カンガルーの小部屋

2017.12.30

クリニックだより 高齢者の今

冬2017.12.28  (9) 冬2017.12.28  (10)

12月28日 いたクリ塾を開きました。

24回目となる今回のテーマは「高齢者虐待」

講師は、西代あんしんすこやかセンターの原田さんです。

パンフレットの読み合わせと、質疑応答

参加された方からの、しめの質問は

「虐待につながらない年のとり方を、教えてください」

高齢者側の心の持ち方と、それまでの親子関係

介護する方の精神的、経済的余裕と、健康状態 などなど

虐待につながる要素は、いくつも考えることができます。

幸せな老後を過ごすのは 夢なのでしょうか

     2017年12月30日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.29

カンガルーの本棚 家族に寄り添って

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河野和彦先生の「認知症治療の9割は間違い」(廣済堂出版)を、読みました。

河野先生は、家族の介護負担を軽くする(介護者優先主義)視点から、

従来型の治療とは異なる治療アプローチを考案され、

多くの認知症のかたの症状を改善されています。

本書は、「コウノメソッド」と呼ばれる認知症の治療を

一般の方にも分かりやすく解説されたものです。

子どもの発達障害にも言及され、興味深く読ませていただきました。

医療生協の川崎理事さんからお聞きし、1日で一気読みしました。

             2017年12月29日

   いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.28

聴診器のむこうに おかあさんとの契約

冬2017.12.26  (6)

9才の男の子に提案します

「お正月が近いので、お手伝いを30分したら、10円もらえる契約をしてみない」

そばで聞かれていたおかあさんが、言われます。

15分宿題をしたら、15分ゲームをしていいことにしてるんです」

これは失礼しました。

先行する契約があるのを知らずに、横やりを入れるような真似をしてしまいました。

おかあさんとの契約は、順守するようにと

男の子に申し添えたのは、言うまでもありません。

     2017年12月28日

     いたやどクリニック 木村彰宏 

 

2017.12.27

聴診器のむこうに 雪国から

冬2017.12.25  (10)

今年は寒い日があっても、庭の水道栓が凍ることはありません。

「まだ そう寒くなくてよかったですね」と

3才と8才のご兄弟のおかあさんにお話すると、

「うちの近くでは、雪が積もっていますよ」

住所を見ると、兵庫県の北部です。

真っ先に心配したのが サンタさんのこと

トナカイさんは、しもやけにならないかな

次の心配事は、ご兄弟の帰り道

診察が終わったら、気をつけてお帰りくださいね。

    2017年12月27日

    いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.26

聴診器のむこうに 10年ぶりのお客さま

冬2017.12.25  (15)

年末の外来には、日ごろお会いできないお客さまが来られます。

25日には、10年ぶりのお客さま

東京の大学に進まれて、大手自動車メーカーに就職され、

海外出張を命じられたのを機会に、

10年ぶりのアレルギーの相談です。

自動車メーカーも様変わり、ハイブリット、Eパワー、電気自動車

家電の一つになりそうです。

アレルギーのことは、おまかせいただいて、

めざせ 未来の社長さん

 2017年12月26日

 いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.25

7+8= サンタさんのおとしもの

冬2017.12.22  (101)

おさんぽに いく じかんが おそいです

さむくなって こうえんが こおってるから

さむさむ おとうさんが いきたくないのかと おもってましたが

ほかに なにか わけが ありそうです

ボクの かんさつでは おとうさんと おかあさんは

おさんぽの まえに おでかけしています

どうやら ポケモンゴーと かんけいあるようです。

11じちかくの こうえんは だあれも いません

でも ボールさんが まってます

きっと サンタさんが おとしていってんだと おもいます。

「882こめ」は、「サンタさんのおとしものボール」って、なづけます。

      2017年12月25日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.24

クリニックだより クリスマスフルー

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12月24日、急病診療所に出かけました。

前回出務したときは ガラガラの待合室が、今日は超満員

熱が急に上がってきましたとの訴えに、

インフルエンザの検査をします。

結果は1/3の子どもが陽性です。

とういうことは、神戸でのインフルエンザの流行は始まったばかり

明日は、小学校の終業式

あと一日頑張れば、学校での流行は年明けまで防げます。

残念ながら きょうインフルエンザと分かった子どもには

こう助言します。

「今夜は、マスクをして眠ること。

サンタさんにうつさないようにしましょうね」

     2017年12月24日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.24

聴診器のむこうに 白浜から来ました

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5才の男の子は、毛並みのいいシロクマさんと診察室に

「アドベンチャー・ワールドから来ました」と、おかあさん

どうりで、クレーンゲームのシロクマさんとは、気品が違います。

「目のまわりと、からだを黒く塗ったら、パンダさんになるよね」と助言すると

「うちには、パンダは たくさんいますので」と言われます。

シャンシャン・ブームの真っただ中

もう少しは 正統派の真っ白クマで、頑張りましょうか

      2017年12月24日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.23

聴診器のむこうに 4才のコンビ誕生

冬2017.12.22  (97)

4才の男の子が、クリスマスの帽子をかぶって登場します。

「幼稚園で つくった!」と、ほこらしげ

さっそく 並んで ツーショット

幼稚園帽の男の子と、サンタ帽のわたしと

4歳児コンビの誕生です。

    2017年12月23日

    いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.23

聴診器のむこうに 遅れてもいいですか

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「24日は 忙しいので、今年はパスしていいですか?」

サンタ帽をかぶった不審な人が 外来診察をしながら

9才の男の子にお願いします。

「だったら、24日は無理なので、お正月すぎに届けてもいいですか?」

男の子の答えは、いずれのお願いにも NO

クリスマスのプレゼントを 期日内に届けられるかどうかの心配で、

今日もサンタさんは 悩みます。 

    2017年12月23日

    いたやどクリニック 木村彰宏