カンガルーの小部屋

2022.04.29

聴診器のむこうに ヤクルト飲みほすぞ

8才の牛乳アレルギーの男の子に伝えます。

「次は、ヤクルトで負荷試験をするからね」

男の子は「えー、ヤクルトは阪神の敵やから」

ここにも、熱烈なタイガースファンがいます。

「だったら、黒と黄色のシマシマのコップで、

ヤクルトを飲みほそうか」と言葉をつなぐと

「そや、飲みほそう」と同意にいたります。

外来診療には、幅広い雑学が必要です

2022年4月29日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.28

聴診器のむこうに 母の味

17才の男の子は、カナダからの留学から帰ってきました。

診察をして、検査をしたあとで

「やっぱり日本の食事が一番」といいます。

そこで助言をひとつ。

「そういうときは、日本の味じゃなくって、母の味でしょ」

男の子の後ろで、おかあさんが大きくうなづかれます。

これからもいっぱい、勉強していってくださいね。

2022年4月28日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.27

聴診器のむこうに サンタさんからのプレゼント

3才の女の子が、うれしそうに耳元をさわります。

きらきらイヤリングに、ネックレス

サンタさんからのプレゼントとのことです。

やったね サンタさん。

次は、何をプレゼントされますか

2022年4月27日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.26

カンガルーの本棚 魔女降臨

山本甲士さんの「ひかりの魔女」(双葉文庫)を読みました。

大学受験に失敗し宅浪中の光一が暮らす眞﨑家は、

危機的な状況が続きます。

父はリストラ候補にあがり、母はパート先から解雇通告

妹は不良仲間とつきあい、家の中はギスギスします。

そこに現れたのが、父方のおばあちゃん

柴犬リキをもらい受けてから、

おばあちゃんの魔法がはじまります。

家族の再生を描いた、心温まる1冊です。

2022年4月26日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.25

7+8= ボールふえたね

「ハッちゃん、ボール みつけたよ」

3かげつぶりの おさんぽ おとうさん

さっそく ボールを みつけました。

「もってかえらないけど、おしゃしん、みせたげるね」っていうので

あつめた かずに いれましょうね。

「1025こめ」は、「ふえたねボール」って、なづけます

2022年4月25日

いたやどクリニック 木村彰宏

春2022.03.26  (3) 春2022.03.26  (4)

2022.04.24

クリニックだより 少し落ち着いてきて

4月24日 神戸市の休日急病診療所に出かけました。

9時の開始時間から、発熱で相談される患者さんが続きます。

抗原検査は、駐車場に止めてある車の中で実施します。

小雨の中、フェイスシールドが濡れてしまい、視界不良

7人の子どもを検査して、陽性は2名

少し落ち着いてきたのかなと考えると、うれしくなります。

早くマスクがとれる日が来ると、いいのですが。

2022年4月24日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.23

聴診器のむこうに あきらめない心

9才の男の子は、プロ野球のタイガースファン

「今年はすごい負け方だね。体に悪いから、ほかのチームに代えたら」と助言します。

「この間、甲子園に応援に行ったら、2勝目だった」と反論

それならと「先生は、高校3年生の時に、このままタイガースを応援してたら

入試に落ちると思って、プロ野球を見るのをやめたよ」と追撃すると、

「かえへん」と、強固な姿勢。

あきらめない心を、つちかっているのですね。

がんばれ、みんなのタイガース。

2022年4月23日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.22

クリニックだより 自分でできることって

4月21日 定例のおかあさんの勉強会を開きました。

5月から始まる自然学校に向けてのうちあわせ。

中学生になった子どものおかあさんからは、

アナフィラキシー症状が出た時に学校がとるべき

初期対応への不安が出されました。

よく言われることなのですが、「中学生にもなればエピペンは自分で管理して、

自分で使えるようにしてください」という論理のどこに矛盾があるのか

症状が出ていない時でも、アナフィラキシーがある子どもが抱えている不安に

どのように向き合っていくのか

深い話がお昼過ぎまで続きました。

次回は5月19日(木)930開始です。

ご興味がおありのおかあさん方のご参加を、お待ちしています。

2022年4月22日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.21

カンガルーの本棚 人情話にほろり

畠山健二さんの「本所おけら長屋18」(PHP文芸文庫)を読みました。

江戸は本所のおんぼろ長屋で繰り広げれられる人情劇

自分の意思を奪われ人形のような生き方を強いられてきた娘のいくすえは

夫のDVに耐えかねた妻が選んだ道は

子どもを襲った野犬と間違われ、長屋のぼてふりに助けられた白犬の運命は

短いお話しの中に、江戸の市井で暮らすひとの人情が響きます。

おけら長屋シリーズ最新作です。

2022年4月21日

いたやどクリニック 木村彰宏

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2022.04.20

聴診器のむこうに 5年目にして

5年生の男の子は、校章入りの上着で登場します。

「これが、学校のマークなの」と尋ねると、

「???」

後ろからおかあさんが「東っていう字が、くずしてあるでしょ」と助言されます。

男の子は、自分の胸元をながめて

「あっ そうか、東だ」と、

5年目にして理解します。

卒業までに 校章のいわれが理解できて、よかったですね。

2022年4月20日

いたやどクリニック 木村彰宏

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