお顔を拝見して、ツーショット
また近々お会いしましょうね。
2023年10月2日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.30
聴診器のむこうに 似合っていますよ
診察室の椅子に座った、4才の女の子
診察を始めると、指のマニュキュアに気づきます。
女の子をお膝に乗せているおかあさんの指にも、おなじ色のマニュキュアが
おそろいの色で、とっても似あっています。
小さいころから おしゃれセンスを磨くのは、
お姉さんになっても 大きな楽しみにつながりますよね。
2023年9月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.29
聴診器のむこうに わたしの大好きな
5才の男の子は、私の大好きな色変タイプのザウルスシャツ
「触らせてね」と許可を取り、色変に挑戦します
はじめは「みどり」で、色変後は「茶色」に変身
大満足の診察になりました。
あれれ、今日は本当は、おにいちゃんの方の診察日だったのかな
2023年9月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.28
聴診器のむこうに 晩御飯のおかずを取るまでは
12才の男の子は、真っ黒な日焼け姿で登場します。
川遊びをして焼けたというので、
「晩御飯のお魚を取るまでは、帰ってきたらダメっていわれたの?」
と、尋ねると、
「いいえ、泳いでいただけです」と答えます。
楽しい夏休みを過ごせて、よかったですね。
2023年9月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.27
聴診器のむこうに 長崎から船に乗って
6才の男の子の夏休みの思い出は、長崎のおばあちゃんちに行ったこと
「神戸から、船に乗って長崎に行ったの」と質問すると、
キョトンとした顔をして、ノーコメント
実際は、新幹線を乗り継いでの旅だったとか
帰りは台風に巻き込まれて、おまけの1泊
いろいろあって、楽しい思い出になりましたね
2023年9月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.24
聴診器のむこうに かまないでね
6才の男の子の胸には、大きく口を開けたサメの図柄
診察の合間に、指を口に近づけて
「かまないで、かまないで」と叫ぶと、
男の子は「うふふ」と、笑顔で反応してくれます。
そうです。頭から否定しないで、柔軟な対応をするのが関西人。
でも、道で変なおじさんに出会ったときは、気をつけましょうね
2023年9月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.22
聴診器のむこうに アリエルみたいに
6才の女の子の、呼吸機能は100点満点
「なにか、スポーツしているの」と尋ねると、
「水泳」との答えがかえります:
「すごくいい呼吸機能してるから、
がんばって アリエルみたいになろうね」と励ましても、
女の子は「???」
短い時間に、思いを届けるのは、難しいですね
2023年9月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.19
聴診器のむこうに 何を食べるのかな
8才の男の子に、尋ねます。
「ピカチュウって、何を食べるのか知ってる。
先生はね、何をあげたらいいのかわからないから、教えてね」
男の子は、「卵やきでしょ、それから・・」
それを聞いていたおかあさん
「それって、あんたのあさごはんでしょ」と、つっこみを入れます。
そうなんだ、だれかピカチュウのご飯を教えてくださいね。
2023年9月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.18
聴診器のむこうに ゲーセンから連れてきて
6才の女の子は、ふにゃふにゃ人形がお供です。
青いからだと、青い顔。口には鋭い牙がのぞいています。
名前は、「ハギーワギー」
ゲーセンから連れてきたそう。
おかあさんは、「なんでこのお人形なんでしょうね」とハテナマーク
外野の意見に惑わされないで、女の子はお人形をしっかりと抱きしめます。
2023年9月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.12
聴診器のむこうに なんて読むのかな
11才の男の子の背中には、古風な文字が
「籠球」って書いてあるけど、なって読むのかな。
男の子の部活は、バスケットなので、もしかしてそれと関係が
「なんて読むのかな、なんて読むのかな」と繰り返しながら、
外来が進みます。
2023年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.10
聴診器のむこうに パパはビールで
9才と6才の男の子のおうちは、甲子園球場から徒歩5分
試合の日には、大歓声が聞こえるそうです。
家族そろっての野球観戦の日、
「パパは、ビール飲むかな」と家庭の事情を探ってみると、
「うん、飲むよ」と、6才の男の子。
おそろいの服を着て、ビールを飲んで、最高のご家族です。
阪神のアレまで、M7
わたしも、今日からタイガースファン
次の診察の時には、お祝いしましょうね。
2023年9月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.09
聴診器のむこうに デカ靴
17才の男の子は、すらりとした長身
「何センチあるの」と尋ねると「もう少しで180センチ」
足元を見ると巨大な靴が
さっそく私の足を並べて、お写真します。
「29インチあるかな」と、おかあさん。
靴を選ぶときが、大変ですね。
2023年9月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.05
聴診器のむこうに あなたはだあれ
8才の男の子は、お気に入りのぬいぐるみを抱いて座ります。
きいろくて、かわいくて
ワンちゃんのようで、トラくんのようで、それともライオンさんかな
0才からのお気に入りのぬいぐるみは、お鼻も、たてがみも
男の子が食べてしまったとか。
これからも大切にして、成人式にも連れて行ってあげてくださいね。
2023年9月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.04
聴診器のむこうに 反則プレイ
14才の男の子の夏休みは、一日野球の練習です。
「大変だね、バットも持てなくなるぐらい、あつくなるでしょ」と心配すると、
「日陰に置いとくから、大丈夫です」
そこで名案が思い浮かび、提案します
「だったら、相手チームの金属バットを、こっそり日なたに出しとけば、
熱くてしっかり握れないうちに、ストライク」
「そりゃ、ダメでしょ」と、速攻否定されます。
先生は、いい案だ(安打)と思ったんだけどな。
帰ってから、もう一度検検討してくださいね。
2023年9月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.08.31
聴診器のむこうに 麦わらカメラマン
2才の男の子のシャツは、大きなカメラがぶら下がっています。
背中を見ると、麦わら帽子。
今年の夏、カメラと一緒に旅を楽しんできましたよ。
そんな声が、男の子のシャツから聞こえてきました。
2023年8月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏