カンガルーの小部屋

2023.06.18

カンガルーの本棚 傷つく脳

川島隆太先生の「スマホ依存が脳を傷つける」(宝島社新書)を読みました。

便利さと引き換えに失ったもの

脳の認知機能を奪い、脳の発育・発達すら損なっていく。

スマホ依存は、ごく普通に起こり始め、子どもの未来を奪っていきます。

脳活ソフトで有名な川島先生が、科学調査をもとに出された警告の書です。

2023年6月18日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.06.17

散歩のたのしみ ネコいっぱい

福岡に行ったとき、新幹線までの時間を、駅ビルで過ごします。

本屋さんに立ち寄って、新刊書に目を通し、

見つけたのが ネコのむれ

着ぐるみを着て、ポーズをとって ご挨拶。

わたしも、ご一緒させてもらおうかな

2023年6月17日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

春2023.05.28  (139)

2023.06.16

クリニックだより 食べたいけれど

6月15日 おかあさんの勉強会を開きました。

今日参加していただいたのは、2名のおかあさん。

高校の部活動の夏季合宿の食事のこと

学食のメニューが、たまご、牛乳など必要以上にアレルギー表示されていること

何かしようと思うと、食物アレルギーの壁が大きく立ちふさがります。

やりたいことを安全にできるようなシステムを作るために、

まだまだ乗り越えなければならない課題がありますね。

2023年6月16日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

夏2023.06.15  (47)

2023.06.15

カンガルーの本棚 みんなの笑顔が

山口慎太郎先生の「子育て支援の経済学」(日本評論社)を読みました。

少子化対策として、子育て支援の方策と政策化が話題になっています。

山口先生は、子育て支援を、給付金などの現金給付と、

保育所の充実などの現物給付をわけ、

数理学的な予測をもとに、

出生率や、母親の就業率にあたえる効果を検証されます。

経済学の専門用語には、なじめないのですが、

各章のおわりに、分かりやすいまとめが書かれています。

読み終えるのに、1週間かかりましたが、

子育て支援を考える時に、貴重な知識をいただくことができました。

感謝の一冊です。

2023年6月15日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.06.14

聴診器のむこうに さかなの名前は

6才の男の子は、診察室のおもちゃ箱から、お人形を取り出します。

「このおさかな、なんていう名前か知ってる?」と尋ねると、

「ちくわ」

どう、つっこもうかと考えているうちに、

診察時間が過ぎていきます。

このギャグ、どこかで使おうっと。もらい!

2023年6月14日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

夏2023.06.13  (57)

2023.06.13

カンガルーの本棚 会話の楽しさ

小野寺史宜さんの「タクジョ!」(実業之日本社文庫)を読みました。

夏子が大学を出て働き始めたのは、タクシー会社

タクジョの誕生です。

お客さんとの出会いと会話、

乗り逃げや、強盗もどきとも出会い、怖い思いをしながらも、

タクジョという仕事をやめられません。

別れた父を乗せて交わす会話

まるでタクシーに乗っているかのように

テンポの良い話の運びに、乗せられてしまいます。

若者の前を向いて生きる姿に、フレーフレーと声を出して応援したくなる小説です。

2023年6月13日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.06.12

聴診器のむこうに 大好きスパイダーマン

8才の男の子は、スパイダーマンのお人形を抱えて登場します。

運動会の代休で、ご家族でUSJにお出かけの時のおみやげです。

あんまり大事にしてるので

「ねえ、ランドセルにこっそり入れて、学校にもっていったら」と助言すると、

首を横に振ります。

「先生が黒板の方を向いてるときに、ランドセルに手を入れて、触ってあそんでみて」

と誘ってみると、首を激しく横に振ります。

さすがは、3年生

教室でのマナーは、心得ているんですね。

先生なら、一晩中どうしようかと考えて、ねむれないけどな~

2023年6月12日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

夏2023.06.07  (30)

2023.06.11

散歩のたのしみ いのちは続く

玄関横の、小さなお花さん

雪が積もる季節まで、紫のお花をつけていたけれど、

花が落ち、葉っぱも枯れて、茎だけになり

鉢に植え替えて 毎朝やさしくなでて、励まします。

年が明け、春になり、枯れた茎の横から、緑の葉っぱが

そして、かわいいお花をつけました。

いのちは続く

今年もよろしくね。

2023年6月11日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.06.10

カンガルーの本棚 思い描いて

西條奈加さんの「千両かざり」(新潮文庫)を読みました。

水野忠邦の倹約令が、人々の暮らしを凍えさせた江戸時代

細工師の家に生まれた女主人公は、

時代の制約の中で、ひとり飾り修行を続けます。

現れた、人を寄せ付けない職人の腕に惹かれ

そして・・・

飾り物の緻密な描写が心を打つのですが、

その形を頭に思いえがく才がありません。

読書するにも、才がいるのですね。

2023年6月10日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2023.06.09

カンガルギー情報 新しい検査法

6月8日、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

313回目の講師の先生は、徳島大学の木戸博先生です。

アレルギー外来で、当たり前のように検査するIgE

そのIgEには,ヒスタミン遊離に関係するHigh Activity IgEと、

アレルギー反応を引き起こさないLow Activity IgEとがあり、

それらを分けて測定することで、負荷試験の結果を予測することができる。

一言でいえば、このような内容なのですが、

現在進行中の研究成果にワクワクします。

お帰りの時間が迫り、多くの質問をお受けできないで閉会としましたが、

余韻が残る研究会となりました。

遠方までお越しいただきました木戸先生、ありがとうございました。

2023年6月9日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

IgE

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