カンガルーの小部屋

2022.10.06

カンガルーの本棚 いのししの姿に

西條奈加さんの「亥子ころころ」(講談社時代小説文庫)を読みました。

大江戸で小さな菓子屋を営む治兵衛のもとに、

行き倒れの菓子職人が転がり込んでくる

治兵衛と娘と孫の3人の生活が、

音を立てて変わっていく

その先には、何が待ち受けているのか

南星屋シリーズ第二弾も、ワクワクのひと時を運んでくれます。

2022年10月6日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.05

カンガルーの本棚 カアカアさんのお金

西條奈加さんの「烏金」(光文社文庫)を読みました。

烏金(からすがね)とは、江戸時代の高利貸しのこと

訳ありの浅吉は、金貸しのお吟の家にもぐり込みます。

借りたお金を返すことができない人に、

浅吉は、生きるすべを教え、立ち直らせていきます。

金貸し業を手伝い、ふところにしまい込んだ金を

浅吉は何に使おうとするのでしょうか

お話の中の世界ですが、私利私欲のためでなく

もっと大きなものを夢見る浅吉に、大きな拍手です。

2022年10月5日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.04

聴診器のむこうに 両手の動物園

2才の女の子の手には、うさぎさんやお花の模様が

発疹性の新しい病気かと心配しましたが、

おかあさんお手製の、移動式動物園

はやく本当の動物園に行ける日が来るといいですね

2022年10月4日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.03

7+8= 硬くてボール

お休みの日も、暑さに負けて一日部屋で過ごします。

これではいけないと、陽が落ちてから散歩に出かけると、

坂の上にある公園に、まあるいもの

硬くて硬くて、ハッちゃんなら、くわえては何度も落としそう

「1031個目」は、「かたくてボール」となづけます。

2022年10月3日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.02

かんがるう一家 うずしおの秋

秋の淡路島に、出かけました。

朝はやく出発し、目指すは鳴門のうずしおです。

大きな観光船に乗り、大きな渦まきや、

海の中から湧きあがる泡に見とれます。

港に戻り、七福神巡りに向かいます。

お参りをし、御朱印を集め

一日のんびりと過ごします。

次の週にむけて、充電完了です。

2022年10月2日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.10.01

カンガルーの本棚 今すこし抜け出せた

伊吹有喜さんの「今はちょっと、ついてないだけ」(光文社文庫)を読みました。

学生時代にマスコミの寵児となった主人公

バルブがはじけ、多額の負債を背負わされ、すべてを失い

冒険家と、写真家という夢も捨て、ひっそりと暮らす

そんな彼を、母は「今はちょっと、ついてないだけ。

そのうちいい運がやってくるよ」と、励まします。

フィルムのカメラから、デジタルのカメラへと時代は移り、

戸惑いながら、本当にやりたかったことに向かって歩き始めます。

敗者復活戦は、これから

あわてないで少しずつ、

読みながら主人公に声援を送りたくなります。

2022年10月1日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.09.30

聴診器のむこうに ボールペンコロコロ

明日が12才のお誕生日の女の子に、実験します。

「ねえねえ、あなたのお年頃は、おはしが転がってもわらうのかな」と

手元のボールペンを転がします。

女の子は、口を押さえながら大笑い。

実験は、大成功を収めます。

若さって、本当にいいですね。

2022年9月30日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.09.29

カンガルーの本棚 年を取り巡り会い

森絵都さんの「出会いなおし」(文春文庫)を読みました。

出会いのあとに別れがあり、そして再び出会いが待ち受けている

生きていくと出会うかもしれない、6つの物語が書かれています。

小学校の同窓会で明かされる、引きづっていた後悔の時間

昔の出来事を思い出し、少しニコリとしました。

2022年9月29日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.09.28

かんがるうっ子 選ぶ前に

かんがるうっ子が親戚の方から、ケーキをいただきました。

ケーキの数は、家族の人数分

誰がどのケーキを食べるのか

箱を開けたとたんに、おとうさんの分が決まります。

なぜかなあと、不思議です

2022年9月28日

いたやどクリニック 木村彰宏

夏2022.06.25  (4) 夏2022.06.25  (9)

2022.09.27

カンガルーの本棚 1両はいくらなの

磯田道史さん監修の「江戸の家計簿」(宝島新書)を読みました。

時代小説を読んでいて、入り込めないのが地名とお金の価値

1両はいくらなんだろうと思い、手に取りました。

お米の価格を基にすると、1両は63,000円

賃金から考えると、1両は300,000円

とすると、1000両箱は3億円

頭がくらくらします。

庶民の生活では、お蕎麦は1杯、16文で約250円

それでもやはり、江戸の金銭感覚はなじめません。

あまりこだわらないで、本を読むことにしましょうね

2022年9月27日

いたやどクリニック 木村彰宏

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