2024.09.02
山本甲士さんの「わらの人」(文春文庫)を読みました。
街中にある散髪屋さんの女性の店長は、ひとりでお店を切り盛りしています。
あまりにも心地よいマッサージに、心と体をゆだねていると、
耳もとで、なにやらボソボソと声がします。
夢心地の中で、適当に相槌を打ち、
目覚めて鏡に映る姿を目にすると、
そこには、まるで別人の姿が座っています。
パワハラに負けそうになっている女性の事務員
建設会社の不正行為に憤りながら、事故で記憶喪失に陥ってしまった男性
就活がうまくいかず、実家の家業を継いでみようかと悩んでいる女子大生
会長の孫のパワハラに、心が折れそうになっている男性
街を夕顔で飾ろうと奮闘する、おじいちゃんと孫
だれもが散髪屋さんで知らぬ間にイメージチェンジをされ、
勇気をもって自分の人生を切り開いていく
痛快で、大きな教訓をいただけた一冊です。
2024年9月2日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.09.01
公園に、鷹を連れたおじさんがいます
「写真を撮っていいですか」と、お願いするとOKのさいん
近づくいていくと、「近いです、近いです」と、後ずさりされます。
距離をとって、シャッターを押すと、きれいに画面におさまります。
おやつには、なにをあげよかな
2024年9月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.31
今年も、ユリが咲きました。
昨年採れた種を、庭や駐車場に巻いておいたところ、
15本以上のユリが咲きました。
寒い冬を過ごし、背を伸ばし、きれいなお花を見せてくれます
心配していた台風も来なくて、よかったですね。
2024年8月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.30
13才の牛乳アレルギーの中学生は、
憧れのハンバーガーに挑戦します。
症状は出なかったものの、食べた感想は「いまひとつ」
見て聴いて、頭の中で描いていたイメージと
実際のものとは大違い。
「これって、結婚にも言えますよね」と伝えると、
後ろにいる看護師さんも、大きくうなづきます。
中学生の夢を、また一つ壊してしまいました。
2024年8月30日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.29
山本甲士さんの「海獣ダンス」(小学館文庫)を読みました。
主人公は、町役場で働く青年です。
東京の大企業を退職し、地元の街に帰ってきた男性が出会うのは
海辺を泳ぐ、謎の海洋生物
町おこしに躍起になる町長のもと、いろいろな企画を立ち上げ
そして、口にできない秘密を知ってしまいます。
平凡な人生を過ごそうとする青年が、
もしかして、持ってる人だったりしてと、
ありそうで、なさそな楽しい一冊です。
2024年8月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.28
8月27日 神戸市の小学校で、職員研修会に参加しました。
食物アレルギーをどう伝えようかと考えて、
今回はアナフィラキシー症状が出た時の対応に絞ります。
冒頭から、ロールプレイング
講義とエピペン実習を終えて、締めもロールプレイング
伝えたいことはたくさんあるのですが、
やはり原点に返っての中身がよいのかもしれませんね
2024年8月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏


2024.08.27
9才と5才の姉弟に、夏休みの過ごし方を尋ねます。
「おかあさんに、お料理の作り方を教えてもらったら」と助言すると、
「わたしは、卵焼き作れるよ」
「ぼくも、卵焼き大丈夫」との元気な声。
温める時も、レンジのワット数や秒数も、細かく設定できるとか
「パパは、できないけどね」
締めのひとことに、大笑いになりました。
2024年8月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.26
13才の男の子の願いは、背が高くなること
バスケット部に入ってるので、
「ジャンプを繰り返してると背が伸びるよ」と、助言すると
「じゃあ、学校から帰るときに、ジャンプしながら帰る」と言います。
それはちょっと、リスキーです。
おうちに着く前に、交番に連れていかれるかもしれませんよ
2024年8月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.25
8月25日 休日急病診療所に出務しました。
台風接近のニュースを気にしながら出かけると
朝一番から、バタバタがはじまります。
じんましんが出た子どもが3人続き、
その後はマイコプラズマ、新型コロナ感染と
後半になるとピタリと患者さんの足は遠のき、ゆっくりと過ごします。
夏休みももうすぐおしまい。
みんな宿題の追い込みに忙しいのかな
2024年8月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.24
診察室の椅子に座った、4才の女の子
診察を始めると、指のマニュキュアに気づきます。
女の子を支えるおかあさんの指にも、おなじ色のマニュキュアが
おそろいの色で、とっても似あっています。
小さいころから おしゃれセンスを磨くのは、
お姉さんになってからも 大きな楽しみにつながりますね。
2024年8月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
