カンガルーの小部屋

2018.03.28

クリニックだより 今日からギャラリー

春2018.03.27  (48) 春2018.03.27  (43) 春2018.03.27  (33) 春2018.03.27  (34) 春2018.03.27  (35) 春2018.03.27  (36) 春2018.03.27  (37)

今日から はじまった 「ねこづくし」ギャラリー。

4月の2日までの7日間 いたやどの「あかり屋さん」で開かれます。

お祝いに出かけると、作者がその場で 新しい作品を仕上げます。

あとで クリニックに 寄贈してもらえるとのこと

いまから楽しみに待ってます。

     2018年3月28日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.27

かんがるうっ子 難易度高すぎ

春2018.03.26  (8) 春2018.03.26  (44)

お散歩の時間、いろいろな声が聞こえます。

今朝は 少し難し目

「ひょろろ ひょろろ ぴぴり るるるるる」

歌が大好きな かんがるうっ子に、

「まね できるかな」と、リクエストすると

「難易度 高すぎ」の答えがかえります。

春は、いろんな声が聞こえます。

     2018年3月27日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.26

聴診器のむこうに 苦い味

冬2018.02.19  (11)

8才の女の子の、今日のお題はチョコを食べること。

牛乳が入っていないチョコを探すのは、大変な労力です

持ってこられたチョコは、カカオ99%

どう考えても、おいしくなさそうなので、

看護師さんが、自分のおやつを提供します。

それでもカカオは72%

女の子は、どうにか食べて、症状は出ないものの

もうコリゴリという様子です。

甘いと思っていたら、実は苦いのが人生の常。

結婚にも通じるところがあるかも知れませんね。

カカオ99%のチョコをいただいたので、職員で分けました。

感謝されるところからは、程遠い結果でした。

      2018年3月26日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.25

7+8= ぼくたちいいこ

春2018.03.25  (4) 春2018.03.25  (5)

こうえんを おさんぽ してると、

せいふくの おじさんが ちかくに きます。

おまわりさん です。

おとうさんが へんなひとだ ということが

ばれたようで、ボクたちに きんちょうが はしります。

「まいにち、さんぽされていますか、アナグマをみかけなかったですか」

これは、おとうさんではなく アナグマさんさがし

あんしんした おとうさんは

ブヒブヒさんがつけた、ラッセルこんのとこまで あんないしたり

やわらかつちの つめあとを みせたり

ブヒブヒさん もくげきじょうほうを おはなししたり だいサービス

きっと やましいところが あるからだと おもいます。 

そのあいだ、ボクたちは おとなしく いいこです。

つかまえるなら、ブヒブヒさんと おとうさんだけに してくださいね。

       2018年3月25日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.24

かんがるうっ子 次のステップへ

春2018.03 (5)

お休みの日の朝ごはんは、かんがるうっ子の出番です。

今日は、目玉焼きに挑戦します。

いくつか作って、お皿にのせて、

はあい、めしあがれ

ひとつは きれいな目玉焼き、

ひとつは、とんぺい焼き風卵焼き

どちらも おいしゅうございました。

つぎは、卵焼きでお願いします。

     2018年3月24日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.23

あたまのよくなるカンガルー これでひと安心?

sayoukijo

3月22日、抗インフルエンザ新薬の勉強会にでかけました。

講師は、東北医科歯科大学の関雅文先生です。

重症インフルエンザエンザ対策の基本戦略は

ひろげないこと(ワクチンの普及)

つくらないこと(抗生剤耐性菌を作らない)

そのうえで、従来の抗インフルエンザ薬を超えるものとして、

バロキサビル・マルボキシル錠(ゾフルーザ)を紹介されます。

1回飲めば、速やかにウィルスの増殖を抑える新薬です。

将来、大流行が予想される新型インフルエンザにも、効果が期待できるとか

これで少しは安心できるのですか

もう少し勉強を進めようと思います。

      2018年3月23日

      いたやどクリニック 木村彰宏  

 

2018.03.22

クリニックだより もう少しインフルエンザ

kafun[1]

3月21日、休日急病診療所に出かけました。

雨の日が続き、花冷えがする毎日ですが

それでも、はるは春

診療所を訪れる患者さんは、激減しました。

アトピー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎の治療など、

聞かれもしないことを、ゆっくりと説明します。

終わってみれば、インフルエンザA型が3名、B型が1名

もう少しインフルエンザへの注意が続きます。

      2018年3月22日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.21

カンガルーの本棚 鍵となる言葉は

517YVBz+OOL[1]

橋本健二先生の「新・日本の階級社会」(講談社現代新書)を、読みました。

先生は、格差社会から、格差が固定化されている階級社会に変わったと、

論を進められます。

2016年に首都圏で行われた次の4つの質問から、

①日本では以前と比べ、貧困層が増えている

②いまの日本では収入の格差が大きすぎる

③貧困になったのは努力しなかったからだ

④努力しさえすれば、誰でも豊かになることができる

社会の格差や自己責任に対する意識を、階級ごとに分類されます。

格差については、20~30%の人がそう思わない

自己責任については、35~40%の人が、

貧困は自己責任の結果だと答えています。

この二つの視点を結びつけると、次のような言葉が浮かび上がってきます。

①お金持ちは、努力をしたからだ

②貧困層は、努力が足りなかったからだ

橋本先生は、自己責任という言葉に、鋭く迫られます。

①超お金持ちは、親からの資産を引き継ぎ、努力しなくてもお金持ちでいられる

②努力しても、病気や天災などの不幸で、貧困層に転落していく

多くの人の心の中にある

努力をすれば、結果はついてくる

あいつは、努力しないからヘマばっかりしているという、自然な気持ちが、

貧困層への無理解と、自己責任論を生み出していると言われます。

努力しなくてもお金持ちのままでいられる、反対に努力をしても報われない

理不尽さに、目を向けさせてくれる 良書です。

     2018年3月21日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2018.03.20

聴診器のむこうに どんぐりころころ

冬2018.02.26  (16) 冬2018.02.26  (15)

診察されている おねえちゃんの横で、

おかあさんに 抱っこされている7カ月の赤ちゃん

どこか なつかしい気持ちで みていると

頭の中を、あの童謡が流れます

「どんぐりころころ どんぶりこ・・・」

「おかあさん、この帽子 どうしたの」って、尋ねますと

「おばあちゃんが 編んでくれたんです」

写真を撮らせていただき、診察の思いでのひとつに加えます

      2018年3月20日

            いたやどクリニック 木村彰宏 

 

2018.03.19

7+8= ボクがたべるの

春2018.03.18  (5) 春2018.03.18  (4)

おとうさんは あさごはんのパンを 

いつも すこしだけ のこします。

ボクと、ナナちゃんの おやつ です。

でも きょうは いつもと ちがいます。

おさんぽのとき ふくろに いれて

なにやら コソコソ かくしごと。

こうえんに つくと、ふくろから だして、

おはなの したに ひろげます。

これって、アナグマさんの おやつの つもりですか

やせいどうぶつを おせわするのは ダメですよ

せいたいけいを はかいするって、ならったでしょ

ボクは おとうさんの しっぱいを 

もぐもぐタイムで、フォローします。

おとうさんとの おさんぽは、ほんとうに きを つかいます。

       2018年3月19日

       いたやどクリニック 木村彰宏