カンガルーの小部屋

2022.11.05

カンガルーの本棚 子らと共に

西條奈加さんの「銀杏手ならい」(祥伝社文庫)を読みました。

婚家から離縁され、実家に戻ってきた萌

家業の手習所を引き継ぐ中で、

いろいろなタイプの子どもに巡り会います。

子どもの悲しみに寄り添い、あきらめず

子どもと一緒に乗り越えていく萌の姿に、声援を送りたくなります。

西條さんの作品の中で、一番好きな作品になりました。

2022年11月5日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.11.04

聴診器のむこうに こころにしみる江戸長屋

畠山健二さんの「本所おけら長屋19」(PHP文芸文庫)を読みました。

今回も4つの事件が、長屋に持ちあがります。

はやとちりで、長屋の男といい仲になる大店のお嬢さん

だまされて、人を信じることができなくなった商人

浪人と長屋住人との意地の張り合い

長年の確執に動きがとれなくなった母娘

どうなるのかと、はらはらしながら読み進めるうちに、

どうにかなるのが、おけら長屋

次号はいつ出るのかなと、気がかりな1冊です。

2022年11月4日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.11.03

聴診器のむこうに だし味の

14才の男の子は、次の負荷の段取りをするときに、

茶碗蒸しを試すことになり、質問します。

「茶碗蒸しって何?」って聞くので

答えて母は、「出汁の味がするプリン」

言い得て妙

ただ、出し味のプリンは、おいしくなさそうですけれどね

2022年11月3日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.11.02

聴診器のむこうに ごまかして

7才の男の子の課題は、ゴマの負荷

持ってこられたゴマの袋から、3gを取り出して負荷に用います。

計量器で計るために、看護婦さんがひとこと

「おかあさん、ごまかして」

いえいえ、ごまかしてはいけません。

正確に3gを計ってくださいね、

2022年11月2日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.11.01

散歩のたのしみ ハロウィンが終わって

大きなフィギュア飾りが名物の

ご近所のガソリンスタンドさん

ハロウィンが終わると、さっそくクリスマスバージョン

季節は冬になりました。

大きな事故が 続かないことを願います

2022年11月1日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.31

聴診器のむこうに ガンプラはサンタさんに

9才の男の子は、もうすぐお誕生日を迎えます

「プレゼントになに頼んでるの」と尋ねると

「ガンプラ」

「それなら、純金のガンプラにしたら」と助言すると

「いくらぐらい するの」

「200万円くらいかな」と答えると

「それなら、サンタさんに頼もおっと」

なかなかの名答です。

おとなになるのが、楽しみですね。

2022年10月31日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.30

カンガルーの本棚 おつかれさま

黒川伊保子さんの「思春期のトリセツ」(小学館新書)を読みました。

今まであんなにいい子だった子どもが、

思春期を迎えるころになると、大荒れに変身する

黒川先生は、そんな息子さん、娘さんの

脳神経の発達に焦点を合わせて、トリセツされます。

一言でいうなら「おつかれさん、あんたも大変なんだね」

「じたばたするのも、ひと時のこと、

あせらないで ゆっくりいきましょう」

2022年10月30日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.29

聴診器のむこうに 血液型は

検査の結果を聞きに来られた3才の男の子は、両手にカブトムシのお人形

おかあさんが「血液型は、何型でしたか」とお聞きされるので

「くわがた」と、検査結果を伝えます。

くわがたに、かぶとむし。

いろいろな血液型があると、楽しいですよね。

2022年10月29日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.28

散歩のたのしみ しずしずと

七五三でにぎわう楠公さん

雨上がりのひと刻にあわせて

おごそかな雅楽の音が響きます。

赤いじゅうたんの上を、しずしずと

結婚式がはじまります。

おふたりに、幸せあれ

2022年10月28日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.27

聴診器のむこうに マニュアル化

工場で働いている青年の趣味は、鉄道写真

最近の撮り鉄のマナーの悪さに、憤ります。

見せてくれたのは、食堂の清掃のマニュアル本

得意のカメラで撮った写真付きの分かりやすさ。

ひとりひとり、いろいろな才能があるのですね。

2022年10月27日

いたやどクリニック 木村彰宏

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