カンガルーの小部屋

2024.08.29

カンガルーの本棚 持ってるのか、いないのか

山本甲士さんの「海獣ダンス」(小学館文庫)を読みました。

主人公は、町役場で働く青年です。

東京の大企業を退職し、地元の街に帰ってきた男性が出会うのは

海辺を泳ぐ、謎の海洋生物

町おこしに躍起になる町長のもと、いろいろな企画を立ち上げ

そして、口にできない秘密を知ってしまいます。

平凡な人生を過ごそうとする青年が、

もしかして、持ってる人だったりしてと、

ありそうで、なさそな楽しい一冊です。

2024年8月29日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.28

カンガルーの輪舞曲 基本に立ち返り

8月27日 神戸市の小学校で、職員研修会に参加しました。

食物アレルギーをどう伝えようかと考えて、

今回はアナフィラキシー症状が出た時の対応に絞ります。

冒頭から、ロールプレイング

講義とエピペン実習を終えて、締めもロールプレイング

伝えたいことはたくさんあるのですが、

やはり原点に返っての中身がよいのかもしれませんね

2024年8月28日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

 

2024.08.27

聴診器のむこうに パパもできないよ

9才と5才の姉弟に、夏休みの過ごし方を尋ねます。

「おかあさんに、お料理の作り方を教えてもらったら」と助言すると、

「わたしは、卵焼き作れるよ」

「ぼくも、卵焼き大丈夫」との元気な声。

温める時も、レンジのワット数や秒数も、細かく設定できるとか

「パパは、できないけどね」

締めのひとことに、大笑いになりました。

2024年8月27日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.26

聴診器のむこうに 変な人に間違われ

13才の男の子の願いは、背が高くなること

バスケット部に入ってるので、

「ジャンプを繰り返してると背が伸びるよ」と、助言すると

「じゃあ、学校から帰るときに、ジャンプしながら帰る」と言います。

それはちょっと、リスキーです。

おうちに着く前に、交番に連れていかれるかもしれませんよ

2024年8月26日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.25

クリニックだより バタバタのんびり

8月25日 休日急病診療所に出務しました。

台風接近のニュースを気にしながら出かけると

朝一番から、バタバタがはじまります。

じんましんが出た子どもが3人続き、

その後はマイコプラズマ、新型コロナ感染と

後半になるとピタリと患者さんの足は遠のき、ゆっくりと過ごします。

夏休みももうすぐおしまい。

みんな宿題の追い込みに忙しいのかな

2024年8月25日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.24

聴診器のむこうに 似合っていますよ

診察室の椅子に座った、4才の女の子

診察を始めると、指のマニュキュアに気づきます。

女の子を支えるおかあさんの指にも、おなじ色のマニュキュアが

おそろいの色で、とっても似あっています。

小さいころから おしゃれセンスを磨くのは、

お姉さんになってからも 大きな楽しみにつながりますね。

2024年8月24日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

 

2024.08.23

あたまのよくなるカンガルー 手を触らせていただいて

8月22日、アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。

講師の谷﨑先生は、ご自身もアトピー性皮膚炎と付き合ってこられました。

講演を終えられた先生のもとに駆け寄り、治療法の質問をします。

そのあと、先生が差し出された腕を触らせていただき、

アトピー性皮膚炎の肌感覚を確かめます。

後になり、大学教授の先生を触らせていただき、失礼なことをしたと反省

でも、すごく勉強になる一日でした。

2024年8月23日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.22

カンガルーの本棚 富士山のことも知っておこうか

鎌田浩毅先生の「富士山噴火と南海トラフ」(講談社ブルーバックス)を読みました。

日向沖地震の後に出された、「南海トラフ巨大地震注意」

防災グッズを求めて、ホームセンター巡りをすると、

防災グッズコーナーの棚は、ほとんどが空の状態です。

鎌田先生は、巨大地震の後にやってくる「富士山噴火」への警鐘を鳴らされます。

火山流、溶岩流、火山弾、火砕流、そして泥流

噴火後に続く災害は、この国を分断します。

情報網が混乱し、流通がとまり、移動が難しくなる

そんな時代が来ないことを願うばかりですが、

まずは知識を身につけて、備えを確かめる。

本書は、マスコミでは取り上げない、

巨大地震後のもう一つの危機を伝えてくれます

2024年8月22日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.21

カンガルーの輪舞曲 暑い日の朝

8月20日 西宮の保育士さんの研修会に出かけました。

食物アレルギーについて3時間

100名の参加者の前にお話しします。

スライドを使い、エピペンの実習をし、

みなさん熱心にお聞きくださいました。

終わって駅までの帰り道 思うように足が進みません。

3時間、立ち続けの説明と、

照り返しの道で、熱中症かも

夏の研修会は、ご用心、ご用心。

2024年8月21日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

2024.08.20

聴診器のむこうに ぼくたち寝てるからね

高校1年生の男の子は、陸上部に入りました。

真夏の照り付ける太陽のもと、何度もグランドを走ります。

「動物園の動物は、みんなお昼寝してるのに、

人間の子どもって、なんで暑いのに走るのかな」と聞かれたら、どうするのと尋ねると、

「そうですね、いや 楽しいから」という答えが返ります。

動物から見たら、人間って、ほんとに変な生き物ですね。

2024年8月20日

いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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