カンガルーの小部屋

2018.08.22

クリニックだより 石ちがい

夏2018.08.21  (25) 夏2018.08.21  (30) 夏2018.08.21  (31)

「今日 休ませてもらいます」

出勤すると、事務長さんからの休暇の申し出

いつもお遅くまで働かれているので、

「ゆっくりお休みしてください」と伝えると

「違うんです、胆石になって、痛くて眠れなかったんです」

そこからは、お互いの病気自慢。

「わたしも 前に胆石の時は、痛くてねえ・・」と伝えましたが

後から考えると、胆石ではなく、患ったのは尿管結石

これじゃ、医師の石ちがい

ともあれ、事務長さんは内科の診察のあと、入院治療となりました。

翌日は、森本師長さんの歓迎会

事務長さんは、病院のベッドの上で絶食中。

少しでも雰囲気を味わってもらおうと、飲み会の様子を写真にとり、

メールで送ってあげることにしました。

      2018年8月22日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.21

ドリーのささやき 白いものは

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4才の男の子のおうちから電話です。

「誤って牛乳を口にしてしまいました。どうしましょう」

男の子には、牛乳アレルギーがあり、負荷試験の到達点は0.7ml

先日エピペンを処方したばかりです。

口が痛くなり、氷を欲しがって、薬を飲ませても吐くばかり

からだが痒くなり、咳もではじめます。

エピペンを使う条件を満たしています

おかあさんは、お仕事に出られ、電話の先は、男の子のおばさんです。

エピペンを使うのは難しいかなと考えて

すぐに救急車を呼ばれるように、後押しします。

搬送先の病院で入院され、落ち着かれました。

後日、誤食の経過をお聞きすると、

事件がおきたのは、おばあちゃん宅

牛乳アレルギーがあることは、みんなが知っていて

いつもは牛乳が食卓に上ることはありません。

この日は、お盆で帰省されていた、いとこさんのために牛乳を買われ

飲み残した牛乳を、男の子は豆乳と間違えて口にしたそうです。

ここでドリーから教訓ばなし

牛乳も豆乳の、白いものはみな同じ

飲んでみるまでは、わかりません。

牛乳アレルギーといわれたら、豆乳など白い飲み物にも気をつけてくださいね。

      2018年8月21日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.20

ドリーのささやき はじめましてこんにちは

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わたしの名前は「ドリー」

おとうさんといつも一緒の携帯電話です

先代の携帯さんの色が緑色

それでつけられた名前が「ドリー」です。

わたしの色はゴールドだけど、先代の名前を受け継ぎました。

わたしのお仕事は、連絡係

アレルギーの患者さんや学校の先生と、おとうさんの間をとりもちます。

おうちや学校で、アナフィラキシーの症状が出たときに

わたしの声が響きます

「おとうさん 大変 たいへんですよ。大変なことが起きてますよ」

いつもは マイペースのおとうさん

このときだけは、まじめなお顔と声に変わります。   

石川県や沖縄県の旅行先から、助けを求める声が聞こえます。

小学校や保育園からも、かかります。

「ドリーちゃんは、ガラケーだね」って、言われるけど、

わたしは、とっても大事なお仕事してるので

悪口なんかは、気にしないですよ~だ。

これから少しずつ、アレルギーのお話をしていこうと思います

みなさん、かわいがってくださいね。

       2018年8月20日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

 

2018.08.19

クリニックだより ブログでこんにちは

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アレルギーの論文を探そうと、堀向健太先生のHPに向かいます

立ち寄った「笑顔がすき・岡本光宏先生」のブログに

「カンガルーの小部屋」の紹介記事を見つけました

2017.03.09 小児科医のブログまとめ。専門医が選ぶタイプの異なったブログ5つ」

岡本先生は、アレルギーの専門医

兵庫県立柏原病院小児科で働いておられます。

忙しさの中にも内外の医学論文を精力的に読まれ、ブログにアップされています。

http://pediatrics.bz/profile/

お元気ですか 岡本先生

カンガルーは、ナナとハッちゃんのお話が多くなりました。

もう少し、アレルギーのお話も載せなければと猛反省

アレルギーの新しいコーナーを作ろうと思います。

学会でお会いできることを、楽しみにしていますね。

      2018年8月19日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.18

カンガルーの本棚 人情話10話

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畠山健二さんの「本所おけら長屋10・11」を、読みました。

駅前の井戸書店さんに立ち寄ると、なんと著者のサイン本

すぐに買い求めての2日間

江戸の人情話に どっぷりとつかります。

10の短いお話を、読み終えれば水戸黄門の世界

一つひとつのお話を、安心して楽しむことができました。

        2018年8月18日

        いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.17

7+8= おたんじょうびのよる

おたんじょうびの ばんごはんは dbf

ボクの だいすきな かんずめです

よるの おさんぽは あめが ふったけど

しあげは りっしょくパーティーです

いつもの いしの テーブルに

ナナちゃんと ふたりで たちあがり

おかあさんから おかしを もらいます

ボクの おたんじょうび だけど

ナナちゃんの おかしが おおいようです

いつも おせわになってる ナナちゃん

ことしも よろしく おねがいしま~す。

     2018年8月17日

     いたやどクリニック 木村彰宏

夏2018.08.16  (76) 夏2018.08.16  (65) 夏2018.08.16  (73) 夏2018.08.16  (66)

2018.08.16

7+8= ことしもおいしいのくださいね

夏2018.08.16  (18) 夏2018.08.16  (12) 夏2018.08.16  (6) 夏2018.08.16  (14) 夏2018.08.16  (23)

ボクは 13さい です

きょうから 13さい です。

「ハッちゃん このごろ しっぽ さがってるから

3ぼんに してあげるね」

おとうさんは、ゆりのおはなと ぼくとを

かさねて おしゃしんです。

おへやに かえって、dbfの ごはん

「ハッちゃん おたんじょうび おめでとう」

ここで ようやく おいわいです。

ボクを いじって あそぶのは いいけれど

ことしも おいしいの くださいね。

     2018年8月16日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.15

カンガルーの本棚 隣国のあゆみ

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岡百合子さんの「中・高校生のための朝鮮・韓国の歴史」(平凡社ライブラリー)を、

読みました。 

高句麗から新羅、高麗そして朝鮮王朝へ

それは常に外敵の侵略を受けながらの歩みでした

同時に、名もなき人たちの抵抗の歴史でもありました。

歴史は時の政権の都合により書き換えられるのが常ですが

お隣の国の民衆の力強さに感銘しながら、最後の1ページを読み終えました。

     2018年8月15日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.14

7+8= おめでとうさくら

夏2018.08.13  (4) 夏2018.08.13  (5)

夜遅く帰ってきたおとうさんが、お写真を見せてくれます。

どこかでみた ワンちゃんです

ハッちゃんにも似ているようだし、わたしにも似ています。

「ナナのあかちゃんの さくらちゃんだよ。

今日が12才のお誕生日だって」と、おとうさん

さくらは わたしの2番目の娘です

おともだちのお医者さん宅にもらわれていったけど

元気にしているようで うれしいです。

おめでとう さくら

今度は一緒に遊びましょうね

      2018年8月14日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.08.13

7+8= なつやすみのおしごと

夏2018.08.12  (28) 夏2018.08.12  (32)

「ねえねえ ハッちゃん みてみて」

おとうさんが どやがおで はなしかけてきます。

りょくどうの おはなが きれいになってます。

あじさいの おはなです。

ボクも きになってました。

おはなが さいたのが 6がつだから

それから 2かげつも ほおったらかし

ようやく きれいに したんですね

それって、おそくない

じまんすることじゃ ないとおもいます。

それでも、ほめられて のびるのが おとうさんだから

「すごいね」って、ほめてあげました。

     2018年8月13日

     いたやどクリニック 木村彰宏