2024.03.26
寺地はるなさんの「希望のゆくえ」(新潮文庫)を、読みました。
失踪した「希望」という名の弟を、たずね探す「誠実」という名の兄
弟が働いていた会社の同僚や、失踪後に住んでいたアパートの家主
そして、同居していた女性を探しだし、
弟の消息を尋ねるうちに、弟が抱えている心の闇に気づきます。
お菓子の空き箱に、大切なものを詰めるように、心の闇を埋めていく、
その先に、一筋の希望の光を見る思いがします。
難しいテーマが描かれた小説です。
2024年3月26日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.25
10才の女の子が、インパクトのあるシャツを着て登場します。
5人のキャラは、見知った顔なのですが、いつもと目つきが違います。
女の子にお願いして、シャツを両手でピンと伸ばしてもらい、
写真に収めるのですが、なにか気になります。
変顔が、かわいくないと言えば、かわいくないし、
気になるかといえば、とても気になるし
人のこころを惑わせる、シャツに出会いました。
2024年3月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.24
3月も半ばを過ぎると、大学入学の知らせを手に、子どもたちが訪れます。
看護学部、システム工学、教育学部、農学部、映像関係
大阪や東京、千葉に地元の兵庫の大学と
夢を思い描いて受験勉強を続けて、手にいれた合格通知
合格おめでとう、よかったね、おつかれさま
これからが本当のやりたい勉強がはじまりますよと声をかけながら、
外来診察がすすみます。
困ったことが起きたら、また相談してくださいね。
2024年3月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.23
山本甲士さんの「ひなた商店街」(潮文庫)を読みました。
アクションスターの夢が破れ、故郷の実家に戻った主人公
働き始めたおでん屋は、ひなびた商店街に残された5店舗のひとつです。
再開発の波が押し寄せ、いつ取り壊されてもおかしくない店に、
テレビの食レポが収録に訪れます。
なにか目新しいものをと頼まれて、
忍者のコスプレに身を包み、昔言葉でおでんを売ると、これがおおうけ。
他のお店も同じ路線で悪乗りをすると、これが若者や外国人にもバズります。
商店街の再生をかけて、今日も忍者姿の主人公は跳びまわります。
少し出来すぎの流れですが、楽しめる作品でした。
2024年3月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.22
3月21日 WEBの講演に参加しました。
テーマは「アトピー性皮膚炎の関連疾患と疾病負荷」
アトピー性皮膚炎は、食物アレルギーなどのアレルギー疾患だけでなく
抑うつや、発達障害との関連が密になると言われます。
また、かゆみや外観からくる睡眠障害や、社会的行動制限などの負担は、
本人だけでなく、その家族にも影響を与えるとされます。
体の中で何が起きているのか
サイトカインといわれる、細胞間の伝達物質を例にとりながら、説明を進めます。
11月にお話をいただいて、海外論文を探し、
45分のお話しにまとめました。
集中して勉強する楽しさを味わえて、わくわくの数か月を過ごしました。
これからの勉強の方向性も見えるようで、いい機会をいただくことができました。
感謝、感謝です。
2024年3月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏


2024.03.21
雪の日の翌朝、少し早い目に出勤すると、
日なたに、春の花が咲いています。
少し歩くと日陰には、雪をかぶったお花
駅前の歩道は、うっすらと雪化粧。
駅までのわずかな道のりに、春と冬の境目を感じます。
早く暖かくなってほしいな
2024年3月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏


2024.03.20
三田のイオンモールに遠出した帰り道、
急に雪が降り始めます。
車内の温度は、1度をさして上がりません。
道路わきの木々や、止められている車の上は、すっかりと雪化粧
これは大変、スリップしないようにと、緊張が走ります。
運転上手のおかあさんのおかげで、無事帰還
何が起こるか分からない、春分の日になりました。
2023年3月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.19
線路沿いの道を、車で走っていると
やってきたのは、鉄道おたくの間では有名な「ウルトラマン電車」
住宅の中を見え隠れするのを、カメラで追いかけて、
やっと1枚ゲットします。
大空のかなたに、飛び去って行かないうちに、
またお会いしましょうね
2024年3月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.18
少し前にいただいたチョコレート菓子。
ハートのマークに、蝶のかたち
どれもかわいくて、見ているだけでうっとりとします。
ひとつずつ口に入れ、
最後に残ったのが、ネコちゃんと、エッフェル塔
かんがるうっ子も遠慮するので、
記念写真を撮った後、えいやと口にほりこみます。
かわいいのは見ているだけで、
食べる時は、地味な方がうれしいですよね。
2024年3月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.03.17
高田郁さんの「あきない世傳金と銀 幾世の鈴」(ハルキ文庫)を読みました。
本編に続く、その後の4つの物語
小間物商の友の精進
最愛の妹の今
そして、世の中に役に立ち「生き金」への決断
創業から百年が、数々の出会いと別れがあり、
守り続けた五鈴屋を、次の世代にどう託していくのか
幸の物語は続きます。
2024年3月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
