カンガルーの小部屋

2016.07.01

かんがるうっ子 薄いの厚いの

お休みの日、みんなで回転ずしに出かけました。

しめのお寿司は、おいなりさん。

「薄揚げは、お豆腐を薄く切って、油で揚げるけど、

厚揚げは、薄揚げを作ってから

あとで その中に お豆腐を入れるのかと思ってた」と、かんがるうっ子。

「三角に切ってあるのは、入り口が分かるけど、

四角いのは、どこからお豆腐を入れるのか悩んでいた」と、続けます。

選挙権を得るまで もう少し。

社会常識の習得にも、追い込みをかけましょうね。

             2016年7月1日

             いたやどクリニック 木村彰宏

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2016.06.30

7+8= なにかがコロコロ

春2016.06.29  (17) 春2016.06.29  (16) 春2016.06.29  (15)

おさんぽみちを なにかが コロコロ

おかあさんが わらってます

あめばっかりで ボールさんが おやすみだから

おかあさんが コロコロを さがして

ボクに なげてくれました。

ボクは すぐはんのうして、おいかけて くわえます

でも、なにか ちがいます

やわらかい です

いいにおい です。

おかあさん きもちは うれしいけど

ボールの きろくがい ですからね

        2016年6月30日

                いたやどクリニック 木村彰宏 

 

2016.06.29

聴診器のむこうに 手作りの足

もうすぐ5歳の男の子のTシャツは、仮面ライダーシリーズ。

履いていたサンダルは、仮面ライダーゴーストです。

「これ、わたしが 作ったんです」とおかあさんが言われます

沖縄島ぞうりを購入し、仮面ライダーゴーストが現れるように

表面をカッターナイフで削り出すそうです。

さっそくHPで、島ぞうりを調べます。

なるほど なるほど、納得です。

おかあさんに抱っこされている妹さんのあたまにも、手作りの髪飾り

世界で一つだけの手作りサンダルと髪飾り 大切にしてくださいね。

       2016年6月29日

       いたやどクリニック 木村彰宏

春2016.06.27  (25) 春2016.06.27  (24) 春2016.06.27  (27)

2016.06.28

カンガルーの本棚 助けること助けられること

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梨木香歩さんの「雪と珊瑚と」(角川文庫)を、読みました。

生まれたばかりの雪を育てながら奮闘するシングルマザーの珊瑚

アルバイトしていたお店が閉店することを期に、

仕事疲れの人がホッとできる食べ物屋さんを開こうと考えます。

出会う人に助けられながら、どこかで助けられることを期待する自分に葛藤します。

助けられるとは、感謝が6割、屈辱感が2割、反感が2割と、著者は記します。

人を助けるとは、人に助けられるとは

善意の意味を考えさせられる小説です。

       2016年6月28日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.27

クリニックだより 紙飛行機よ高く飛べ

春2016.06.26  (11) 春2016.06.26  (13) 春2016.06.26  (20)

6月26日、神戸医療生協の74回目の通常総代会が開かれました。

会場近くの元町駅には、朝早くから職員が、道案内に立っています。

見慣れた顔も、街で会うと不思議なもの

総代会は、医療生協の方向性を決める、最高決定機関

準備が良くなされ、分かりやすい会になりました。

最後に、新入職員の紹介が始まります。

壇上で歌うのは、「365日の紙飛行機」

人生は紙飛行機、願い乗せて飛んでいくよ、風の中を力の限り ただ進むだけ・・・

若い方たちの後ろに、育ててこられたご両親の姿を思い浮かべると、

彼らの未来が明るく、幸せに満ち溢れることを願わずにはいられません。

       2016年6月27日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.26

クリニックだより 今年も夏のお仕事体験

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8月恒例の「医療のお仕事体験」参加者を募集します。

日時    2016年8月20日(土)14時クリニック集合

       雨天決行  

会場    神戸常盤大学

      (クリニックに14時集合して、常盤大学まで歩いて移動します)

内容    検査でからだを調べてみよう

      患者さんとのかかわりを体験してみよう

参加対象者 小学1年生~6年生  

       (対象年齢以外の子どもさんもOKです)

参加費   無料

申し込み先 いたやどクリニック小児科 078-621-9952

締め切り  2016812日 定員20名になり次第締め切りします

          2016年6月26日

          いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.25

7+8= ボールインワン

春2016.03.28  (74)

おとうさんが つくってくれた おにわの せんろ

なにか ひとつ たりません。

ボクは さっそく あなほりさぎょう

ボールを いれて、かんせいします。

あそびごころが たいせつですよね

おとうさん。

       2016年6月25日

       いたやどクリニック 木村彰宏  

 

2016.06.24

7+8= カウントダウンも二転三転

春2016.06.23  (2)

夜中から 大雨です。

朝、テレビをつけると、「大雨、洪水警報」が発令中

7時で解除されていないと、おねえちゃんの学校はお休みです。

6時58分、59分と、カウントダウン

7時、7時1分、2分 時計が進むと

「やったあ」。おねえちゃんが 叫びます。

雨があがって、霧の中を、おねえちゃんと、お散歩に出かけます。

臨時のお休みは、わたしも 楽しいです。

9時半に、学校から「11時から学校が始まります」の連絡

おねえちゃんは、大慌てで出かけます。

のんびりの一日は、二転三転の日になりました。

        2016年6月24日

        いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.23

7+8= あおいボール

春2016.06.22  (27)

つゆになって ボールさんも おやすみです。

ボールあつめの きろくが のびません。

おさんぽみちに、あおくて まあるいもの

あかいいのも あります。

おとうさんに おねがいして おしゃしん とってもらうけど

きろくこうしん でないです。

はやく あめがおわって

ボールさん でてこないかなあ。

  2016年6月23日

  いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.22

カンガルーの本棚 言葉の影を

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ほしおさなえさんの「活版印刷三日月堂」(ポプラ文庫)を、よみました

川越の街で、活版印刷を営む小さな店の物語。

息子のたびだちを、寂しく見つめる母親

叔父の喫茶店を引き継いで、自信が持てない青年。

親友の悩みを受け止めきれない高校生

 

活版印刷の懐かしい文字に、きぼうの灯を見つけます。

今が旬の心温まる短編集です。

      2016年6月22日

      いたやどクリニック 木村彰宏