カンガルーの小部屋

2021.06.21

げんきになって すごいものを見た

晴れの日のたのしみは

夕陽に出合えること

西側に作られたロビーには、何人かの御同輩が、

茜色にぐらでゅえーとされていく 西の空を見つめており

「あっ、あれって すごいですね」

沈もうとする光の束を雲がうけ、もう一つ夕陽が沈んでいく

この部屋に暮らさなかったとしたら、出合えなかったすごいもの

素直に手を合わせる 自分が そこにいます

今日は 夏至

一年で一番太陽の力を強く感じる日

太陽のパワーをいただいて、やさしくなれる日

ありがとう

2021年6月21日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.20  (12)

2021.06.20

げんきになって 元気チャンネル全開に

病室でのたのしみは、読書と、音楽と、落語鑑賞

朝夕に 窓の外を見るのも、たのしみのひとつです。

転ばないように、

いつもは足元ばかり見つめて過ごしているのですが、

朝焼け 夕焼けは 刻はめぐってきています。

この間もお伝えした、龍の形の雲

今日は、鳳凰に出合いました。

そこにあるのは ただ雨粒の塊なのですが、

見る人の気持ちにやって、龍になったり 鳳凰になったりするのが不思議です。

どんなにやさしい言葉や、いいことに出合えても

それを受け止める心のチャンネルがなければ 気づかないで過ぎてしまいます。

つらいこと、大変なことの中にも、

自分を高め、強くしてくれる何かが隠れています。

何を感じるのか、何を良しとするのかは、

自分の心の中にあるチャンネルの周波数で決まるように思います。

いまは 元気チャンネルを全開にして、

毎日を楽しく過ごすことだけを 考えようと思います。

2021年6月20日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.14  (32) 夏2021.06.17  (26)

2021.06.19

げんきになって ハッちゃんのかわりに

保育士さんの集まりで、お話しようと思っていた免疫力アップの技

わたし自身がお勉強しなさいという 天からの思し召しなのかもしれません。

よく寝て、体を動かして、しっかり笑って、よく食べて

入院している時こそ、知識から実践です。

どこでも眠れるのが、カンガルーの特技

昼間は、極力身体を横にしないようにします。

しっかり笑うのは、桂枝雀さんとの共同作業

声を出さずに笑うことは、少し技術が必要です。

よく食べるのは、病院のお仕事。

はやく 草加せんべいが食べたいなあ

最後が身体を動かすこと。

ハッちゃんがそばにいないので、点滴をお供にお散歩します。

ハッちゃんのように、点滴台は おしっこで立ち止まらないけれど、

コロコロ押して、連れて歩くには、技術が必要です。

新しい体験は、新しい発見と、新しい技術の開発とを生み出します

毎日が、忙しく過ぎていきます。

2021年6月19日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.17  (17)

2021.06.18

カンガルーの本棚 おかえりリラ

原田マハさんの「一分間だけ」(宝島社文庫)を、読みました。

編集委員として忙しい日々を過ごす、主人公の女性のもとに、

ゴールデンリトリーバーのリラがやってきます。

お散歩 食事 仕事との両立に、これまで以上の忙しさ

やがて、リラに不治の病がみつかります

それまで ふつうにお散歩道でリラが話しかけていた、

雑草、石ころ、蟻んこ、ガム セミの抜け殻

その一つひとつが、今はいとおしい思いでに変わります。

リラと心からの家族になった女性の物語です。

2021年6月18日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.17

散歩のたのしみ バス合宿

窓から見下ろすと、広い駐車場にバスの群れ

手前から、奥の方まで 隙間なく

どうして、こんなにうまく 停められるのだろう

休憩中なのか、バス仲間の合宿なのか わからないけど

はたらく車好きのわたしには、たまりません。

いろんな発見、いろんな驚きの毎日です。

2021年6月17日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.12  (2) 夏2021.06.12  (6) 夏2021.06.12  (9)

2021.06.16

げんきになって やりたいこと

おなかが空いたこどもが、食べたいものの名前を言いあうように

ゆっくりとしかできない今のわたしは、

げんきになったら、やりたいことをあげて、空腹をなぐさめます。

 

ハッちゃんとの、朝夕のお散歩

かんがるうっ子と連れ立っての出勤

帰り道、駅前スーパーでのお買い物

奥さんに叱られるのも、楽しみのひとつです

 

毎日のアレルギーの診察 半分以上冗談交じりの会話がしたい

職場のスタッフとも、いっぱい話がしたい。

食物アレルギーがある青年とのミーティング

兵庫小児アレルギー研究会の準備と司会 毎回が緊張の勝負です

喘息と、舌下療法のまとめの研究 できれば学会に報告してみたい

いろいろな所でのアレルギーの勉強会 お伝えしたいことがいっぱいあります

 

クリニックの後継者づくり 特に若手医師を育てることが願いです

若い人を大切にするクリニックでありたい

子ども食堂を再開する工夫ができればいいのにな

 

読書をいっぱい いろんな世界を知ってみた

ブログの更新も何年続いているかなあ

カンガルーのポケットの原稿も、はずせません。

 

そのためにも、げんきでありたい

身体も、気持ちも

 

2021年6月15日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.15

げんきになって 朝空に

手術の日、明けはじめた空をみると

不思議な形をした雲が

とんがった頭があって、長い首と、翼を持った胴と・・

絵本にでてくる龍の姿のようです。

気持ちが下を向いている時に、勇気をもらえる龍の雲です。

みなさんのご声援が、聞こえてくるようです。

ありがとうございます。

2021年6月15日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.06.14  (32) 夏2021.06.14  (35)

2021.06.14

げんきになって わたしの大切なことは

中学1年生の男の子に質問したことを思い出します。

「生きていくうえで、一番大切なものは何だとおもう?」

男の子の答えは、「お金かな」

わたしは、いろいろな過ちを重ねながら

何か行動をするときに、大切なものから順位をつけて選択してきました。

1番大切なことは、「家族」。奥さんと、かんがるうっ子と、ナナとハッチ

2番目は、「医学の道」。アレルギーと発達支援

申しわけないけど3番目は、「医療生協」。クリニックのスタッフと経営と理事会

同じ日の同じ時間に、2つ以上のことが重なった時に、何を優先するのかの軸足です。

みんなの支えが、わたしが、わたしであることを、許してくれました。

どれだけ感謝しても、感謝しきれません。

やりたいこと、もっと話したいことは 山のようにあるけれど、

今は 静かに 手術室に向かいます。

2021年6月14日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.13

げんきになって お百度まいり

検査がない日は、3食昼寝ばかり

クルリンとしたシッポが生えてこないか心配です。

そこであみだした技が、お百度詣り

吹き抜けがある病棟のまわりを、少し速足で

汗をかくぐらいに歩きます。

ただいま70まわり、夜までにもう30まわり 頑張りましょう

2021年6月13日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.06.12

カンガルーの本棚 今を大切に生きる

椰月美智子さんの「ぼくたちの答え」(ハルキ文庫)を、読みました。

陽羽吾、臣、真琴は、中学3年生

共通することは、3人とも不思議な体験をし、学校に行っていないこと

フリースクールでであった3人は、お互いの体験を知ることで、

無二の親友になります。

3人で考えたチーム名は「コスモボーイズ」

人の目が気になるのは、頭の中にネガティブな周波数同調器があるから

そして、3人が出した答えとは・・・

少しスピリチュアルに傾いた内容でしたが、

なるほど、なるほどと うなづきながら ページをめくりました。

2021年6月12日

いたやどクリニック 木村彰宏

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