カンガルーの小部屋

 カテゴリー 一覧

  • 2023.08.25

    聴診器のむこうに おめめパッチリ

    2才の女の子は、大きなぬいぐるみと登場します。

    おめめパッチリのこの子は、「かわうそさん」の一族です。

    魅惑的な瞳のとりこになり、診察がすすみません。

    診察を終えた後も、胸のドキドキ感はおさまりません。

    お茶でも飲んで、集中力を取り戻しましょう

    2023年8月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.20  (23)

  • 2023.08.22

    聴診器のむこうに ならのシカ

    8才の男の子は、夏休みに奈良のおばあちゃんちに行きました。

    奈良といえば、シカさん

    真夏の奈良公園を思い浮かべながら、

    「シカさんに、会ったの」

    「シカさん、ハンディー扇風機 持ってなかったかな」

    「シカさん、氷 なめてなかった」と、矢継ぎ早に質問します。

    男の子はひとこと、「わからへん」

    やはり、自分の足で奈良公園に行き、確かめるほかありませんね

    2023年8月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    64d8ebfd

  • 2023.08.19

    聴診器のむこうに センスがいいね

    4才の男の子は、診察室の椅子に座るなり、

    センスを取り出して広げます。

    両足をそろえて、背を伸ばし、

    お上品に、座ります。

    「よお、だんな、いいセンスですね」

    さてと、それでは診察なりと、始めましょうか

    2023年8月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.12  (4)

  • 2023.08.17

    聴診器のむこうに 普通ってなあに

    13才の女の子の今日の課題は「チーズの負荷試験」

    これまで牛乳で負荷をしていたので、

    一区切りの意味を込めて、チーズに挑戦です。

    食べ終わって、「どうだった」と尋ねると、

    まんざらでもない顔をしながら「普通です」

    それではと、「10点満点にすると、何点かな」と、追い質問をすると、

    「8点です」

    これは、普通よりも、おいしい寄りの評価なんだけど。

    質問の難しさに、改めて気づかされます。

    2023年8月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    chi-zu-illust7

  • 2023.08.11

    聴診器のむこうに シャンプーとタオルを忘れずに

    17才の水泳部の男の子は、真っ黒に日焼けています。

    「水の中だと、野球部だとか、ほかの部活の子がうらやましがるでしょ」というと、

    「結構、お湯みたいです」と答えます。

    「だったら、タオルと、シャンプーもわすれないでね」と注意をうながします。

    夏のプールでのんびりと、校庭を駆け回る同級生を眺めるのもいいかもしれませんね

    2023年8月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    R13

  • 2023.08.06

    聴診器のむこうに 5年早いんだって

    6才の男の子のお願い事は「虫博士」になること

    1万円もする虫取り網をかってもらいました。

    「虫だけじゃなくて、女の子もつかまえてね」とお願いすると、

    「5年 早いわ」とおかあさん

    いやいや、5年くらいじゃないでしょ。

    しばらくは、いろんな虫さんを追いかけてくださいね。

    2023年8月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    mushitori_boy

  • 2023.08.05

    聴診器のむこうに なんのおまじない

    14才の女の子の腕には、なにやら怪しげな絵が

    「これ、友だちが書いた、聖徳太子」

    答えを聞いても、なぜ聖徳太子なの

    もしかして、金運を呼ぶおまじないなのかな

    今どきの中学生の発想は、わたしの理解の1km以上先にありました。

    2023年8月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.07  (119)

  • 2023.07.29

    クリニックだより 高校生からの質問に

    7月29日 クリニックの会議室でアレルギーの会を開きました。

    主催は、「神戸らいちょうの会」

    参加された高校生から、食物アレルギーで困ったときや、

    うれしかったときは、などの質問がだされます。

    参加者一同、自分や子どもの体験を交えて考えます。

    参加された方は少なかったのですが、中身の濃い会になりました。

    2023年7月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    6dddefa9-147634

  • 2023.07.28

    聴診器のむこうに 金と銀

    10才の男の子の胸には、大きく「金と銀」

    「将棋を習ってるの」と質問しても、

    「習ってません」の答えが返るだけ。

    だったら何故に「金と銀」

    謎解きができないままに、診察を続けます。

    2023年7月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.24  (11) 夏2023.07.24  (10)

  • 2023.07.25

    聴診器のむこうに かき氷器を手に持って

    7才の男の子は、サッカーに夢中です。

    心配なのが、熱中症

    「夏限定で、ボールの代わりに、氷の塊を蹴りあったら」と提案するのですが、

    男の子は、否定的

    そこで、「ゴールキーパーは、かき氷器を手に持って、

    とんできた氷をかき氷にして、みんなで食べるとか」と

    熱中症対策を続けるのですが、

    男の子は、否定的

    やっぱり、サッカーのルールは、守りましょうか

    2023年7月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    kakigoori_boy

  • 2023.07.19

    聴診器のむこうに チョコが山のように

    6才の男の子は、空手を習い始めました。

    「本当は野球の方がいいんだけど」といいますが、

    お願いをして、空手の型を見せてもらいます。

    「すごいね、来年は女子から、山のようにチョコが届くよ」というと

    まんざらでもなさそうな笑顔

    先生はとってもかっこいいと思いますよ。

    2023年7月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.10  (13) 夏2023.07.10  (12)

  • 2023.07.15

    聴診器のむこうに 骨まで食べないでね

    8才の男の子は、「ほねほねザウルス」の本を抱えて登場します。

    今日は何と、お魚の負荷試験。

    これは注意しなくっちゃ

    骨がのどに詰まると大変だから

    お魚の負荷は、身だけにして、骨まで食べないようにしましょうね。

    2023年7月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.07.10  (36)

  • 2023.07.13

    聴診器のむこうに 熱中症うさぎ

    11才の女の子の学校でのお仕事は、

    うさぎさんの飼育係です。

    「熱中症にならないように、毛皮を脱がしてあげたら」と助言すると、

    「冷たいお水を飲ますんです」と、飼育のコツを教えてくれます。

    「じゃあ、氷も入れてあげるの」と尋ねると、

    「冷たい水だけです」と答えます。

    でも、ニンジンと一緒に、氷もほしいっていう、声が聞こえますよ

    2023年7月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    R12

  • 2023.07.03

    聴診器のむこうに 竜宮城へ

    6才の男の子は、壁に掛けてあるカレンダーを見て

    「犬の写真や」

    そう、保護犬の写真を載せたカレンダーですよ。

    「バーバーのとこにも、ほごけん いてる」

    「すてられてたから」と教えてくれます。

    「それはすごいね、きっといつか、竜宮城に案内してくれるよ」と

    教えてあげます。

    男の子の頭の上には、「? ? ?」マークがいっぱい。

    でも、それって、本当のことだよ

    2023年7月3日

    いたやどクリニック 木村彰宏

    夏2023.07.04  (23)

  • 2023.07.01

    聴診器のむこうに つっこみどころでしょ

    中学3年生の男の子は、修学旅行から帰ってきました。

    行った先は、博多からフェリーに乗って、壱岐の島

    「みんな 無事帰ってこれたのかな。

    むかしは、悪い人は 島流しになったんやよ。

    コンビニもないところで、一生過ごさなあかんかったんやし」と

    教えてあげると、感心して聞いています。

    いやいやそれは違うでしょ、

    「むかしはコンビニなんかないし」って、そこは、つっこみどころでしょ

    食べ物の負荷試験以外にも、いろいろな修行をしていきましょうね

    2023年7月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    mujintou_kojima

  • 2023.06.26

    聴診器のむこうに キウイだいすき

    16才の女の子は、国際派

    オーストラリアを皮切りに、ニュージーランド、アメリカへと留学します。

    カバンについてるのは、キウイのマスコット人形

    「本物のキウイも、見たことあるの」と尋ねると

    「夜行性だから、夜こわいから、みたことないです」との答えが返ります。

    いろんな国の、いろんな生き物に出会って、

    すてきな男性も、見つけてきてくださいね。

    2023年6月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.06.23  (14)

  • 2023.06.23

    聴診器のむこうに トトロとトロロ

    7才の女の子は、「やまいも」のアレルギー

    採血項目を選ぶときに、

    「だったら、となりのトロロは、食べられないんだね」と確認すると

    「トトロでしょ」と、つっこまれます。

    変なギャグにも、速攻で反応してくれてありがとう。

    立派な関西人に育ってうれしいですよ。

    2023年6月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    unnamed23

  • 2023.06.19

    聴診器のむこうに クリニックのうた

    4才の男の子は、阪急電車のシャツを着て、手には阪急電車の腕時計

    だけど会話は「海岸線で来た」と、ちがう流れに。

    「その服、誰に買ってもらったのかな」と、話題をもとに戻そうとすると、

    「いたやどクリニック いたやどクリニック」と、節をつけて歌いだします。

    「これ、いたやどクリニックのうた」と、教えてくれて、また歌いだします。

    阪急電車から、地下鉄海岸線、そしていたやどクリニックの歌へと

    これは、TVのコマーシャルを見たような気がします。

    いたやどクリニックが全国進出するときには、

    是非、広報担当者になってくださいね。

    2023年6月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.06.12  (25)

  • 2023.06.14

    聴診器のむこうに さかなの名前は

    6才の男の子は、診察室のおもちゃ箱から、お人形を取り出します。

    「このおさかな、なんていう名前か知ってる?」と尋ねると、

    「ちくわ」

    どう、つっこもうかと考えているうちに、

    診察時間が過ぎていきます。

    このギャグ、どこかで使おうっと。もらい!

    2023年6月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.06.13  (57)

  • 2023.06.12

    聴診器のむこうに 大好きスパイダーマン

    8才の男の子は、スパイダーマンのお人形を抱えて登場します。

    運動会の代休で、ご家族でUSJにお出かけの時のおみやげです。

    あんまり大事にしてるので

    「ねえ、ランドセルにこっそり入れて、学校にもっていったら」と助言すると、

    首を横に振ります。

    「先生が黒板の方を向いてるときに、ランドセルに手を入れて、触ってあそんでみて」

    と誘ってみると、首を激しく横に振ります。

    さすがは、3年生

    教室でのマナーは、心得ているんですね。

    先生なら、一晩中どうしようかと考えて、ねむれないけどな~

    2023年6月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

    夏2023.06.07  (30)

7/68