カンガルーの小部屋

2016.06.21

カンガルーの本棚 映画館に住んでいるという

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原田マハさんの「キネマの神様」(文春文庫)を、読みました。

主人公は、シネコン建設に携わるキャリアウーマン

父の入院と時を同じくし、仕事をやめて映画雑誌社で働くことになります。

そこで起きる奇跡の数々。

映画館には「キネマの神様」が住んでいると言います。

描かれる懐かしい名画のシーンに、心が温かくなりました。

         2016年6月21日

           いたやどクリニック 木村彰宏 

 

2016.06.20

7+8= たのしかったですかおとうさん

おとうさんが かえってきました。

とうきょうから かえってきました。

アレルギーのあつまりから かえってきました。

40ねんぶりの どうそうかいから かえってきました。

おみやげの おにく

おいしかったです。

いろんなひとに であって

いろんなひとと おはなしして

たのしかったですか

おとうさん

          2016年6月20日

          いたやどクリニック 木村彰宏

M9同窓会2016.06.18  (143) 春2016.06.19  (89)

2016.06.19

カンガルギー情報 東京フォーラム二日目

春2016.06.18  (29)

日本アレルギー学会の2日目のメインは、イギリスからのお客さま

二重抗原暴露仮説を提唱された、Gideon Lack先生です。

LEAP study」「LEAP-on study」「LEAP sib study」と最新の研究結果を発表されます。

食物アレルギーにならないようにはどうすればよいのか、

食物アレルギーになった子どもをどのように治していくのか

興味深いお話が続きます。

午後からは、大学の同窓会が神戸で開かれます。

心を残しながら、会場を後にしました。

          2016年6月19日

          いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.18

カンガルギー情報 東京フォーラムで

春2016.06.17  (21) 春2016.06.17  (22)

6月17日 日本アレルギー学会の一日目がはじまりました。

会場の東京フォーラムは、12の会場に分かれて移動が大変です。

わたしが選んだのは、

「アトピー性皮膚炎の発症予防」「喘息の治療標的として気道分泌を考える」

「アレルギーと行政」「スギ花粉症に対する舌下免疫療法」

「ナッツアレルギー」「小麦アレルギー」「喘息の分子標的薬の可能性」

乳児から、成人まで、幅広く最新の話題を集めます。

月に一度の「兵庫小児アレルギー研究会」のテーマが見つかると、

ワクワクします。

終わって、「アトピッ子地球の子ネットワーク」さんと、連夜の打ち合わせ

いろんなことがやれそうで、楽しみです。

          2016年6月18日

          いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.17

カンガ旅行記 はじめの一歩

春2016.06.16  (59) 春2016.06.16  (62)

アレルギー学会に出席するために、雨の東京へ。

アトピッ子の吉澤さんに案内していただき、富岡八幡宮に向かいます

時代小説を読むとよく出てくる 深川、木場

その中心に鎮座まします八幡さま

雨の中に、勇壮な姿を現します。

入り口近くに、ウオーク姿。

伊能忠敬像です。

生涯出かけた10回の遠国測量調査の内、

8回までは、ここ富岡八幡宮に参詣してから出発したとか

はじめの一歩は、この地から

伊能忠敬先生にあやかり、新しい事に向け、

はじめの一歩を記したいものです。

          2016年6月17日

          いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.16

カンガルーの輪舞曲 みんなで行こう研修旅行

春2016.06.15  (50) 春2016.06.15  (54)

6月15日、神戸市の中高一貫校に出かけました。

テーマは、「研修旅行と食物アナフィラキシー」

家庭や学校から離れて、お泊りをし、友だちと食事をする楽しみと心配

何を準備すればよいのか、何を知っておけばよいのか

2時間強のお話をさせていただきました。

ツオ先生にもお手伝いいただき、楽しい講義になりました。

ありがとうございました。

         2016年6月16日

                   いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.15

カンガルギーの輪舞曲 梅雨時のダブルヘッダー

春2016.06.14  (38) 春2016.06.14  (41) 春2016.06.14  (45)

6月14日、今年で一番の忙しい一日になりました。

7時に家を出て、満員電車で大阪のホテルに、

2つのホテルのスタッフの方に、合同のアナフィラキシーの話をします。

飲み物がないため、喉がカラカラです。

外国の方が多いこのホテルは、アレルギー対応のリクエストも多様です。

「断らないサービスを目指しています」

その心意気とプライドに脱帽です。

2時に会場を出て、いたやどで開かれる須磨区・垂水区保育所研修会に

約束の時間を過ぎ、お世話係の先生はハラハラされています。

3時過ぎから5時半まで、もう一度アナフィラキシーの話

マイクがないために、肉声で力がはいります。

終わってクリニックに戻り、会議に参加。

子どもの居場所づくりを論議します

7時から19時まで、心ゆくまで話し続けた梅雨の一日になりました。

          2016年6月15日

          いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.14

聴診器のむこうに きんたろうちょうだい

春2016.06.13  (42)

3才の女の子は、漢方薬も平気です。

おかあさんが忘れているときは、「きんたろう ちょうだい」と催促します。

漢方薬には、いろいろなメーカーさんがあるけれど、

わたしが処方しているメーカーさんは、「コタロウ」さん

だから女の子は、「きんたろう ちょうだい」

少し違うみたいだけど、おとなでも苦手な漢方薬を

自分から催促できるなんて、すぐれものですね。

       2016年6月14日

       いたやどクリニック 木村彰宏

 

2016.06.13

かんがるうっ子 爆買ですか

土曜日も、学校に出かける かんがるうっ子

文化祭の模擬店の景品にと、ためこんでいたグッズを持っていきます。

カバンに、リュックに、サブバッグ

身体よりも大きな荷物が移動します。

滑らないように、転ばないように

爆買に間違えられたときの言い訳も、準備してるかな

親カンガルーの心配が続きます。

          2016年6月13日

          いたやどクリニック 木村彰宏

春2016.06.11  (11) 春2016.06.11  (15)

 

2016.06.12

カンガルーの本棚 日本の自然を愛して

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朝井まかてさんの「先生のお庭番」(徳間文庫)を読みました。

舞台は、幕末期の長崎は出島

シーボルトのもとで働く庭師熊吉の物語。

日本の自然を愛する先生のお気持ちのもと、精進を重ねる熊吉

物語は、シーボルト事件に連座して、愛する人を失う悲しみに進みます。

終章にかかれる後日談にすくいを感じるのは、私だけでしょうか

紫陽花の名に込められた思いを、深く感じます。

    2016年6月12日

    いたやどクリニック 木村彰宏