カンガルーの小部屋

2017.02.24

クリニックだより 素敵なおみやげ

冬2017.02.15  (26) 冬2017.02.16  (18)

「もしもし、木村先生ですか、いまからお邪魔してもいいですか」

電話の向こうから、懐かしい声。

以前お世話になった、兵庫県の給食センターの神戸先生からの電話です。

先生は、給食に使われている食材の、安全情報管理を作られた功労者。

今はセンターを退職され、陶芸人形作家として有名になられました。

大きなダンボール箱からおみやげにと取り出されたのは、

手作りの雛飾りの一式。

さっそく5段のひな壇に飾り付け、クリニックの入り口に並べます。

「すごいでしょ」と、いただいたわたしの鼻も、高々です。

クリニックに来られたら、是非見て帰ってくださいね。

         2017年2月24

         いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.23

クリニックだより ねこの国

冬2017.02.22  (21) 冬2017.02.22  (25) 冬2017.02.22  (26)

出勤すると、机の上は「ねこの国」

ねこの日にちなんだ、ねこ好き看護師さんから攻撃です。

このままでは診察できなくなるので、

速攻で待合室に移動してもらいます。

昼休みに、ねこちゃんのおやつを買いに出かけたものの、

ナナとハッちゃん以外のおやつを買うのは初めてです。

喜んでもらえると、うれしいのですが・・

     2017年2月23日

     いたやどクリニック 木村彰宏 

 

2017.02.22

7+8= おそらのうえ

冬2017.02.21  (5) 冬2017.02.21  (8) 冬2017.02.21  (10) 冬2017.02.21  (11)

おそとは ゆきです。

おさんぽみちは しろいです。

「ハッちゃん、あれみて」

さむいのに、おとうさんは げんきです。

おとうさんが みるほうに、ふじだなが あります。

きょうは、「にゃんにゃんのひ」だけど、

うえのほうには にゃんこでなく、おおきな きいろいボール。

ジャンプしても とれないので、

おそらのうえに おいておきます。

「820こめ」は、「おそらのボール」って、なづけます。

       2017年2月22日

       いたやどクリニック 木村彰宏  

 

2017.02.21

7+8= うめいちりん

冬2017.02.15  (8) 冬2017.02.15  (7)

「ハッちゃん、みてみて、うめが さいたよ」

おさんぽから かえると、いつもの びっくりおとうさんのこえ。

きょねんの ふゆに おとうさんが かってきた

しだれうめの はちうえです。

なつのあつさで かれかけて、

たいふうのかぜで、たおれても、

それでも、けなげに はるを むかえたよ。

「うめいちりん いちりんほどの あたたかさ」

おとうさんが また、ぶつぶつ いうけれど

ボクも はるが だいすきです。

       2017年2月21日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.20

7+8= うつさないでねおとうさん

冬2017.02.19  (28)

おとうさんは おかぜです

だいじな かいぎも おさぼ して

さむい さむいって ねてばかりいます

あんまり ねてばかりいるので 

ブタさんが ブタブタさんに ならないかと しんぱいです。

ボクが おひるに とくべつの おさんぽに つれていってあげます。

いいおてんきなので、おとうさんも、すこし げんきです。

「ハッちゃん、こっちむいて」

ていばんの おしゃしんは おかおを くっつけての ツーショット

マスクは してるけど、うつさないでね おとうさん

       2017年2月20日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.19

聴診器のむこうに 待ち時間に

冬2017.02.13  (21) 冬2017.02.13  (22) 冬2017.02.13  (23)

診察や会計の待ち時間は つらいもの

6才の男の子は、お絵かきをして すき間時間の有効利用です。

近寄って、手元を見つめても、

熱心書き続けます。

もしかして、わたしの動きは 織り込み済みですか

完成したら、診察室に飾らせてくださいね。

      2017年2月19日

      いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.18

7+8= 賞味期限内ですからね

冬2017.02.11  (84) 冬2017.02.11  (83)

「ナナ、こっちに おいで」

おかあさんが、猫なで声で呼びます。

こんな時は、要注意

ぺたっ、頭に何かが張り付きます。

「ナナ、賞味期限切れ みたいよ」と、おとうさん。

これって、パワハラ いじめです。

頭のシールに、なんて書いてあるのかわかりませんが、

わたしは、まだまだ賞味期限内ですよ。

       2017年2月18日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.17

聴診器のむこうに 猛獣の名前は

冬2017.02.10  (24) 冬2017.02.10  (22) 冬2017.02.10  (23)

8カ月の女の子の診察を終えた後、

ご兄弟の負荷の観察時間に待合室でお待ちいただいていますと、

「いたたた・・」という、おとうさんの声が聞こえます。

気になって待合室をのぞくと、女の子がおとうさんの手をガブリ

はえ始めたばかりの歯が気になるのか、かぶりつく年になったようです。

その横で、8才のお兄さんが図鑑を調べています。

開かれたページは、ライオンやヒョウなどの猛獣のページ。

「妹の名前、でてへんかなあ・・」

つられてわたしも、妹さんの名前を探します。

何年か先には、かわいくて優しい動物のページに、

妹さんの名前が見つかるかもしれませんね。

     2017年2月17日

     いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.16

クリニックだより 診断の限界

img_illust-04[1]

2月10日のお昼休み、インフルエンザの迅速診断キットの説明会を開きました。

鼻から細い棒を突っ込む、あの検査法です。

インフルエンザの診断は、突然の高熱、全身倦怠感、頭痛などの症状に加えて、

迅速診断キットによる補助診断も欠かせません。

20種類のキットが出まわる中、クリニックで使っているメーカーさんに説明をしていただきました。

問題は精度と、発熱から陽性になるまでの最短時間

陽性検出率に関しては、3時間までとそれ以後とでは、93%~95%と大きな差はありません。

時間が経てば、必ずしもはっきりするというわけでもありません。

検出率が下がるのは、

A型よりもB型

②A型の中では、香港型よりも、パンデミック型

③子どもよりも成人

④高熱よりも、体温上昇が低い場合

流行期にインフルエンザを疑って迅速診断を行い、

陰性だった場合にどのように治療するのか、時間をおいて再検査を行うのかなど

まだまだ課題が残りました。

       2017年2月16日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2017.02.15

7+8= どや顔おとうさん

冬2017.02.13  (50) 冬2017.02.13  (51) 冬2017.02.13  (52)

おとうさんが うれしそうに 帰ってきます。

「ナナ、みてみて」といって、

紙ぶくろから いろいろなお菓子を取り出します。

わたしの近くに並べて、

「すごいやろ、バランタインのプレゼント

みんなから もらったんやで 第1陣や」と、どや顔です。

わたしが近づいて確かめると、またまた 自慢顔

わたしからは、シッポおおふりのプレゼントをあげましょうね。

       2017年2月15日

              いたやどクリニック 木村彰宏