カンガルーの小部屋

2021.09.07

聴診器のむこうに 神の使い

馳星周さんの「犬と少年」(文藝春秋)を、読みました。

主人公は、東日本大震災で家族と分かれた1匹の犬「多聞」

旅の途中で待っていたのは、生活に困り果てた青年や、外国籍の強盗

余命宣告を受けた猟師など、死と背中合わせで生きてきた人々です。

多聞は、彼らに寄り添い、また次の旅に出かけます。

神の使い手として多聞がたどりついた先には

講演会でいただいた、大切な1冊です。

2021年9月7日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.09.06

聴診器のむこうに きみの名は

5才の女の子が大事に持ってるお人形

目が大きくて かわいくて

「お名前は」って尋ねると、「ゆかちゃん」

「ドックはおもちゃドクター」のキャラだそうです。

それにしても「お名前ゆかちゃん」って、どこから来たんだろう。

謎が深まる中、診察になりました。

2021年9月6日

いたやどクリニック 木村彰宏

秋2021.09.01  (45) 秋2021.09.01  (47)

 

2021.09.05

聴診器のむこうに 手取りあやとり

7才の男の子は、待合室でにこにこしています

手には、なが~い毛糸いと

「あやとりしてるの、見せてみせて」とお願いすると、

はずかしそうに 手を止めてしまいます。

「完成するまで 見ないようにしてるから」というと、ようやくスタート

お写真を撮らせてもらいます。

友だちが、あやとりしてるのを見て、始めたとか。

きっと手先が器用になると思いますよ

2021年9月5日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.25  (21) 夏2021.08.25  (24)

2021.09.04

聴診器のむこうに リラックザウルス

3才の男の子の胸には、恐竜さん

ヘッドフォンを耳に当て、仰向けに寝転んで 休憩中

お名前はきっと、リラックザウルス。

診察室に、やわらかな空気が流れます。

2021年9月4日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.25  (19)

2021.09.03

カンガルーの本棚 事実に基づいて

宮坂昌之先生の「新型コロナワクチンの本当の真実」(講談社新書)

を、読みました。

世界を席捲している新型コロナ感染対策の

「ゲームチェンジャー」と期待されているコロナワクチン

過剰な期待と、忌避感情が渦巻いています。

ワクチンの効果とは別に

1年未満で作った急増ワクチン、本当に大丈夫

ワクチン接種でウイルス感染することはあるの

mRNAワクチン接種の長期的リスクを知りたい

ウイルス遺伝子が自分のゲノムに入らないか心配

などなどの心配や疑問について、

宮坂先生は免疫学の最新知見から、ていねいに答えられます。

この時代に、必読の一冊です。

2021年9月3日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.09.02

聴診器のむこうに おばあさんから

6才の男の子の胸には あざやかな緑のザウルス君

となりの妹さんには、花柄のネコちゃん

手書きの絵で、とってもかわいいですよ

ふたりとも、おばあさんからのプレゼント

センスのよさに、感動です

2021年9月2日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.30  (15) 夏2021.08.30  (18)

2021.09.01

7+8= いねかりまでは

きょうは かかりつけのおいしゃさんに いくひです。

あめがあがったたんぼみち

おおぜい そろって たってます

あついひが つづくけど

いねかりまでは もうすこし

ねっちゅうしょうに きをつけて

おしごと がんばってくださいね

2021年9月1日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.26  (45) 夏2021.08.26  (47)

2021.08.31

クリニックだより ご苦労さまでした

医療業務課の柱としてお仕事をされていた新田さんが、定年を迎えられました。

8月30日の昼礼で、長年のご尽力に感謝して、花束をお送りしました。

プライベートでは子どもさんも成人され、

何人ものお孫さんに恵まれているとのこと

これからは、仕事とプライベートな時間との比率を変えられて

充実した第二の人生を過ごしたいとのことです。

長い間、ありがとうございました。

2021年8月31日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2021.08.30  (26) 夏2021.08.30  (29)

2021.08.30

カンガルーの本棚 大きなめだかに

重松清さんの「めだか、太平洋を往け」(幻冬舎文庫)を読みました。

主人公は、定年を迎えたアンミツ先生

小学校から送りだした卒業生に手紙を送ります。

みんな幸せになってほしいという先生の気持ちとは裏腹に

きびしい現実が待ち受けています。

それでも、子ども達、ひとりではないよ

「大きなめだかになって、太平洋を泳げ」と、先生はエールを送ります。

500ページを超える長編ですが、夏休み最後の日に一気読みしました。

2021年8月30日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2021.08.29

カンガルーの輪舞曲 急いで準備

8月28日、アトピッ子さんのWEB質問コーナーに参加しました。

昼過ぎにお題のメールが届き、共有するスライドを作成します。

食物アレルギーの症状が急に出現する時、

スキンケアの重要性

ステロイド軟こうのリバウンドを回避するために

新しい外用剤(コレクチム、プロトピック)の治療上の位置づけ

などなど、90分あまり質問にお答えします。

最後に喘息を上手にコントロールする重要性を強調して、会を終えました。

2021年8月29日

いたやどクリニック 木村彰宏

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