カンガルーの小部屋

2023.04.14

あたまのよくなるカンガルー 小児科医として

126回日本小児科学会学術集会にWEB参加しました。

1日目は新生児マススクリーニング、予防接種の接種率向上のために、

てんかん発作の見分け方、早産児の全国調査、ワクチンのリスクとベネフィットに参加

5時間余り、たっぷりと聴講しました。

アレルギー関係の講義は聴く機会が多いのですが

今日は一日中、小児科医

知らないこと、忘れていたことがたっぷりで、満足な1日です。

2023年4月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.13

聴診器のむこうに おかあさんといっしょ

10才の男の子は、5年生になって自然学校に行くのが心配です。

「おかあさんと一緒じゃ眠れないって、診断書に書いてあげようか」というと、

「うん」

ムムム これは弱りました。

本当に診断書を書けば、どんな反響が生じるのか、よおく考えてみますね。

2023年4月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.12

カンガルーの本棚 強く弱く悲しく

凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」(講談社)を読みました。

高校で出会った、暁海と櫂が過ごした15年の物語

瀬戸内の島のしがらみの中で、もがきながら愛を確かめ合うふたり

惹かれ合いながらも引き裂かれ、

強く、弱く、悲しく そして

昨年の夏に頂きながら、積ん読く状態の8カ月間

ようやく手に取ると2日間で一気読み

本を閉じた後も、小説の世界が目に浮かびます。

読了した日に、2023年度の「本屋大賞第一位」選ばれた作品です。

2023年4月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.11

カンガルーの本棚 少しだけ顔を上げて

西條奈加さんの「わかれ縁」(文春文庫)を読みました。

金と女にだらしがない亭主のもとから逃れようとする絵乃

人ごみの中で救ってくれた「別れ屋」家業の手代のもとで、

新しい人生を探し始めます。

視野が狭くなり、下を向き足許ばかりを見ている

そんな顎を一寸だけ上げてやる

「別れ屋」は絵乃を救い、そして幾多の人を救います。

今よりのずっと女性の人権が疎んじられていた江戸時代にあって、

生きる力を取り戻していく女性たちの物語です。

2023年4月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.10

聴診器のむこうに みんなが心配

14才の男の子は、バスケでアキレスをやり

今日ギプスがとれたばかりです。

「みんな 心配してくれたかな」と尋ねると

「はい、心配してくれました」

「女子も、心配してくれたかな」と、一番聞きたいことを尋ねると、

「はい、みんな 心配してくれました」

アキレスを切って大変だったけど、

みんなのやさしさに出会えて、よかったかもですね。

2023年4月10日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.09

聴診器のむこうに ルービック

9才の男の子は「できた」と声を出しながら登場します。

手には、完成したばかりのルービックキューブ

「この間みたテレビの芸能人は、30秒で完成したよ」と言いながら、

貸してもらったルービックを難しくリセットします。

呼吸機能の検査が終わり、もう一度診察室に入ってもらうと、

そこには数分で完成したルービックが。

将来の宴会での1発芸は、これで決まりですね。

2023年4月9日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.04.05  (77) 春2023.04.05  (82)

2023.04.08

カンガルーの本棚 愛してるのに

中野信子先生の「毒親」(ポプラ新書)を読みました。

子どもの人生を支配し、子どもの人生に悪影響を及ぼす親を指します。

愛してるのに、愛されたいと思っているのに

すれ違う親と子の気持ち

中野先生は、

子を産む役割と、育てる役割を

ゆるやかに自然な形で分担できるならと述べられます

2023年4月8日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.04.07

聴診器のむこうに 僕はティム

お兄さんの診察の付き添いに来た5才の男の子のあたまに、

気になるかぶり物。

ミニオンが連れているクマのぬいぐるみで、名前は「ティム」

「おて」をお願いした後は、

貸してもらって自分でかぶります

看護師さんの後ろから近づいて、バア

楽しい気持ちになるのですが、

忙しい外来が、また忙しくなります。

2023年4月7日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.03.28  (58) 春2023.03.28  (61)

2023.04.06

カンガルギー情報 動物病院の近くで

4月6日 中学校で開かれた研修会に参加しました。

ナナと、ハッちゃんがお世話になった動物病院の近くの中学校です。

体育館を使って準備された会場には50名の先生に参加していただきました。

食物アレルギーの基礎編から、アナフィラキシーが起きた時の対応

しめは、消費期限が切れたエピペンを使っての実習をします。

思春期の難しさ、ナッツアレルギーの増加など、

食物アレルギーの世界も、毎年新しい知識が付け加わります。

これからもご一緒に、勉強を続けていきましょうね

2023年4月6日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.04.06  (26) 春2023.04.06  (31)

2023.04.05

カンガルーの本棚 深おも本

中野信子先生の「脳の闇」(新潮新書)を読みました。

不安が持つ意味

うつの生き方

正義中毒のわな

不健康の自慢

これまで抱いていた常識を、根底からひっくり返される心地よさ

脳科学者の中野先生による、深くて面白い論説集。

脳が最高に活動しているときに、おすすめの1冊です。

2023年4月5日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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