カンガルーの小部屋

2021.07.01

聴診器のむこうに かわいい絵ありがとう

3才の女の子から、かわいい絵をいただきました。

メガネをかけて ゴロンと横になっているのがわたし

みずいろの服と、カキ色のズボンをはいています

手の届くところには、リンゴとブドウとみかん

おいしく食べて、早く元気になりま~す

2021年7月1日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.30  (21)

2021.06.30

カンガルーの輪舞曲 研修会のリスタート

6月29日 中高一貫校での食物アレルギー研修会に出かけました。

しばらくお休みをいただいた後の、研修会の再開です。

90分近くマイクを握り、立ってお話ができるのかと心配でしたが、

無事時間厳守で研修会を終えることができました。

帰宅後の体調も万全で、これなら今後の研修会も大丈夫かなと思いました。

ご準備をしていただきました先生方

ありがとうございます。

また少し、元気になれそうです。

2021年6月30日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.29  (33) 夏2021.06.29  (36)

2021.06.29

カンガルーの本棚 家のお医者さん

ほしおさなえさんの「菓子屋横丁月光荘 丸窓」(ハルキ文庫)を読みました。

家の声がきこえるという 不思議な力をもつ主人公

川越の街に移り住み、古民家の声を聞くうちに、

自分のルーツに気づきます。

幼い時に事故で無くした両親との出会いは、涙をさそいます。

それぞれに悩みを持つ登場人物が

前を向いて歩きはじめる姿に 勇気をもらえます

2021年6月29日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.28

カンガルーの本棚 わたしと家族のこと

池井昌樹さんの、「池井昌樹詩集」(ハルキ文庫)を、読みました。

推理小説と詩集からは縁遠いカンガルーが、

書店で手に取った理由は、そのカバー絵

メガネをかけ、本をいだいた白いイヌが、わたしを見つめている

ただ それだけの理由です

詩情にはうといカンガルーが、その中身を解説などできないので、

巻尾に乗せられている谷川俊太郎氏の一文を紹介します

第一の主題は、「ここはどこ いまはいつ ぼくはだれ」

第二の主題は、「家族、身内への愛」

毎日の生活の中で ふとわきあがる不安

その不安を、母や妻や子らが支えてくれる

そんな詩群を読み進めるうちに、

わたしの中にある気持ちが共振する

詩とは すごい力をもつものだと、あらためて知りました

2021年6月28日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.27

カンガルーの本棚 短くてものしりに

立川志の輔さん選の「古典落語100席」(PHP文庫)を読みました。

笑いは免疫力アップによいとのことで、

駅前の本屋さんに買い出しに行き、見つけた1冊です。

見開き2ページの中に1200字前後で、

演目あらすじと、勘所がまとめてあります。

YOUTUBEで次に見る演目を探す時に便利な、

ちょうどテレビの番組表のようなもの。

それだけでは、動きも表情も声色もなく

やはり落語という芸は、実際に聞くしかないと、

当たり前のことをしりました。

なにでも雑学

いつか役立つ時が来るかもしれませんね

2021年6月27日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.26

クリニックだより 母親教室はお休みします

外来診察を再開しました。

6月8日からお休みをいただき、20日あまり静養させていただきました。

26日の午前診察には、大勢の患者さんにお越しいただき、

食物負荷試験も多く、忙しい一日になりました。

体力的にはまだ不安が残りますので、

無理をせずゆっくりともとに戻していこうと思います。

毎月第Ⅰ、Ⅲ木曜に開いていました母親教室は、しばらくお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

2021年6月26日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.26  (34)

2021.06.25

カンガルーの本棚 分かりやすく奥深く

遠山祐司先生の「免疫入門 最強の基礎知識」(集英社新書)を読みました。

ヒトに備わっている免疫のシステム

物理、化学的なバリア

自然免疫、獲得免疫が、整理されて説明されています。

さらに、免疫異常と病気との関係

最後は、免疫力を高める方法で締めくくられています。

新聞の書評欄で本書を知り、かかりつけの本屋さんに頼んで待つこと1週間

その間に、他の本のほうに興味の先を追い抜かれ、後回しになっていましたが

読んでみると、知識の整理になり

今度はわたしが人前で話す時のネタが満載です。

分かりやすく、奥深く お勧めの1冊です。

2021年6月25日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.24

7+8= ライオンさんとおともだち

おさんぽこうえんに

まあるい かわいいもの

ボクが クンクンすると

「わたしは、ライオンさんで~す」って、ごあいさつ

「ボクは、ハッちゃんです」って、おともだちに なりました

「1021こめ」は「ライオンさんボール」って、なづけます。

2021年6月24日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.24  (30) 夏2021.06.24  (44) 夏2021.06.24  (47)

2021.06.23

7+8= ボクとツバメとアジサイと

しばらく どっかに おでかけしてた

おとうさんが かえってきました。

こんなに ながいあいだ いないのは はじめてです。

いつのも においだから、

ボクには おとうさんが すぐにわかります。

さっそく ボクは おとうさんを

おさんぽに つれていってあげます

ぐいぐいリードを ひっぱってあげると

「ハッちゃん もっと ゆっくりあるいて」と、

おとうさんは よわねを はきます。

やねの ところには ツバメのあかちゃん

おさんぽみちには アジサイさん

そして、おとうさんと ボク

いつもの まいにちが はじまります

2021年6月23日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.22  (37) 夏2021.06.22  (9) 夏2021.06.22  (33)

2021.06.22

げんきになって 4人の部屋で

入院すると決まった時に、尋ねられたのが部屋のこと

個室は静かだけど、寂しいし

大部屋は、気持ちがやすまらない

でも、カンガルーの性格からして、ひとりっきりは耐えられない

そこで選んだのが、4人の部屋

疲れている時には、まわりを気にしないで眠れるのですが、

夜半に目覚めると、まわりの音が聞こえてくる

それでも、ひとりでもお知り合いを見つけたいと生活をし、

わたしより年長の、5人のかたとお話ができました。

ひとりの男性は、落語が趣味「上方の桂枝雀さんがいいです」と

老化を歩いていた80代の男性とは、生活上のこころがけ

わたしより年下の男性からは、「いたくなかったですか」と感想を求められます

ロビーでであった80を超えた女性からは、

夕陽を見ながら これからしてみたいことをお聞きします

満州で生まれ、必死に引き上げてきたこと

働き詰めの母は、とても厳しく 自分も気丈夫に育ったこと

魚河岸関係で働き、仕事しかないと思っていたのが、

いま刺繍をしてみたいと

昔はお金がなく、シーツの切れ端を細かく裂いて刺繍に使っていたが

自分のお金で、本物の刺繍糸が手に入った時は本当にうれしかったと

最後は同室の80代の男性

パソコン画面に向かっていたわたしとの出会いがうまくいかずに、

無言で、10日あまりを過ごしていました

ロビーの離れた席で夕陽を見つめていた時に、

勇気を出して「きれいですね」と笑顔で声をかけると

「この近くに住んでいるので、この夕陽はよくみますよ」と親しげな顔

ふだんはご高齢のかたとお話する機会はないのですが、

いつのまにか、わたしもご高齢のご一族

どこで生まれ、どんなふうに育ち、何をされてきたのか

失礼にならない範囲で、お聞きしたいことをたくさん見つけました。

2021年6月22日

いたやどクリニック 木村彰宏

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