カンガルーの小部屋

2024.03.15

カンガルギー情報 痒みのメカニズム

3月14日、320回兵庫小児アレルギー研究会にWEB参加しました。

講師は、皮膚科専門医の生駒晃彦先生

テーマは、「痒みのメカニズム」です。

痒み、掻把、皮膚バリア障害、炎症、ふたたびかゆみという

Itch Scratch Spiral の始まりに位置づけられる「かゆみ」

従来は、ヒスタミン依存性神経への刺激が考え方の中心でしたが、

最近では、ヒスタミン以外のIL-4,IL-13、IL-31などの

いろいろなサイトカインに反応する痒みの経路が明らかになってきました。

嗜癖行動や、ひっかき回数を測定する器具など

はなしは、実生活の行動にも広がります。

ご講義いただきました生駒先生、ご準備をしていただきましたみなさま

ありがとうございました。

2024年3月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.14

聴診器のむこうに 心変わりは

5才の女の子は、わたしが大好きな、変わり模様のトレーナー姿

ゆっくりとなぜると、ちゃネコがシロネコに変身します。

「誰に買ってもらっての」と尋ねると、「おばあちゃん」

変わり模様のお服だけど、「おばあちゃん大好き」の気持ちは

いつまでも変わらないでくださいね。

2024年3月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.13

聴診器のむこうに、 あったかうさぎ

4月から1年生になる女の子を診察しようとすると、

ジャンパースカートの下から現れたのは、しろいうさぎさん

ポシェットではなく、トレーナーにしっかりとくっついています。

女の子が自分で選んだ、かわいいお服

うさぎさんと一緒に温かくして、この寒さを乗り切りましょうね

2024年3月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.12

カンガルーの本棚 明日を夢見て

朝井まかてさんの「グッドバイ」(朝日文庫)を読みました。

物語の舞台は、幕末は長崎の街

あぶら商を引き継いだ主人公大浦慶は、商売の先行きに不安を感じ、

外国との茶葉貿易に乗り出します。

そこで顔見知りとなるテキストルやウイリアム・オルト、そしてグラバー

茶葉工場と店舗を訪れる坂本龍馬、大隈重信、近藤長次郎などの幕末の志士たち

歴史の歯車がぐるりと回り、あるものは志を遂げ、あるものは志半ばで倒れ

その誰もがまだ10代、20代の若者であったことに驚きます。

広がっていく茶葉の商売、そして裏切りに会い、

山のような借財のなかで立ち上がっていく慶

幕末を彩る、もう一つの女性の物語です。

2024年3月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.11

聴診器のむこうに 顔の違いが

春から大学生になる女の子は、カエル大好き女の子です。

「カエルって、ひとり一人、顔が違うの」と尋ねると、

「みんな、違いが判ります」と答えます。

そういえば、昔は同じ顔に見えたワンちゃんも、

ナナとハッちゃんと暮らしてからは、お顔の形の違いも表情もわかるようになりました。

好きになる気持ちがあれば、カエルさんの顔も個性もわかるようになるのですね。

また一つ、勉強になりました。

2024年3月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.10

聴診器のむこうに ポケ仲間

7才の男の子とは、ポケモン仲間

今日も大きなぬいぐるみを、持ってきて見せてくれます。

今日のポケモンは、ゴンべと、進化したカビゴンです。

机の上に座らせて、男の子と一緒に診察をしてと、

次は、どの子が来るのか楽しみです。

2024年3月10日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.09

聴診器のむこうに うれしいけどさびしくて

11才の女の子は、自然学校に行った時のお話をしてくれます。

2日目の課題は、おうちに、おはがきを書くこと

女の子は、「すこしも、さびしくないです」と書きました。

うけとったおかあさんは、少し複雑な気持ちに

大きくなって、うれしいけれど、さびしさも

親子の関係は、次のステージへと、また一段階段を上ります。

2024年3月09日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.08

かんがるうっ子 どれもおいしいよ

親せきからいただいた、クラフトビールの詰め合わせ

1か月かけて楽しみながら、みんなで一口ずつ分け合って飲みました。

苦味が強いもの、フルーティーなもの

「どれも、いけるよね」と、かんがるうっ子は満足そう

最後は、空き瓶を並べて、記念写真を撮ります。

ビールも、奥が深いですよね。

2024年3月8日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.07

聴診器のむこうに なかから現れたのは

4才の男の子のバッグから、何かがのぞいています。

開けて見せてもらうと、いろいろなぬいぐるみ

ひとつを取り出してみせてもらうと 「やどかりくん」

旅行先から、連れて帰ってきたそうです。

それにしても、おおものの「やどかりくん」

背中のおうちは、3LDKくらいは、ありそうですね。

先生は、お家賃はいくらかが、気になってしかたありません。

「かどかりくん」

2024年3月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.06

聴診器のむこうに すし食いねえ

3才の男の子は、画用紙に書かれた絵を見せてくれます。

ゆっくり見ると、お寿司のフルコース

えびに、あなごに、たまごに、うに

指をさしながら、男の子と一緒に確かめます

待合室で時間を過ごすとき、おかあさんに書いてもらったとか

きっと、お料理もお上手なおかあさんなのでしょうね

2024年3月6日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

1 23 24 25 26 27 664