カンガルーの小部屋

2025.08.25

聴診器のむこうに クマに出会ったら

9才の男の子がキャンプに行ったというので、

クマに出会ったときの逃げ方を質問します。

男の子は、「クマの目を見て、ゆっくりと後ずさりするんでしょ」と答えます。

「だったら、おとうさんが起こった時は、どんな風に逃げるのかな」と尋ねると、

「おとうさんは、ライオンみたいだから、

とびかかってきて、タックルしてくるから、逃げるの無理」と続けます。

それはさすがに百獣の王

まずは、おとうさんライオンを怒らせないようにしましょうね。

2025年8月25日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.24

カンガルーの本棚 あれこれ悩んで

重松清さんの「答えは風の中」(新潮文庫)を読みました。

こどもの心の中の「あれ、これ」をめぐる10の短いお話し集

おとなの世界を少し垣間見て、「あれ、これ」と答えが出ない問題を前に

たじろぐ子どもたち

なかでも、「ケンタの背中」の短編です。

継母と暮らし始めたケンタ君

我慢をして我慢をして、そしてケンタ君の気持ちに気づいた母のとった行動とは

さすが重松清さま

新書疲れのこころに、深く刺さりました。

2025年8月24日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.23

聴診器のむこうに 不思議な動物園

5才の男の子が、机の上に並べて遊んでいます。

ウシさんのようでウシさんじゃない。ブタさんのようでブタさんじゃない。

何とも不思議な動物たち。

おとうさんが「イタリアンブレインロットっていって、今流行ってるんです」と教えてくれます。

帰ってからさっそくスマホで検索すると、

イタリアンブレインロット(Italian Brainrot)とは、「動物+モノ」といった組み合わせの奇妙なキャラクターの生成AI画像に、イタリア語の合成音声(TTS)を重ねたネットミームのこと。と解説されます。

わたしが知らないままに、こんな姿の動物が繁殖していたなんて

これも、地球温暖化の影響なのかな

2025年8月23日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.22

聴診器のむこうに チャックを開けて

6才の女の子は、クマさん柄のTシャツ姿

服の間から、クマさんが顔を出しているポーズです。

「ねえねえ、わたしがチャックを開けてあげたの?」と尋ねると

女の子は「・・・」

だけど、気が付かないうちに、チャックを開けたげたんだと思うんですけれどね。

真相はいかに、謎が深まります。

2025年8月22日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.21

聴診器のむこうに 海にいくのかな

もうすぐ2歳になる男の子は、スイカ姿で抱っこされています。

まあるいお尻にぴったりのスイカの絵柄

このまま海に出かけると、目隠しをして長い棒を持った子どもに

追いかけられるかもしれませんね

2025年8月21日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.20

聴診器のむこうに 50周年ヒーロー

7才の男の子の胸には、いろんな顔が書かれています。

「何なのかな」と尋ねると

今年50周年を迎える戦隊シリーズの赤タイプを集めたものとか

男の子が生まれる前のヒーローの方が多いかも

わたしには、ひとりの名前もわからないですけれどね

2025年8月20日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.19

聴診器のむこうに 白熊それとも黒熊

動物が大好きな11才の男の子

「もし、サンタさんがクマをあげるっていったら、飼ってみる気がある」と尋ねると

まんざらでもなさそうな表情です。

「だったら、シロクマそれともクロクマ」と確認すると、

「クロクマ」

「だってシロクマは、体温調節が難しそうだし」

未来の獣医さん、しっかり勉強してくださいね。

2025年8月19日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.18

聴診器のむこうに 姉妹の名前は

9才の女の子は、ハムスターを飼っています。

「なんて名前をつけたの」って尋ねると

「しーちゃんと、まいちゃん」と答えが返ります。

何故なんだろうと首をひねっていると

「二人は姉妹だから、しーちゃんと、まいちゃん」と解説してくれます。

簡単なようで、奥が深い名前に感心しましたよ。

2025年8月18日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.17

聴診器のむこうに 三太郎くん

「先生 見てみて」と、看護師さんが声をあげます。

診察室に現れたのは、同じTシャツ姿の3兄弟

頭はバッチリ、パパの手による借り上げ姿

8才 4才 1才の3兄弟の勢ぞろいに、拍手です。

2025年8月17日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2025.08.16

聴診器のむこうに 輪っかの魔術

8才の女の子は、きれいな輪っかを

裏返したり、またもとに戻したりして遊びます。

「それ、どうしたの」と尋ねると

「折り紙でつくった」と答えます。

それはすごい、輪っかからハトが出てくると、もっと楽しいかもですね。

2025年8月16日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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