-
2025.10.05
カンガルーの輪舞曲 思いは伝わりましたか
小児アレルギー学会1日目の午後、ポスター発表をしました。
演題名は「乳児に対する加熱卵白含有加工食品導入の検討」です。
ハウス食品さんとの共同研究で、持ち時間は3分
乳児期に卵白を負荷するときに、
症状が出るのではないかというおかあさんの不安や
毎日ゆで卵を作る手間
さらに、何カ月から、どれぐらいの量を与えればよいのかといった疑問などが
おかあさんの手を止めてしまいます。
今回の検討は、ハウス食品さんが作られた加熱卵白の粉
サラサラで何にでもすぐに溶け、赤ちゃんも好んで食べてくれました。
11月からようやく商品化されて売り出されるとか。
おかあさんの負担が少なくなり、早期からの負荷が広まればいいですね
2025年10月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.09.30
カンガルーの輪舞曲 画面を見る目がお疲れです
9月30日、西宮市私立保育協会主催のセミナーに参加しました。
今回は、完全WEBの講演会
3時間の持ち時間をいただき、160枚のスライドを使って説明します。
途中で10分の休憩時間、
30分を残しての質問時間は、うれしいことにたくさんの質問が
終わると、画面の見過ぎで目がチカチカ
さあ、晩御飯にスパゲッティを食べに出かけましょう。
2025年9月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.09.29
カンガルーの輪舞曲 早口すぎたかな
9月28日、神戸医療生協主催の学習会に参加しました。
テーマは「まちの医療機関がなくなる」
第1部は、小児医療の現状 スライド数76枚
第2部は、「病院って、なんど赤字になるの」 スライド数35枚
合計111枚のスライドを60分で説明します。
早口でしゃべりすぎ、うまくお伝え出来たかな
残りの30分は質疑応答
まだまだ質問の手が上がっていましたが、お時間となりました。
医療機関の存続のための署名を、たくさんしていただけますように。
2025年9月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.09.04
カンガルーの輪舞曲 立ち疲れてフラフラと
9月2日 神戸市の保育士さんの研修会に出かけました。
この日の参加者は、240名
1330から1700近くまで、15分の休憩を取り説明します。
使用期限切れのエピペン80本を使っての実習をはさみ
座ってお話しする習慣がなく、3時間以上たち続けて舞台を歩き続けます。
さすがに三宮駅までの帰り道は、足元がフラフラ。
でも、大阪万博、休日診療所、そしてこの日の研修会
ハードなスケジュールでしたが、まだまだ頑張れるカンガルーでした。
2025年9月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.08.09
カンガルーの輪舞曲 養護の先生のお悩みは
8月8日 姫路市の高校で開かれた、食物アレルギーの研修会に参加しました。
学校の中で、危機感が共有できないですとの養護の先生のお悩みから、
夏休みの一日を割いて、出かけます。
暑い日にも関わらず、大勢の先生が参加され、
エピペン実習、症状が出た時の対応ロールプレイング、そして講義と
最後まで熱心にお聞きいただけました。
姫路は少し遠いけれど、充実した一日になりました。
2025年8月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.07.23
カンガルーの輪舞曲 2校はつらいよ
7月22日 神戸市内の小学校2か所で開かれた、食物アレルギーの研修会に出かけました。
8時過ぎに家を出て、電車を乗り継いで1つ目の小学校に到着し
エピペンの実物を使っての研修会
お昼前に終わって次の小学校に移動します。
キャリアバッグの中に、エピペンを詰め込んで、
JRの最寄り駅まで日傘片手に歩きます。
次の駅に降りて、ファミレスでひと休憩
14時からの研修会も、熱心にお聞きいただいて、夕方近く帰路につきます。
近くのスーパーで夕食を仕入れて、家に帰ると19時
暑さにもめげず、完走した自分に「えらかったね」と声をかけました。
2025年7月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.07.16
カンガルーの輪舞曲 時間内でセーフ
7月15日、神戸市内の高校の研修会に出かけました。
かきピーのおかきでアナフィラキシーが出た生徒さんが在籍しているとかで、
100枚のスライドを使い、説明する声にも力が入ります。
90分の持ち時間いっぱいを使い、定刻内に終了します。
さあ、お昼からの仕事に戻りましょう。
2025年7月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.06.29
カンガルーの輪舞曲 今週の締めは
6月28日 板宿駅近くの保育園の職員研修会に出かけました。
買ってもらったばかりの日傘をさして、梅雨明けの暑さをしのぎます。
西区にあるもう一つの保育園とはWEBでつながれ、講義を始めます。
内容は4月に行った講義のリメイク版
100分の時間をいただいて、151枚のスライドを使ってお話しします。
終わってからのグループ討議にも参加させていただき、
保育と医療が、ともに子どもの発達と幸せを願う分野であることを認識します。
クリニックのすぐ近くにある保育園ですが、これまであまりかかわりがなく
いい出会いになったことを、うれしく思います。
2025年6月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.06.26
カンガルーの輪舞曲 雨の合間をぬって
6月26日 奈良の教育研究所で開かれた研修会に参加しました。
この日は朝から大雨警報が出ています。
濡れることを覚悟して出かけたものの、行きも帰りも傘いらず
40名近くの養護の先生、栄養の先生と食物アレルギーの勉強をします。
1時から4時まで、いろいろな体験談をお話しし、
質問もたくさんいただき、活発な研修会になりました。
お天気の神様も、ありがとうございました。
2025年6月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.06.24
カンガルーの輪舞曲 沖縄のおみやげをいただいて
6月24日 市役所近くの保育園で開かれた研修会に参加しました。
かわいい保育室いっぱいに集まられた先生方は、
みなさん熱心に食物アレルギーの講義を聞いてくださいます。
終わってからも、鋭い質問をいただき、
さいごは、園長先生から沖縄みやげの「ちんすこう」をいただきました。
雨の合間の熱い夕方でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
2025年6月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.05.25
カンガルーの輪舞曲 エピペン中心で
5月24日の午後、西宮の保育士さんの研修会に出かけました。
持ち時間は60分、エピペンを使うタイミングとの使い方だけにテーマを絞り、
早口で説明します。
それでも予定時間を超えてしまい、
閉館時間に間に合うように、後かたづけに追われます。
うまくお伝え出来たか、少し心配です。
2025年5月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.04.24
カンガルーの輪舞曲 つめこみすぎたかな
4月23日 保育士さんの研修会に出かけました。
1830~2000まで、夜遅くの研修会でしたが大勢の方にお集まりいただきました。
与えられたお題は「診察室から診る 子どもの生活と発達」
① 小児科医の役割の変化
② 感染症とワクチン
③ アレルギーの話題
④ 子どもの睡眠
⑤ ゲーム依存
⑥ 神経発達症
⑦ 体験格差
⑧ あらためて小児科の役割
127枚のスライドを使って、詰め込み授業をしました。
みなさんさすがにお疲れのよう。ごくろうさまでした。
2025年4月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.04.05
カンガルーの輪舞曲 芦屋の山手で
4月3日、芦屋市の小学校で開かれたアレルギーの研修会に出かけました。
午前の診察を済ませ、お昼ご飯抜きで阪神電車に飛び乗り、
駅で待ち合わせた時間に滑り込みます。
校長先生とのごあいさつもそこそこに、
講演の準備、そして先生方の前で説明を始めます。
持ち時間きっちりの90分
終わって、校長室で懇談会。
盛り上がりすぎて、次の予定時間が気になります。
2025年4月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.04.03
カンガルーの輪舞曲 2本続けて
4月1日 神戸市の幼稚園で開かれた、食物アレルギー研修会に出かけました。
13時から90分、14時半から90分と、
2回に分けての職員研修会です。
ペットボトルのお茶を片手に、エピペン実習、スライド講義
気になるのは、時間の流れ
1本目はきっちり90分、2本目は91分に収まりました。
立ち続け、話し続けの3時間。
まだまだ、話せそうな気分です。
2025年4月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.01.30
カンガルーの輪舞曲 のどがれをしても
1月30日 神戸駅近くの会場で開かれた、アレルギーの研修会に参加しました。
1330から1600過ぎまで、
保育士さんに、食物アレルギーが出た時の対応をお話しします。
花粉症の影響か、鼻が詰まり声がかれ、ベストの状態ではなかったのですが、
声を張り上げて、説明を続けます。
保育園で初めて症状が出ることもあるので、
子どもたちの健康を、見守ってくださいね。
2025年1月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2025.01.15
カンガルーの輪舞曲 ペットボトルは空っぽに
1月14日、神戸市の市民大学に出かけました。
1時間前に会場入りし、念入りな打ち合わせ
14時から17時まで、160枚近くのスライドを使って
食物アレルギーのお話をします。
休憩を兼ねてエピペンの使い方実習も盛り込んで、
講義の後は、質問タイム
10名を超える方からご質問をいただき、
気が付くと、いただいた500mlのお水のペットボトルは空っぽに
マイクを使わないで3時間を超える講義は、喉が渇きますよね。
2025年1月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2024.12.08
カンガルーの輪舞曲 女子力に圧倒されて
12月7日の夜、兵庫小児アレルギー研究会の忘年会を開きました。
8名の先生が参加され、うち5名は女子というにぎやかさ
診察のこと、公務のこと、そしてプライベートのこと
ひとり3つまで今年の自分ニュースを公表するのですが、
ツッコミが多くて、次の先生に進みません。
いっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱいお話しして、
楽しい時間が流れます。
お世話していただいた森岡先生、ありがとうございました。
2024年12月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2024.11.21
カンガルーの輪舞曲 いねむりされても
11月21日 短大の学生にむけて、食物アレルギーの講義をしました。
クイズを出したり、質問をしたり、
スライド以外にも、エピペンの実習と工夫をするのですが
学生の居眠りは止まりません。
授業の後、担当の先生とのお話しで
「試験に出るよ」と言わないと注目してくれないとか
答えを覚えるのではなく、考えることが学習の基本だと思うのですが、
どこで変わったのでしょう
来年こそは、また違った角度からの講義をするぞと決意を胸に
大学を後にしました。
2024年11月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2024.09.25
カンガルーの輪舞曲 試験期間のあいだに
9月24日、神戸市内の高校の研修会に参加しました。
生徒さんは試験期間、午後からの時間を使っての研修会です。
食物アレルギーの説明を始める前に、
エピペン実習の経験、アナフィラキシーが起きた時の立ち合い経験をお聞きします。
エピペン実習は、半数ぐらいの先生がはじめてとのこと
アナフィラキシーは2名の先生が経験されていました。
90分あまり、理論と実践とで、食物アナフィラキシーの理解を深めます。
保育所や小学校と違い、まだまだ食物アレルギーの研修会は
広がっていないのかなと思いながら帰路につきました。
今回の研修会企画をしていただきまして、ありがとうございました。
2024年9月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
-
2024.09.13
カンガルーの輪舞曲 わかっちゃいるけど長すぎて
9月12日 325回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
この日の演題は「アトピー性皮膚炎と疾病負荷と関連疾患を考える」
会員の先生方にご無理をお願いし、これまで読みためていたもの、
書き溜めていたものを、お話しさせていただきました、
スライドの数は134枚
1850から2030までの長い話になりました。
兵庫小児アレルギー研究会の特徴でもある、自由な討論の時間ももてないまま
やっぱり半分ぐらいのボリュームでもよかったのかなと
講演を終えて、反省しきり
多くを伝えようとすると、伝わらない
そんな当たり前のことに、今頃気づきました。
2024年9月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏