カンガルーの小部屋

2023.11.20

カンガルーの輪舞曲 時間が過ぎるままに

学会の夜は、恒例の懇親会

こうしてみんなで集まるのは、2019年から4年ぶり

30年前に兵庫小児アレルギー研究会をはじめ、

いろいろなお立場の先生方にお集まりいただき、

出会いの時の思い出話に、花が咲きます。

眼や耳が衰え、腰を痛める先生など、

昔のパワーは少し減少気味ですが、

それでも、みんなで集まればこれからのこと。

まだまだ、話し合い、研究したいことが山ほどありますね。

2023年11月20日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.19

カンガルギー情報 久しぶりの顔と顔

11月18日、19日 小児アレルギー学会が京都で開かれました。

会場の「京都みやこめっせ」で、懐かしい顔にお会いします。

シンポジウム、教育講演を聴き

「アドレナリン自己注射薬新規処方例の経年変化」を発表します。

友人の小島先生は「乳児期早期からの卵白摂取の安全性と有効性の検討」を発表

充実した学会参加になりました。

2023年11月19日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.18

散歩のたのしみ カモのさかだち

学会参加のため、前泊のホテルに着くと、チェック時間の前

フロントの案内を聞くままに、二条城のお堀端を歩くことにします。

おだやかな日差しの中を、お濠をのぞくと、

なにかが、しきりに動いています。

あれは もしかして カモのさかだち

京都には、不思議なことをする生き物がいるんですね。

2023年11月18日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.17

カンガルーの本棚 ピリリとからい

米澤穂信さんの「満願」(新潮文庫)を、読みました。

夜警、死人宿、万灯、関守など、6編のショートミステリーが詰まっています。

小さな出来事のうらに、人間の本質が見えてきます。

「このミステリーがすごい!」「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」の3冠に輝く作品。

かんがるうっ子の本棚から、拝借して読み始めた1冊です。

2023年11月17日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.16

聴診器のむこうに ダイマックスってなあに

10才の男の子の手には、巨大な腕時計様のなにかが

なんだろうと尋ねると、「ダイマックスで使うから」

ダイマックスって何だろうと尋ねても、あたまに入ってきません。

後で調べると、どうやらポケモンにかかわる用語みたいです。

「限定された場所のみで発生するポケモンの一時的な巨大化現象」とあります。

男の子に教えてもらい、感謝です。

2023年11月16日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.15

聴診器のむこうに カメムシは

7才と4才の兄弟は、3年続く虫ブーム

服もリュックも、虫の模様柄です。

持っていた本も、虫の専門書

捕まえた虫を、「これ なにかな」と調べます。

そこで質問、「カメムシ、すきかな? ミミズはどう」

答えは「きらい」

日陰者の存在に愛情を注いでこそ、プロの道。

今度お会いした時の成長が、楽しみです。

2023年11月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.14

散歩のたのしみ どうぞお先に

お休みの日にスーパーにお買い物に出かけると、

後ろから、何やら話しながらついてくるものがいます。

振り向くと、大きなおめめのロボットさん。

床の掃除の真っ最中です。

ぶつからないように注意していると、

ロボットさんも立ち止まり、道を譲ってくれます。

どうぞお先にと言いながら、どちらが先に動こうかと迷います。

慣れるまでには、お互い少し時間がかかりそうですね。

2023年11月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.13

カンガルーの本棚 そのままでいろ

西條奈加さんの「六花落落」(祥伝社文庫)を読みました。

古賀藩の下級役人の主人公のあだ名は「何故なに なおしち」

雪の日に降る雪をともに眺めた藩の重臣との出会いが、

主人公を蘭学への道へと誘う込みます。

時代は幕末へと大きく変わりつつあるとき、

学問一筋に生きていた主人公にかけられた言葉は、「そのままでいろ」

学問と政治とのはざまで揺れ動く生き様を描いた、深い作品です。

2023年11月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2023.11.12

クリニックだより 楽しい文化祭

11月11日 いたやど創立70周年記念文化祭を開きました。

お昼からの待合室は、大勢の組合員さんで満席です。

バイオリン演奏、キッズダンス、アンクルン演奏、カンガルーのお話

笑喜亭一頁師匠の落語、寸劇など 盛りだくさんの内容に

笑いや、大きな拍手につつまれて、和やかな時間が流れました。

これからも、いたやどクリニックをかわいがってくださいね。

2023年11月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

 

2023.11.11

聴診器のむこうに トラすい

6才の男の子は、ネコアレルギー

今度動物園に行くというので、おかあさんは心配です。

呼吸機能を調べると、きれいなパターン

そこで男の子に助言します。

「動物園に行ったら、ふれあい広場は大丈夫と思うけど、

トラや、ライオンやオオカミさんには気を付けてね。

特に、ネコすいや、イヌすいみたいに、トラすいはしないでね」

男の子は、「なにいってんだろ、このおじさん」とキョトンとします。

十分に伝えきれなかった無念さを残しながら、診察を終えました。

2023年11月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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