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2024.02.16
あたまのよくなるカンガルー きれいなお庭で
2月15日アトピー性皮膚炎の勉強会に出かけました。
会場の庭は、色とりどりの電飾で飾られています。
おふたりの先生による、アトピー性皮膚炎のお話は、
あたらしいことと、確認することと
懐かしお顔に合うこともでき、
楽しいひと時を過ごしました。
2024年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.03
あたまのよくなるカンガルー 眠りの意味
2月3日、小児科の兵庫地方会に出かけました。
今日の目玉は、「小児の睡眠と神経発達」です。
講師は、大阪大学の谷池雅子先生。
3歳までの睡眠の質が、思春期の情緒障害やうつに関係すると言われます。
発達障害との関連
そして、良い睡眠を得るコツ
子どもの潜在能力が最大限に開花するようにと力説されます。
会場の兵庫医大平成記念会館を出て、阪神電車を待つと、
やってきたのは、須磨スペイン村のラッピングカー
外来診療の後でお聞きした、講演会の疲れが吹っ飛ぶ、わくわく感いっぱいの電車です。
2024年2月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.01
あたまのよくなるカンガルー 今日は肺炎の授業です
2月1日 「肺炎診療ガイドライン」の講演会に出かけました。
講師の先生は、関西医大の宮下修行先生です。
まず呼吸器感染症の発生場所別の肺炎分類
市中での発生、医療養護施設での発生、院内発生、人工呼吸器関連発生
つぎに肺炎の菌種別の分類、
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、マイコプラズマ、レジオネラ
そして、抗菌薬の適切な使用選択
肺炎り患後に、ADLが低下し、寝たきりにならないようにと
最後に、今年はマイコプラズマが流行するかもしれないと締めくくられ
講演会は終了しました。
ホテルのロビーの写真を撮り、パンパンの頭で帰路につきました。
2024年2月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.30
あたまのよくなるカンガルー 難しい病気
1月27日、医学生との模擬面接を終えた足で京都まで
HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。
近畿、中部、東海から集まられた先生とともに、講義を聴講します。
目安となる的確な検査が乏しく、診断が困難なために
日本では診断を受け、治療が開始されるまで平均15年を要すると言われます。
症状が出ているときだけでなく、症状が出ていないときも
その人に重くのしかかる疾患。
その重みを受け止めて、外来診療を続けようと思いました。
2024年1月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.21
あたまのよくなるカンガルー 何が流行っているの
12月21日仕事帰りに、「肺炎治療」の講演会に出かけました。
講師は、倉敷中央病院呼吸器内科の石田直先生です。
コロナ禍の始まる前と、その真っ只中、そして今と
時期を分けて、外来や入院治療を要する肺炎の講義を受けます。
どの菌種は、どの抗生剤が有効なのか、
肺炎治療の講義を受ける機会はあまりないので新鮮です。
次の流行に備えて、準備を急ぎます。
2023年12月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.16
あたまのよくなるカンガルー わくわくドキドキ
12月15日 皮膚科の先生方の勉強会に混ぜていただきました。
講師は、神奈川県立こども医療センター小児皮膚科の馬場直子先生です
小児科として知っておかなければならない皮膚疾患
神経線維腫、扁平母斑、結節性硬化腫、スタージウェーバー症候群などなど
アトピー性皮膚炎と鑑別しなければならない皮膚疾患
腺病性苔癬、ビオチン欠乏症、ネザートン症候群、高IgE症候群、疥癬などなど
病気の名前は知っていても、小児科ではあまり経験しない病気を
経過ごとの写真で講義されます。
午前診療、避難訓練、午後診療と休み時間がなく、
ギリギリに飛び込んだ講演会。
わくわくドキドキの時間を過ごすことができ、
無理をしてでも勉強してよかったと思いました。
2023年12月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.13
あたまのよくなるカンガルー 原点に返って
12月12日 慢性咳嗽の講演会を聴講しました。
講師は、兵庫医大耳鼻咽喉科の都築建三先生
慢性副鼻腔炎、嗅覚障害など、
内科や、小児科、呼吸器内科の先生方からお聞きするお話しとは
異なる視点からの講義です。
慢性咳嗽というひとつの症状への、角度を変えてのお話しに、
学生時代に戻った気持ちがしました。
2023年12月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.08
あたまのよくなるカンガルー 掛け持ちはつらいよ
9月7日 発達外来の後、参加したい講演会が3つ重なります。
ひとつは、てんかんと発達障害
もう一つは、喘息の吸入療法
考えた末、一つ目は移動中にスマホで聴講します。
喘息講演の会場に入り、開始1分前までイヤホンを付けて聴講し
喘息は東北大学呼吸器内科の玉田勉先生が講師役。
会が終わって、20分ほど玉田先生を独占して質問をします。
最後は、お願いしてカメラでツーショット。
忙しいけれど充実した一日になりました。
2023年9月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.08.03
あたまのよくなるカンガルー ひさびさにお会いして
8月1日夜、アトピー性皮膚炎の講演会に参加しました。
講師は千葉の井上祐三郎先生です。
テーマは、「思春期のアトピー性皮膚炎患者との向き合い方」
抑うつや内向的な性格形成など、病気からくる心理面のお話をお聞きします。
対人関係のストレス、そしてかゆみからくる睡眠障害
アトピー性皮膚炎は、皮膚の病気だけでなく
心理面からの支えも重要だと痛感しました。
2023年8月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.07.30
あたまのよくなるカンガルー 車酔いにもまけないで
7月29日、大阪で開かれた喘息の講演会を聞きに出かけました。
お題は、好酸球性炎症と、重症喘息外来の2題です。
増えるとよくないと言われる好酸球
以前から、その性質には数種類あると言われているのですが、
脂質代謝を指標に、その性質を分ける研究成果をお聞きします。
深く理解するにはこれからですが、
新しい世界にワクワクです。
2023年7月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.07.16
あたまのよくなるカンガルー コロナころな
7月15日、「新型コロナ感染症」の講演を視聴しました。
外来が終わり、急いで帰宅し、14時からの開始に滑り込みます。
1つ目の演題は、「小児の新型コロナ感染症」県立こども病院笠井正志先生のお話し。
2つ目の演題は、「ワクチンとウイルス変異」神戸大学の森庸子先生のお話しです
2演題ともとても興味深く、新型コロナ感染症を違った角度から理解することができました。
確認テストも合格し、満足度アップの週末です。
2023年7月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.07.11
あたまのよくなるカンガルー こどもかいぎってなあに
7月9日は、「25回子どもの心研修会」の二日目です。
睡眠外来、養育不調、こどもかいぎ、ASDの4つの演題を聴講します。
豪田トモ映画監督のおはなしは「こどもかいぎ」
輪になって自由な雰囲気の中で、子どもどうしが話しあいます。
自分が発言しても、しなくても尊重され、
お友だちの話を聴いて、考える。
映像を見ながら、子どもが持つコミュニケーションの力に驚きます。
何冊かの読書候補が、また見つかりましたよ。
2023年7月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.07.10
あたまのよくなるカンガルー 思春期の脳
7月8日、「25回子どもの心研修会」一日目がはじまりました。
3つの演題をWEBで聴講し、研修します。
中でも明和政子先生の「ヒトの脳と心を育むために必要なこと」は秀逸です。
「ヒトは他個体との身体接触なしには生存できない」
情報だけでなく、教育すらもデジタル化する時代に
生き物としてのヒトの脳と心の発達に欠かせないものがあるのではないかと
明和先生は、警鐘を鳴らされます。
さっそく明和先生のご著書を発注しました。
週末の研修会は、身体と頭を休めることができなくて大変ですが、
新しい発見があるのでやめられません。
さあ、あと一日頑張りましょう
2023年7月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.06.22
あたまのよくなるカンガルー 咳のいろいろ
6月22日の仕事終わりに、咳の講演会に出かけました。
講師の先生は、名古屋の新実彰男先生です。
喘息と近くて少し違う咳喘息
GERDの存在、咳受容体の過敏性など
臨床をしていて感じていた疑問点をお教えいただけます。
これだから、講演会の参加はやめられません。
次はどんな新しいことを、お聞きできるかな
2023年6月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.05.20
あたまのよくなるカンガルー 新しいことがいっぱい
5月20日 小児科学会地方会に出かけました。
今回は、大学で開かれた現地での参加です。
新生児疾患の一般演題に続いて、
教育講演は内分泌疾患の進歩
子ども病院の尾﨑佳代先生の講義を拝聴します。
学会や研究会への参加はアレルギー疾患が中心なので、
分野違いの講義は新鮮でおもしろく、楽しめます。
コロナがおだやかになり、少しずつ気持ちも前に向かいそうです。
2023年5月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.04.16
あたまのよくなるカンガルー 3日目は朝早くから
小児科学会3日目は、朝750からの開始です。
潰瘍性大腸炎、パンデミックと子ども、蘇生教育、
低亜鉛血症、LGBTQの理解と
今日もアレルギーとは遠いお題の一日です。
3日間で13の演題を聴き、少しだけ小児科医らしく成れました
2023年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.04.15
あたまのよくなるカンガルー 二日目は外来のあとで
4月15日、小児科学会2日目に参加しました。
外来診療を終えた後、菓子パンを片手に聴講します。
今日のお題は、メラトニン療法、希少疾病、先天性心疾患の栄養管理
アレルギーとは少し異なる分野の最新知識を堪能します。
クリニックの帰り道は、夕食のことで頭がいっぱい。
学んで食べて、いい一日です。
2023年4月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.04.14
あたまのよくなるカンガルー 小児科医として
126回日本小児科学会学術集会にWEB参加しました。
1日目は新生児マススクリーニング、予防接種の接種率向上のために、
てんかん発作の見分け方、早産児の全国調査、ワクチンのリスクとベネフィットに参加
5時間余り、たっぷりと聴講しました。
アレルギー関係の講義は聴く機会が多いのですが
今日は一日中、小児科医
知らないこと、忘れていたことがたっぷりで、満足な1日です。
2023年4月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.03.12
あたまのよくなるカンンガルー やっぱり睡眠
3月11日 小児科医会の講演会に参加しました。
テーマは小児の急性肝不全と睡眠障害の2題です。
新型コロナ感染症で、原因不明の急性肝不全が増加するのではないかと心配されましたが
虫明聰太郎先生のお話では、今のところ心配はないとのこと
睡眠障害は起立性調節障害や不登校につながる大きな課題です。
菊池清先生は、睡眠障害が体内時計のリズムを狂わせ、成長ホルモンの分泌不全や
アミロイドβの脳内蓄積から認知機能の低下をまねくと危惧されます。
睡眠障害の治療目的は、「眠りやすいからだと心を手に入れる支援」であると。
コロナ感染が落ち着きを見せ、ようやく始まった対面の講演会。
たっぷりと堪能できる講演会でした。
2023年3月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2022.05.09
あたまのよくなるカンガルー 何十年前の道を
5月7日 小児科学会兵庫県地方会に出かけました。
会場は神戸大学病院
何十年前に、通った道を歩きます。
虫垂炎の経過や、ピロリ菌感染のいろいろな病像
気管切開をしている子どもの在宅管理など
アレルギー以外のことを興味深く聴講しました。
会場での学会参加は、やはり楽しいですね。
2022年5月9日
いたやどクリニック 木村彰宏