カンガルーの小部屋

2017.12.22

聴診器のむこうに あこがれのショートケーキ

冬2017.12.18  (17)

5才の男の子が、ショートケーキに挑戦します。

卵は食べられるのですが、立ちはだかるのが ケーキの壁

大好きな いちごのケーキを持って来てもらい、少しだけ食べてみます。

うれしそうに 食べ始めたので

あとで「また食べたいですかと」尋ねると、

「おいしくなかったです。」

あこがれと現実とのギャップに悩むのは、青春の特徴です。

一足お先に、おにいさんになりましたね。

      2017年12月22日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.21

聴診器のむこうに お手の練習

冬2017.12.18  (43) 冬2017.12.18  (42) 冬2017.12.18  (44)

すっかりとおなじみさんになった メーメーさん

5才の女の子と一緒に診察室に入ってきます。

年の瀬に、忙しいけれど お手の練習をしてみます。

右手を上げて、次は左手を、

年が明ければ1年生。

教室でもいい子にできますか メーメーさん

    2017年12月21日

    いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.20

クリニックだより 車いすに乗せられて

冬2017.12.18  (37) 冬2017.12.18  (39) 冬2017.12.18  (41)

12月18日 クリニックの消防訓練を行いました。

出火想定場所は、2階ショートステイの倉庫です。

館内放送のあと、外来患者さんを、安全な場所に誘導します。

わたしの役割りは、点滴室に取り残された患者さん役

歩けないので、車椅子に乗せられて移動します。

訓練を終えて、職員が集まり反省会

火災はおきないように注意するのが 大前提ですが、

もしもの時に備えて、改善点を話し合います。

       2017年12月20日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.19

聴診器のむこうに いろいろな目

冬2017.12.18  (36)

クリスマスを間近に、サンタ帽をかぶっての外来診察

診察室に入って来られるおかあさん、おとうさんは

「わー、すごい」と、一応に感嘆の目

子ども達は、無言で 一応に怪しげなものを見つめる目

背後からは、看護師さんの 苦笑の目

あい反する目に見つめられながら、

今日も頑張って診察を続けます。

     2017年12月19日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.19

散歩のたのしみ おおツリー

冬2017.12.14  (255) 冬2017.12.14  (260) 冬2017.12.14  (265)

兵庫小児アレルギー研究会の忘年会に出かける前に、

少し足を延ばして、「おおツリー」に会いに行きました。

場所は、神戸メリケンパークです。

ライトアップされた、高さ30mの「あすなろの木」

富山県氷見市から、海を回って 神戸にやってきました。

ようこそ 神戸へ

しばらくは 神戸の夜景を楽しんでくださいね。

     2017年12月18日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.18

クリニックだより 頭から食べちゃうぞ

冬2017.12.13  (28) 冬2017.12.13  (30) 冬2017.12.13  (36) 冬2017.12.13  (41)

12月13日、「いたやどワイワイ食堂」が開かれました。

10回目のメニューは、カレーとサラダと、デザートと

50人近い子どもの、ワイワイがやがや声 

隣の人の声も聞き取れません

1年生の男の子が ゆっくりと食べているので

隣に座ってフォローします。

「ねえ ねえ おじちゃんの すきなものって 知ってる?」

「おとこの子を 頭からガリガリ食べることやねん」

男の子は ちらりとこちらを見て、無視を決めこみます。

「一年生の男の子が 好物やねん、君は何年生?」

男の子は 引きながら 小さな声で「1年生・・・」

「大丈夫、痛くないように、頭から一気に食べてあげるから・・」

って伝えると、座る位置を 遠ざけます。

「でも、ご飯をしっかり食べる子は まずくなるから

ほかの子どもを 探すことにしてるけど・・」

と条件を出すと、大急ぎで残りのカレーをかきこみます。

使い古されたジョークだけど、

男の子には半分以上 本当に思えたのかな

不審者扱いされないように、

早々にほかの子どもをからかうことにしましょうか

      2017年12月18日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.17

聴診器のむこうに パジャマがおまけ

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1年生の男の子は、カンガルーブログの常連さん

今日も、いろんな宝物を見せてくれます。

はじめは、ていねいに書かれた 仮面ライダーのなんとかタイプ

次は おなじみのフルボトル

これは ユニクロのパジャマを買うとついてきたとか

最後は メダルのコレクション

わたし的には、投じられた資金の方が気になります。

「いまから、ダイエーに行くのが コースです」と、おかあさん

ごくろうさま、おかあさん、

そして、資金提供源の おとうさん

もっと ごくろうさまです。

      2017年12月17日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.16

7+8= ふしぎボール

冬2017.12.13  (50)

よるの おさんぽは、つちが こおってます

にくきゅうに こたえます。

でも、おさんぽは たのしいのです。

くらいとことに まあるいもの

おおきな ボールさんが まってます。

おとうさんが サッカーしてくれるので、

おいけて あそびます。

このごろ、まいにち ボールです

さむいところで まってるなんて ふしぎです。

「881こめ」は、「ふしぎボール」って、なづけます。

      2017年12月16日 

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.15

散歩のたのしみ 初雪ゲート

冬2017.12.14  (56) 冬2017.12.14  (62) 冬2017.12.14  (69) 冬2017.12.14  (72)

冷え込みが続く朝、カーテンを開けると白一色

いつもより ゆっくりとお散歩に出かけると、

白いものが ちらつきます。

公園のグランドも 白く塗り替えられています。

コーン、コーン 乾いた音。

寒さの中で、ゲートボールを楽しんでおられる姿がみえます。

近くによると、会釈される姿から、

「さむいですね」という声が、聞こえてきそうです。

もう すっかり冬になりました。

       2017年12月15日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.12.14

カンガルーの本棚 燃える思い

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知野みさきさんの「雪華燃ゆ」(光文社文庫)を、読みました。

シリーズ3作目は、かなわぬ恋の物語。

着物の下描きを何度も書き直す中で明らかになる 依頼者の悲しい過去

わが身の恋の行く末と重ねあううちに 揺らぐ思い

ページをめくるごとに、江戸の街並みに生きる人々の

確かな息遣いが聞こえてきます。

      2017年12月14日

      いたやどクリニック 木村彰宏