カンガルーの小部屋

2021.08.20

カンガルーの本棚 稽古が仕事

立川談慶さんの「花は咲けども噺せども」(PHP文芸文庫)を読みました。

主人公は、いつまでたっても真打ちになれない不器用な落語家

舞い込む仕事といえば、誰一人耳を傾ける者もいない青空落語会

一流企業の職を投げ捨てて、落語の道に入ったものの

先に立ちこめる暗雲は晴れそうにもありません。

あざけり笑う人々をよそに、老人ホームの入居者

中学校の学生、相撲取りとの出会いが、主人公を変えていきます。

「落語家も、相撲取りもさ、稽古が仕事なのかもね。本番の取組とか

高座なんて、ただの集金活動だよ」という言葉が心に残ります。

板宿駅前の井戸書店森店長さんのお勧めの一冊です。

2021年8月20日

いたやどクリニック 木村彰宏

81sWujOCYxS

2021.08.19

カンガルーの輪舞曲 時速25km

姫路で開かれた研修会に出かけます。

山陽電車は、大雨のために徐行運転中

車内放送で、「ただいま 25kmで運転しております」と案内が入ります。

姫路城を左にして歩くと、雨も小降りになり

会場の学校までは、あと一息です。

研修会は、期限切れのエピペンを25本持ち込んで

90分のお約束を延長していただき、

たっぷり研修会となりました。

2021年8月19日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.19  (37) 夏2021.08.19  (48) 夏2021.08.19  (65)

2021.08.18

7+8= ボクがまもるぞ

こうえんの ひろばに 5かっけいの マーク

これ、ボクみたことがあるよ

こうしえんって とこで

おにいさんが やきゅうやってるときの マークです。

「ハッちゃん よくしってるね、やきゅうの ホームベース だよ」

「ことしは あめつづきだから たいへんなんだ」

ボクは きょうから キャッチャーです

ホームを がっちり まもります。

しんがたコロナからも、みんなを まもるからね

2021年8月18日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.17  (25) - コピー

2021.08.17

カンガルーの本棚 復興を願って

高田郁さんの「あきない世傳金と銀11」(ハルキ文庫)を、読みました。

シリーズ11巻目は、江戸の町を襲う大火事からはじまります。

打ち沈む人々を励ますように鳴り響く、大相撲勧進太鼓

五鈴屋の主人幸は、この災禍にどのような知恵で立ち向かうのでしょう

買い手よし 売り手よし 世間よし

商いの深い意味を教えてくれる11巻目です。

2021年8月17日

いたやどクリニック 木村彰宏

91LhsnL5+LL

2021.08.16

7+8= きょうから16さい

「ハッちゃん、おたんじょううび おめでとう」

ボクが ねんねしていると

おとうさんの こえがします。

きょうから ボクは 16さい

けさは あめがあがって、すずしいです。

おさんぽに でかけると、

きれいな おはなが さいてます。

こうえんの かいだんも のぼれたし

ボクは げんきな16さいです。

これからも、かわいがって くださいね。

2021年8月16日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.16  (1) 夏2021.08.16  (28) 夏2021.08.16  (14) 夏2021.08.16  (20) 夏2021.08.16  (32) 夏2021.08.16  (38) 夏2021.08.16  (49)

2021.08.15

カンガルーの輪舞曲 質問攻めコーナー

8月14日、WEBを使っての講演会

テーマは、「アレルギーって、どうしておきるの」

主催者は「アトピッ子地球の子ネットワーク」さんです

30分の講義のあとは、質問攻めのコーナーが始まります

診察時の時に保護者が同行するのは何才頃までなの

おとなの食物アレルギーの診察の現状は

アレルギーがあっても新型コロナワクチンを接種しても大丈夫なの

などなど、するどい質問が1時間余りつづきます。

疲れたけれど 元気をもらえる、講演会になりました。

2021年8月15日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.14  (6) 夏2021.08.14  (8)

2021.08.14

聴診器のむこうに 楽しいクラス

4才の男の子のクラスの名前は、パトカー組

楽しい名前なので、他のクラスの名前を聞くと

0歳さんは、ポッポ組、1才はバス組、2才はヨット

3才はヒコーキ 5才はトラックって教えてくれます。

動物やお花の名前が付けられることが多いのですが、

なまえから 楽しい保育園ですね

2021年8月14日

いたやどクリニック 木村彰宏

R (2) 11641 R (3) kohacu.com_002254_20190401_v2 R (4) R (5)

2021.08.13

聴診器のむこうに やっぱりみどり

小学1年生の男の子の胸には、変身恐竜さん

緑色からオレンジ色に変身します

そこで ひと工夫

首から上はオレンジ色で、下は緑色に変身させて

男の子に、3つのタイプのどれが好みか尋ねます。

男の子はためらわず「みどりいろ」

おかあさんに尋ねると、みどり色がマイブームだそうです。

それじゃ、みどりいろ恐竜さんに、お戻しすることにしましょうね

2021年8月13日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.11  (21) 夏2021.08.11  (18) 夏2021.08.11  (26)

2021.08.12

聴診器のむこうに もてるかな

中学一年生の男の子は、野球のユニフォーム姿

細見の体に、ピシッと決まって、とってもかっこいい

小さい時から診ているので、急な成長ぶりに驚きます。

「かっこいいから、女子にもてるでしょ」と尋ねると、

「チームが弱いから、もてません」との答えが返ります。

いえいえ あなたの知らないところから、

熱いまなざしで あなたを見つめている女の子が いるかもしれないですよ

2021年8月12日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.07.27  (29)

2021.08.11

聴診器のむこうに 最強妖怪は

7才の男の子は、「最強妖怪王図鑑」を読んでいます。

有名な妖怪たちが、トーナメント形式で、最強王を競います。

優勝したのは、それは 「ひ み つ」

「だったら ボクとおかあさんのどっちが強いの」と尋ねると

「わたしなんか とてもとても かないません」と、おかあさんのお答え

ボクはとってもうれしそうにしています。

2021年8月11日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.07.28  (21) 夏2021.07.28  (14) 夏2021.07.28  (19)